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【Ch AU★ 5/5-5/5】紀元前315年?294年 古代マケドニア アレキサンダー3世 テトラドラクマ銀貨

ASK
古代コインの代表格!
大人気!アレキサンダー大王の希少大型銀貨です。

こちらのコインは"最高の状態"を保持しており、
世界中のコレクターが欲しがる
「入手困難の1枚」
のご紹介になります。

■デザイン

表面:ライオンの毛皮を被った英雄ヘラクレス
       (アレキサンダー大王自らをモデルにしていると考えられています)

裏面:ギリシア神話の最高神であるゼウスの座像、右手にワシ
銘文:「AΛEΞANΔPOY」松明の上に「Λ」

※アレキサンダー大王のテトラドラクマは、大王が生存中に発行されたもの「Lifetime Issue」と、死後に発行されたもの「Posthumous Issue」があります。本品は「early posthumous issue」と、大王の没後まもない時期に鋳造されています。

■状態

Ch AU★ Strike: 5/5 Surface: 5/5

■コイン詳細

【発行年】紀元前315年?294年
【発行国】古代ギリシア マケドニア王国
【鋳造地】アンフィポリス(Amphipolis)
【額面】テトラドラクマ
【素材】銀
【重量】17.26g
【直径】27mm
【表面】英雄ヘラクレス
【裏面】ゼウスの座像、右手にワシ
【NGC鑑定】Ch AU★ 5/5-5/5
【専門書】Price 447

■ポイント

*希少性
”完璧な状態維持”
残存枚数は多いものの状態が良いものを探すことはとても困難となっています。
この年代で本品のようなハイグレード品は極めて少なく滅多にお目にかかることがありません。

*状態
・Strike(打刻)、Surface(表面)ともに満点!最高評価!
・グレード:CH AU(準未使用品)!
※「Ch」はChoiceの略号で、 AU(準未使用品)グレードの中でも特に状態の良いものに対して付与されます。
・そしてなんと「★」が付与!
※★:状態に特筆すべき美しい評価がある証です。
その他古代コインにありがちなマイナスとなるポイントも一切ありません。

MSにこだわる方も多いですが、ここも古代ならではのポイントです!

古代コインでは「Ch AU」のグレードの位置付けは
AU<Ch AU<MS 
となります。

MSでも見た目のバランス(StrikeやSurface)が悪い場合は、
Ch AUでバランスの良いコインの方が高値で取引されております。

2300年もの時を経て、AU以上の状態で保存されていることは奇跡に近いといっても過言ではありません。

*市場性
アレキサンダー大王は一生涯、軍隊を率いた戦争に敗北したことがなく、歴史上最強の将軍の一人として世界中のコレクターから絶大な人気を誇ります。

"歴史的価値がある古代コイン"×"高品質の状態"
は、世界中のコレクターや投資家間で取り合いになり、すぐに市場から姿を消してしまいます。

2300年前のコインとは思えない美しい輝きを保った歴史的な芸術遺産とも言える古代コイン。
今後の価格推移も大いに期待できる逸品です。

▼コインのストーリー

■概要

紀元前315年?294年にアンフィポリスで作成された銀貨。
絶大な人気を誇るアレキサンダー大王がデザインされた希少なハイグレード品です。

■マケドニア王国とは

マケドニア王国は、古代ギリシャの北部に位置する王国で、紀元前4世紀にはギリシャを含む周辺地域に勢力を持ち、アレクサンダー大王によって拡大されました。

マケドニア王国は、ギリシャ本土の北部に位置し、山脈に囲まれた地形を有していました。そのため、ギリシャ本土の他の都市国家とは独自の文化・言語を持ち、アレクサンダー大王も彼ら自身を「マケドニア人」と見なしていました。

マケドニア王国は、フィリップ2世によって統一され、強力な軍事力を持ちました。彼は、ピクシス(槍)を主力武器とし、ファランクス(密集陣形)戦術を採用し、ギリシャの他の都市国家を征服しました。

その後、フィリップ2世の後を継いだ息子のアレクサンダー大王によって、マケドニア王国は拡大し、エジプト、ペルシャ、インドなど広大な領域を征服しました。アレクサンダー大王の死後、マケドニア王国は分裂し、紀元前148年に共和政ローマに征服されました。

