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【MS 4/5 4/5】紀元前54年 古代ギリシャ コソン トラキア スキタイ スターテル金貨

SOLD OUT
大人気の古代ギリシアコイン!
歴史的背景も魅力な人気コインです!

鉄板の人気を誇る古代ギリシャコインから
特に状態と市場性の高い金貨のご紹介です。

著しい人気を誇る古代ギリシアコインの中でも、
特に状態と市場性の高いコインとなります。

■デザイン

表面:中央の執政官を両サイドから守る護衛官
裏面:花輪をつかむ鷲

※表面に描かれている中央の執政官はユリウス カエサルの暗殺に携わったブルータス本人もしくはその祖先とも考えられています。

■状態

MS Strike: 4/5 Surface: 4/5

■コイン詳細

【発行年】紀元前54年
【発行国】古代ギリシャのトラキアに存在したスキタイ人の王国
【額面】 スターテル
【素材】金
【重量】8.63g
【直径】19mm
【表面】中央の執政官を両サイドから守る護衛官
【裏面】花輪をつかむ鷲
【NGC鑑定】MS Strike: 4/5 Surface: 4/5

■ポイント

*希少性
まず残存していることが困難であり、
状態の良いものを探すことはとても困難となっています。

*状態
Strike(打刻)、Surface(表面)、ともに4と高評価!
グレードもMS評価と申し分なく、その他古代コインにありがちなマイナスとなるポイントは一切ありません。

2000年以上も前とは思えないすばらしい状態を保持しています。

*市場性
ユリウスカエサルの「ブルータス、お前もか」というセリフで有名なマルクス・ユニウス・ブルトゥス(英語読み:ブルータス)。
当時スキタイ人はブルータスを支援していたとも言われており、この金貨はブルータスへの資金援助として発行されていたとも考えられています。

"歴史的価値がある古代コイン"×"高品質の状態"は、世界中のコレクターから熱烈に愛されます。

2000年以上前のコインとは思えない美しい輝きを保った歴史的な芸術遺産とも言える古代コイン!
コレクションとしても、投資対象としても申し分のない1枚です。

▼コインのストーリー

■概要

大人気の古代ギリシアコイン!
ブルータスを支援するための金貨ともいわれる歴史的背景も魅力な金貨です。

■トラキアとは

トラキアは古代の地域で、現在のブルガリアを中心としていました。この地域は古代ギリシャとの接触が深く、文化や貿易の交流が盛んでした。

トラキアは多様な民族や文化の交差点であり、その歴史は紀元前13世紀から始まります。トラキア人は農耕や金属加工などの技術に優れ、地域の豊かな資源を活用して繁栄しました。彼らは優れた騎兵としても知られ、戦闘においても重要な役割を果たしました。

古代ギリシャとの接触により、トラキアはギリシャの文化や影響を受けました。ギリシャ人はトラキアに入植し、都市や植民地を築きました。この交流は、トラキアの都市の発展や貿易の拡大をもたらしています。また、トラキアの王国や都市国家はギリシャと同様に独自の神話や宗教体系を持っており、異なる文化の融合が見られました。

しかし、トラキアはギリシャの支配下には入らず、自らの政治的な統一を維持しました。そのため、トラキアの地域は多くの王国や部族に分かれていました。紀元前5世紀から紀元前4世紀にかけては、ペルシャやマケドニアの侵略にも直面しました。

トラキアの歴史は古代ギリシャの時代とともに続き、その後はローマ帝国の支配下に入りました。ローマ帝国はトラキアを重要視し、インフラ整備や都市の発展を進めました。しかし、ローマ帝国の衰退とともに、トラキアも徐々に衰退していきました。

