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【MS65 BN】1938年 バチカン市国 ピウス11世 10センテシミ銅貨

SOLD OUT
入荷困難!
世界市場で抜群の人気を誇るバチカンコイン!
その中でも、鑑定枚数僅か4枚の希少性!
しかも最高鑑定品という極めて希少価値の高い銅貨のご紹介です。

■デザイン

表面:ピウス 11 世の肖像
銘文:STATO DELLA CITTÀ DEL VATICANO C. 10

裏面:紋章と日付
銘文:PIVS XI P・M・AN・XVⅡ 1938

■状態

 MS65BN

■コイン詳細

【発行年】1938年
【鋳造地】ローマ
【鑑定枚数】4枚
【額面】10センテシミ
【素材】銅
【重量】約5.5g
【直径】約22mm
【表面】ピウス 11 世の肖像
【裏面】紋章と日付
【PCGS鑑定】MS65BN

■ポイント

*希少性
PCGS鑑定枚数4枚。
本品と同じデザインのコインは1929~1938年まで鋳造されていますが、1938年に作成された本品は、ピウス11世の死去に伴い鋳造が中止されたため、発行された枚数は極めて限られています。
その為鑑定枚数も少なく、市場ではほぼ見かけることができない大変希少なレアコインとなっています。

*状態
PCGS最高鑑定。
※BN:自然の時間経過で浮き出るほぼ茶系のトーン、褐色の光沢を意味しています。
約100年前のコインでMS(完全未使用品)評価!さらに最高鑑定品と抜群の状態を保持しています。

*市場性
世界遺産に登録されているバチカン市国は、美術史上の巨匠たちによる素晴らしい作品が数多く展示され、貴重なコレクションが豊富に収蔵されています。

そのため、バチカンコインもその芸術性の高さから世界中のコレクターに大変人気があり、さらにコアなファンのコレクターも存在しているため、底支えもしっかりしています。

近年、ヨーロッパ金貨の値上がりが激しい中で、
バチカンコインはまだ比較的手が出し易い価格で購入が可能となっています。
とはいえ今後ますます注目をされていくコインとなりますので
この価格帯のうちにコレクションに加えることをお勧めいたします。

美しさと芸術性があふれたこのバチカンコインは市場性と希少性を兼ね備えた今後の価格推移も大いに期待できるコインです。
是非お手元のコレクションに加えていただきたい逸品です。

▼コインのストーリー

■概要

世界市場で抜群の人気を誇るバチカンコイン!
鑑定枚数僅か4枚の希少性!
さらに最高鑑定品という極めて希少価値の高い銅貨です。

■バチカン市国とは

バチカン市国は、世界で最も小さく、かつ独立した国家であり、ローマ教皇の宗教的な権威が結集する聖座の拠点となっています。位置はローマ市内で、わずか44ヘクタール(約110エーカー)の狭い面積を有しています。この小さな領土は歴史的な重要性と文化的な富に溢れ、世界中のカトリック信者にとっては霊的な中心地となっています。

バチカン市国の歴史は古く、1929年にラテラノ条約によって成立しました。この条約は、イタリアと教皇庁との合意により、バチカン市国を独立国とし、宗教的な自由と権威を確立しました。行政、司法、および立法権はバチカン市国が独自に有し、独自の通貨を使用していました。

この小さな国は、世界的に有名な観光地としても知られており、特にバチカン美術館やシスティーナ礼拝堂の天井画など、芸術や歴史の宝庫が多くの訪問者を引き寄せています。バチカン市国には、サン・ピエトロ大聖堂や聖座庭園など、さまざまな宗教的な建造物や聖域が存在しています

バチカン市国は教会法の中心地であり、カトリック教会の教皇によって統治され、信仰と宗教行事が日々行われています。教皇はカトリック教会の精神的な指導者であり、またバチカン市国の国家元首でもあります。その小さな領域においても、バチカン市国は世界的な影響を保ち続け、文化的な遺産と宗教的な価値を共に育んでいます。

■ピウス11世とは

ピウス11世(Pius XI)は、カトリック教会のローマ教皇で、1922年から1939年までの在位期間中にその権威を築いた指導者でした。

ピウス11世は1922年に教皇に選ばれ、在位中には二つの世界大戦のはざまの時期(戦間期)でもあり、激動の時代が訪れました。彼の時代にはファシズムとナチズムが台頭し、ピウス11世はこれに対抗するために激しい反対を表明しました。彼は特にファシズムに対して厳しい言葉で非難し、社会正義と人権の重要性を訴えました。

教会内では、ピウス11世はキリスト教社会秩序に関する社会的な教えを推進しました。1931年には社会問題に関する回勅『クアドラゲシモ・アンノ』を発表し、貧困、不平等、労働者の権利に焦点を当て、キリスト教の原則に基づいた社会的な改革を訴えました。

1933年には、ローマ・カトリック教会とナチス・ドイツとの間で「ライヒスコンコルダート」が締結され、ピウス11世はこれに署名しました。しかし、その後ナチス政権の台頭と反キリスト教的な政策に対しては失望し、彼の死の直前にはナチス政権に対する公然とした非難を行いました。

ピウス11世は、カトリック教会の指導者として、困難な時代において社会的な正義と倫理に焦点を当て、その権威を行使しました。彼の在位中には世界的な政治的な変革が進行し、彼はキリスト教の価値観と社会的な正義を強調して対応しました。

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