マケドニア王国は、古代ギリシャの中でも強力な国家であり、ギリシャ世界において多大な影響力を持ちました。特に、アレクサンダー大王による征服によって、ギリシャ文化が東方に広まり、東西文化の交流を促しました。

■アレキサンダー3世とは

マケドニア王国国王(在位前336年?前323年)。
フィリッポス2世の子。通称アレキサンダー大王とも呼ばれています。

アレキサンダー大王は、マケドニア王国の国王であり、前336年から前323年まで在位しました。彼はフィリッポス2世の子であり、通称としてアレキサンダー大王とも呼ばれていました。彼は生涯を通じて戦争を指導し、一度も敗北することがありませんでした。彼は歴史上最強の将軍の一人として知られています。

古代マケドニア王国の王子として生まれ、父であるフィリッポス2世の後を継いで紀元前336年にマケドニア王位につきました。彼は若いうちから戦闘の才能を示し、父王の軍事教育を受けて将軍としての能力を磨きました。紀元前20歳で軍の指揮官に任命され、紀元前334年にアジアへの侵攻を開始し、10年間にわたってギリシャ、エジプト、ペルシャ、インドなどの広大な領土を征服しました。

またアレキサンダー大王は軍事的な才能に加えて、知識欲と文化的な関心も深く持っていました。彼の征服により、西洋と東洋の文化が交流する契機ともなりました。彼はアリストテレスによって教育を受け、多言語を話し、ギリシャ神話、文学、哲学に造詣が深かったため、彼の治世は「ヘレニズム文化」の形成に寄与しました。

アレキサンダー大王の軍事的な成功は、彼の指導力と創意工夫によってもたらされました。彼は戦術的に優れた新しい兵器を開発し、常に戦闘の最前線に立ち、部下たちに自らの姿勢を見せて勇気づけました。また、彼は敵国の文化や宗教に対して尊重を示し、征服した国々において政治的な統合を追求しました。

紀元前323年、アレキサンダー大王は33歳で急死しましたが、彼の征服は西洋の歴史に大きな影響を与えました。その業績は数多くの文学、芸術、映画、テレビドラマなどで描かれ、今日まで世界を征服した歴史上最も有名な人物として人々の関心を引き続けています。

■アンフィポリスとは

アンフィポリスはマケドニア王国の支配下にあった都市であり、トラキア地域に位置していました。

アンフィポリスは戦略的に重要な場所に位置しており、エーゲ海とマケドニア王国を結ぶ交通の要所でした。そのため、軍事的な価値が高く、マケドニア王国の拡大において重要な拠点として機能しました。

建設された当初から豊かな都市として知られており、市内には壮大な建造物や美しい彫刻が存在していました。特に有名なのは、アンフィポリスのライオン像です。このライオン像は市の入り口に位置し、威厳ある姿勢で訪れる者を迎えていました。現在では、このライオン像は考古学的な遺跡として保存されており、ギリシャの重要な観光スポットの一つとなっています。

アンフィポリスはまた、文化的な活動や商業の中心地としても栄えました。市内には劇場や公共施設、商業施設が建設され、人々の交流や経済活動が盛んに行われていました。

しかし、アンフィポリスは歴史の中で何度も異なる支配者の下に置かれることとなりました。紀元前4世紀にはマケドニア王国によって支配され、その後、ローマ帝国や東ローマ帝国の支配下に入りました。これにより、アンフィポリスはさまざまな文化的な影響を受けることとなりました。

アンフィポリスの歴史的な重要性は現代においても認識されており、現在でも考古学的な発掘調査が行われています。

■テトラドラクマとは

テトラドラクマは、古代ギリシャやヘレニズム時代に流通していた貨幣の一つで、「4ドラクマ」という意味です。

ドラクマは古代ギリシャの貨幣単位で、銀貨として使用されていました。テトラドラクマは、このドラクマを4つ束ねたもので、銀の重量は約17グラムほどでした。この貨幣は、アレクサンダー大王や彼の後継者たちが発行したもので、その影響力が及んだ地域で広く使用されました。

テトラドラクマは、世界史上でも最も有名な貨幣の一つで、アレクサンダー大王が広大な帝国を築いた時代の象徴としても知られています。また、当時の貿易や交易においても重要な役割を果たし、東西文化の交流を促す貨幣としても重要な役割を果たしました。

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