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【Ch F 5/5 4/5】紀元前600年〜550年 古代ギリシア イオニア国 ミレトス スターテル琥珀金(エレクトラム)貨

SOLD OUT
最高のロマン!
現存する世界最古のエレクトロン貨入荷です。

著しい人気を誇る古代ギリシアコインから
特に状態と希少性の高いコインのご紹介となります。

■デザイン

表面:長方形の中にライオン

裏面:
1: 下方デザイン: 幾何学的図形
2: 中央右: しゃがむ「狐」
3: 中央左: 「星形」の幾何学的図形 
4: 上方デザイン: 鹿の頭

■状態

Ch F Strike: 5/5 Surface: 4/5

■コイン詳細

【発行年】紀元前600年?550年
【発行国】イオニア国 ミレトス
【額面】スターテル
【発行枚数】不明
【素材】琥珀金
【重量】13.85g
【直径】22mm
【表面】長方形の中にライオン
【裏面】幾何学的図形、狐、星形、鹿の頭
【NGC鑑定】Ch F 5/5  4/5
【専門書】
1: Weidauer 126
2:  SNG Kayhan 440 var (different position of stag’s head)

■ポイント

*希少性
まず残存していることが困難であり、
状態の良いものを探すことはとても困難となっています。

*状態
GradeのStrike(打刻)は満点!最高評価!
そして、Surface(表面)は、4とこちらも高評価!
とりわけ、凄いのは、古代コインで頻繁に見かける「CountermarkやGraffito」等、一切マイナス評価なし!

※Countermark:何らかの理由で後付けで打刻された痕がある
※Graffito:落書きがある

この年代のコインで、古代コインで多い後から加工がされるなどのマイナス評価がないグレーディングは極めて希少です。

2500年以上も前とは思えないすばらしい状態を保持しています。

*市場性
"歴史的価値がある古代コイン"×"高品質の状態"
は、世界中のコレクターから熱烈に愛されます。

2500年以上前のコインとは思えない美しい輝きを保った歴史的な芸術遺産とも言える古代コイン。
是非お手元のコレクションに加えていただきたい逸品です。

▼コインのストーリー

■概要

現存する世界最古のエレクトロン貨。
著しい人気を誇る古代ギリシアコインです。

■イオニアとは

イオニアとは、エーゲ海に面した、アナトリア半島(現・トルコ)南西部に古代に存在した地方のことである。近くにスミルナ(現・イズミル)があった。アナトリア半島にはイオニア人(古代ギリシア人を構成する1集団)が植民(でなければ、少なくとも支配)した様々な都市国家があり、それらで構成されたイオニア同盟の、北の地域を指す。

古代ギリシア人の言い伝えによると、イオニア地方の諸都市はエーゲ海の反対側からやってきた植民者によって建設された。その植民はアッティカのイオニア人たちの伝説と深く関係していて、最後のアテナイ王コドロスの息子、ネイレウスおよびアンドロクロスが率いての植民だったという。

後世の年代学者たちはこれを「イオニア人の移動」と呼び、その時期は、トロイア戦争の140年後、あるいはヘラクレスの息子たちヘーラクレイダイのペロポネソス半島への帰還の60年後と見なしている。1910年、当時の研究者たちは、正確な時期はともかく、イオニア地方が比較的遅くギリシア化したという、ギリシア人たちに伝わる通説に賛成した。その時期は、ドーリア人の侵入と拡大以後、また、初期エーゲ時代以後にあたる。

■ミレトスとは

ミレトス は、アナトリアの西海岸にある古代ギリシャの都市であった。古代イオニアのマアンデル川河口付近。その遺跡は、トルコのアイドゥン県にある現在のバラット村の近くにあります。紀元前 6 世紀に始まったペルシャの支配以前、ミレトスはギリシャの都市の中でも最大かつ最も裕福な都市の 1 つと見なされていました。

■エレクトロン貨とは

エレクトロン貨(Electrum)は、紀元前670年頃にアナトリア半島のリュディアで発明された、世界最古の鋳造貨幣(硬貨)。

エレクトロン(elektron )とはギリシャ語で琥珀を意味し、金銀合金はその淡黄色が琥珀を連想させるものであることから、琥珀金すなわちエレクトラム(electrum )と呼ばれた。

リュディアのエレクトロン貨はバクトーロス川の河床から得られた砂金、即ち自然金の塊の片面に、動物(アリュアッテス2世の象徴であるライオンの紋章など)や重量(単位はスターテル)などの極印(品質の保証、偽造の防止などのために打つ印)を刻印したものである。

最初は砂金をそのまま秤量貨幣として使用していたが、やがて計量の手間を省くため、溶かして(鋳造)塊として、重量を均一にした硬貨(コイン)にしたという。

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