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【MS62】1925年 チェコスロバキア 1ダカット金貨

ASK
現在存在しない国のダカット金貨!
世界市場で抜群の人気を誇るチェコスロバキアコイン。

世界中のコレクターに大変人気のあるダカット金貨から
特に状態と市場性に優れたコインのご紹介となります。

■デザイン

表面:チェコの守護聖人・聖ヴェンセスラス(ヴァーツラフ1世)
銘文:NEDEJ・ZAHYNOUTI・NÁM・I・BUDOUCÍM

裏面:チェコの象徴であるライオンとスロバキアの盾のモチーフ
銘文:REPUBLIKA ČESKOSLOVENSKÁ 1925

■状態

MS62

■コイン詳細

【発行年】1925年
【発行国】チェコスロバキア
【額面】1ダカット
【発行枚数】66,279枚
【素材】金
【重量】約3.49g
【直径】約19.8mm
【表面】聖ヴェンセスラス(ヴァーツラフ1世)
【裏面】ライオンと盾
【NGC鑑定】MS 62

■ポイント

*希少性
発行枚数66,279枚
NGC鑑定枚数340枚。
20世紀の前半に鋳造されましたが、その多くは第二次世界大戦の最中や戦後に失われてしまい、わずかしか残っていません。
また希少性・人気ともに非常に高いコインですので、市場に出ると世界中のコレクターや投資家間で取り合いになり、すぐに姿を消してしまいます。

*状態
NGC第11位鑑定
約100年前のコインでMS(完全未使用品)評価とすばらしい状態を保持しています。

*市場性
チェコスロバキア金貨は、現在存在しない国のコインということもあり、希少性の高さも相まってコレクターや投資家からとても人気があります。

イギリスやヨーロッパ他国の金貨はなかなか手の出しにくい価格帯になっている中、ヨーロッパの金貨をこの価格帯で購入できるチェコスロバキアコイン!
とはいえ著しく上昇を続けていますので、
この価格帯のうちにコレクションに加えることをお勧めします。

美しさと芸術性があふれたこのダカット金貨は市場性と希少性を兼ね備えた今後の価格推移も大いに期待できる金貨です。
是非お手元のコレクションに加えていただきたい逸品です。

▼コインのストーリー

■概要

現在存在しない国チェコスロバキアの希少コイン!
世界中のコレクターから大変人気のあるダカット金貨です。

■チェコスロバキアとは

チェコスロバキアは、1918年から1992年にかけて中央ヨーロッパに存在した連邦国家。
第一次世界大戦後にオーストリア=ハンガリー帝国から独立し、第二次世界大戦後にソビエト連邦の影響下に入るなど、複雑な歴史を辿っています。

チェコスロバキアは、チェコ地域とスロバキア地域の2つの主要な地域で構成されていました。これらの地域は、地理的・文化的にも異なっており、言語や文化などの面で違いがありましたが、長年にわたって統一国家を形成していました。

第二次世界大戦中、チェコスロバキアはナチス・ドイツに占領されました。戦後、ソ連の影響下に入り、共産主義政権が樹立されましたが、1989年のビロード革命によって共産主義政権が崩壊し、翌1990年には自由選挙が実施されています。

1993年には、チェコとスロバキアが平和的に分離し、それぞれ独立国家となっています。現在は、チェコ共和国とスロバキア共和国として、それぞれ独自の政治・経済体制を持っています。

チェコスロバキアは、その歴史的・文化的背景から、多くの世界的な芸術家や文化人を輩出し、また、かつての東欧諸国で最も民主的な国家の一つであり、その民主主義の精神は現在でも受け継がれています。

■チェコの守護聖人・聖ヴァーツラフとは

ヴァーツラフ1世(Wenceslaus I)は、中世ヨーロッパにおいて13世紀初頭にボヘミア王国を支配した人物。12世紀末にボヘミアのプシェミスル朝に生まれ、父ボレスラフ3世の後を継いでボヘミア王となりました。
彼は、国内におけるキリスト教の普及や、宗教的寛容政策を行ったことで知られており、また、ボヘミア王国の領土拡大や経済発展をもたらした実績が評価されています。

ヴァーツラフ1世は自分の建てた聖ヴィート大聖堂に葬られるが、彼を讃える詩や歌が古くから語り継がれており、そのなかで真のキリスト者にして理想の騎士とされ、国と民族を守った英雄としても語られるようになっています。

近代に入ると、ヴァーツラフ1世はよりいっそう民族主義の英雄として取り上げられ、チェコ全土に彼にまつわる像や絵画は数知れずあり、現在チェコでは命日である9月28日は祝日となっています。

■ダカット(Ducat)とは

ダカットは、中世後期から20世紀の後半頃までヨーロッパで使用された硬貨。同時期を通じて、多様な金属で作られた様々なダカットが存在しました。
この硬貨が初めて発行されたのは、シチリア王ルッジェーロ2世統治下のプッリャ公国(公爵領)であったと考えられています。
「ダカット」という単語は中世ラテン語の"ducatus"(「公爵の」や「公爵領の」、又は「公爵の硬貨」の意。)が語源とされています。

 

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