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【MS65+】1816年 ポルトガル ジョアン6世 400レイス 銀貨

ASK
世界のコレクターも大注目!
希少なハイグレード品!

近年注目度の高いポルトガルコインから、
特に希少性と状態に優れた大型銀貨のご紹介になります。

■デザイン

表面:ポルトガル王国の国章
銘文:JOANNES DG PORT ET ALG P REGENS *400* / *1816*

裏面:マルタ十字を中心に四つ葉
銘文:IN HOC SIGNO VINCES

■状態

MS65+

■コイン詳細

【発行年】1816年
【発行国】リスボン
【額面】400レイス
【素材】銀
【重量】約15g
【直径】約36mm
【表面】ポルトガル王国の国章
【裏面】マルタ十字を中心に四つ葉
【NGC鑑定】MS65+

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数107枚!
鑑定済コインも僅かしかなく残存枚数からも希少性を伺えます。

*状態
NGC第2位鑑定
この上にはわずかに1枚しかありません。
200年以上前のコインでありながら素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
ポルトガルコインは芸術性の高さや希少性も相まって世界のコレクターから非常に高い注目を集めています。
そのため近年の価格上昇も著しく、今後も非常に高い伸びしろ、上昇率が期待されています。

さらに本品は、他の銀貨とは一線を画す大型銀貨です。
大型銀貨はコレクターや投資家からも大変人気があり、世界中で高値で取引されています。

お求めやすい価格でありながら、その価値の成長に期待の膨らむレアコイン!
お手ごろな価格のうちにぜひコレクションしていただきたい1枚です。

▼コインのストーリー

■概要

今大注目のポルトガルコイン!
抜群の状態と市場性を誇る希少な1枚です。

■ブラジルの時代背景

この時代のブラジルは、植民地時代から独立への移行期であり、重要な歴史的変化が進行していました。

この時期のブラジルは、ポルトガルの植民地であり、主要な産業はサトウキビの栽培と砂糖生産でした。しかし、この砂糖プランテーションは奴隷制に大きく依存しており、何百万ものアフリカ人奴隷が非人道的な労働条件下に苦しんでいました。

1807年には、ナポレオンの軍隊によってポルトガルが占領され、ポルトガル王室がブラジルに逃れ、リオデジャネイロに移住。これにより、リオデジャネイロの地位が一層高まることになりました。

1815年には、ポルトガルはブラジルを含むリオデジャネイロを中心にブラジル王国を設立しました。これにより、ブラジルは名実共に独立した王国として扱われるようになりましたが、実際にはポルトガルの植民地であることには変わりありませんでした。

しかし、1821年にポルトガルの憲法制定議会がブラジルを再び植民地として扱おうとしたことが、ブラジル独立への動きを加速させました。ブラジルのエリート層や指導者たちはこれに反発し、独立の運動が本格化していきます。

そして、1822年9月7日には、ブラジルの指導者であるドン・ペドロがポルトガルからの完全な独立を宣言し、ブラジル帝国の初代皇帝として即位しました。これにより、ブラジルは事実上独立国家としての地位を確立したのです。

ブラジルの1800年頃は、政治的転換期であり、自立への道を歩み始めた重要な時期でした。その後の時代では、奴隷制度の廃止や社会・経済の変革など、さまざまな変革が行われることとなりました。これらの歴史的変化が、ブラジルが現在の多様で魅力的な国家へと成長する過程に大きく影響を与えました。

■ジョアン6世とは

ジョアン6世は、ポルトガル王(在位:1816年 - 1826年)。マリア1世と王配ペドロ3世の子。1792年から摂政を務めています。

ジョアン6世は1767年に生まれ、1799年にポルトガル王太子として即位しました。
1807年にナポレオンの侵攻を受けたポルトガルは混乱の中で、リオデジャネイロに移住し、一時的にポルトガル王国の首都をブラジルに移しました。この出来事は、ブラジルにとって重要な転機となり、ジョアン6世の統治下でブラジルは植民地から独立国家への道を歩むこととなりました。

ジョアン6世は、植民地政策の改革を試み、ブラジルの経済や社会の発展を図りました。彼の統治期間中には、ブラジルの産業や教育の発展に重要な役割を果たす政策が実施されました。特に、ブラジルでの砂糖産業の近代化や教育機関の設立が進められました。

一方で、ジョアン6世の統治は財政難や政治的な対立によって困難なものでした。また、奴隷制度を維持し、奴隷貿易を続けたことも批判の対象となりました。

1820年にはリスボンでリベラルな動きが広がり、ポルトガル本土からの要請により、ジョアン6世はブラジルを離れてポルトガルに戻りました。この帰還により、ブラジルの政治的状況は再び不安定な時期に入り、独立の運動が本格化していきます。

1822年には、ジョアン6世の息子であるペドロ1世がブラジルの独立を宣言し、ブラジル帝国の初代皇帝となりました。これにより、ジョアン6世の統治下で築かれた改革とブラジルの独立運動が相まって、ブラジルが独立国家としての地位を確立することになりました。

ジョアン6世は、ブラジルとポルトガルの歴史に大きな影響を与えた君主であり、ブラジルの近代化と独立の道を切り拓いた重要な人物として記憶されています。

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