■スキタイ人とは

スキタイ人はサイス人、古典的スキタイ人やポントスキタイ人とも呼ばれユーラシアのステップ地帯に住む遊牧民族で、馬の飼育や狩猟が中心の生活をしていました。

ギリシャとスキタイ人の接触は、紀元前7世紀から紀元前3世紀にかけて活発に行われました。この交流は主に貿易や文化の交換によって行われました。ギリシャ人はスキタイ人と交易を行い、宝石、皮革、金属製品などの商品を交換しました。スキタイ人の優れた馬術技術は、ギリシャにも影響を与え、戦闘技術や乗馬競技において重要な要素となりました。

ギリシャ人はスキタイ人を異民族として認識し、彼らを「野蛮なバルバロイ」と描写することがありました。しかし、一方でギリシャ人はスキタイ人の生活様式や文化にも興味を抱き、スキタイの王たちとの交流や文化的な影響を受けることもありました。

特に注目すべきは、スキタイの金製品や彫刻の芸術です。スキタイ人は金や宝石を使った装飾品を制作し、馬具や武器、衣装にも豪華な彫刻を施しました。これらの芸術作品はギリシャ人に大きな影響を与え、スキタイの美的な要素は後のギリシャの芸術にも反映されました。

スキタイ人はまた、ギリシャの都市国家との紛争や戦争にも関与しました。彼らはペルシャ帝国やマケドニア帝国との戦争で傭兵として雇われ、戦闘力と馬術の技術でギリシャ人に一定の脅威を与えています。

■ユリウス・カエサルとは

ガイウス・ユリウス・カエサル(紀元前100年 - 紀元前44年3月15日)は、共和政ローマ末期の政務官であり、文筆家。「賽は投げられた」、「来た、見た、勝った」、「ブルータス、お前もか 」などの特徴的な引用句でも知られる。

紀元前44年3月15日元老院の開会前、ポンペイウス劇場に隣接する列柱廊(現在のトッレ・アルジェンティーナ広場内)でマルクス・ブルータスやカッシウスらによって暗殺された。23の刺し傷の内、2つ目の刺し傷が致命傷となった。
殺される際、カエサルは「ブルータス、お前もか」と叫んだとされ、これはシェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』の中の台詞として今も有名である。

カエサルは、文筆家としての才能も高く評価されており、特に『ガリア戦記』の雄大で簡潔な文体は高く評価されている。その人物像からカエサルを描いた書籍、映画は現代でも多数作られています。

■マルクス・ユニウス・ブルトゥス (英語読み:ブルータス)

マルクス・ユニウス・ブルトゥス(Marcus Junius Brutus)は、古代ローマの政治家であり、有名な共和主義者として知られています。彼は共和政ローマの時代における重要な人物であり、特にユリウス・カエサルの暗殺で知られています。

ブルトゥスは名門貴族の家系に生まれ、教育を受けた知識人でした。彼は高い道徳的な価値観を持ち、共和政ローマの伝統的な価値や制度を尊重していました。彼はカエサルの独裁的な統治に反対し、共和制の復興を信じる共和主義者の一員となりました。

紀元前44年、カエサルは独裁者としての地位を確立し、元老院の権限を侵害しました。これに対し、ブルトゥスは他の共和主義者たちと共謀し、カエサルの暗殺を計画しました。紀元前44年3月15日、元老院議事堂でカエサルが暗殺されると、ブルトゥスはその中心的な役割を果たしました。

しかし、ブルトゥスがカエサルの暗殺を主導した理由は純粋に共和主義への信念だけではありませんでした。彼はカエサルがローマの自由を奪い、独裁体制を築こうとしていると信じていましたが、また、彼自身の家族の歴史的な関与もありました。ブルトゥスの先祖は共和政ローマの創設者であるルキウス・ユニウス・ブルトゥスと結びついており、彼はその名誉と伝統を守るために行動したのかもしれません。

ブルトゥスの暗殺計画は一時的にローマの共和制を回復させるように見えましたが、結果的には共和主義者たちは失敗し、共和政ローマは終焉を迎え、内乱と混乱の時代が始まりました。ブルトゥス自身もその後の戦闘で敗北し、自決することを選びました。

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