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【MS65】1853年 イギリス ヴィクトリア女王 ヤングヘッド 1ソブリン金貨

SOLD OUT
コレクターを魅了する天才彫刻家デザイン!
世界中のコレクターを魅了してやまないヴィクトリア女王が描かれた金貨です。

世界市場で絶大な人気を誇るヴィクトリアコインから
人気の高い「ヤングヘッド」タイプのご紹介となります。

■デザイン

表面:ヴィクトリア女王(ヤングヘッド)の肖像
銘文:VICTORIA DEI GRATIA 1853

裏面:英国の紋章が入った盾に王冠がかけられているモチーフ
銘文:BRITANNIARUM REGINA FID: DEF

※表面首元のWWの刻印はイギリスの天才彫刻家「ウィリアム・ワイオン」のデザインを意味しています。
若々しくも、品と自信に満ち溢れた横顔は、この時代の栄華を極めたイギリスに相応しいデザインと言えます。
 ソブリン金貨の特徴の一つは、表面に描かれたイギリスの君主の姿です。この君主の肖像がソブリン(君主)と呼ばれる名前の由来ともなっています。

■状態

MS65

■コイン詳細

【発行年】1853年
【鋳造地】イギリス
【額面】1ソブリン
【発行枚数】10,598,000枚
【素材】金
【直径】約22.05mm
【重量】約7.99g
【表面】ヴィクトリア女王(ヤングヘッド)の肖像
【裏面】英国の紋章が入った盾に王冠がかけられているモチーフ
【PCGS鑑定】MS65

■ポイント

*希少性
PCGS鑑定枚数126枚。
NGC鑑定枚数2枚。
発行総数は多いものの、1853年鋳造は約11,000枚と少なくとても希少な年号になります。
さらに流通貨幣として使用されていたためコレクション対象となる状態のコインは少なく滅多にお目にかかることはできません。

*状態
PCGS第3位鑑定。
・PCGS 上位グレードわずか5枚!
MS65+: 1枚
MS66: 4枚

・NGC上位グレードありません。
約150年以上前でありながら素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
アンティークコインでは王道のイギリスコイン!
近年の著しい値上がりをみてもイギリスコインの人気の高さは一目瞭然です!

そのイギリスコインの代表格でもあり、国内外共に人気が色褪せないのがこのヴィクトリア金貨です。
 
大英帝国ビクトリア女王(在位1837-1901年)をレリーフにしたこの金貨は、
若いころの女王が描かれている非常に人気がある銘柄のひとつです。

そして世界で最も美しいコインの一つと評される「ウナとライオン」をデザインしたイギリスの天才彫刻家ウィリアム・ワイオンによるデザイン!

その秀逸なデザインによる人気の高さと、絶大な人気を誇るヴィクトリア女王が描かれたコインは世界中のコレクターを魅了してやみません。

アンティークコインコレクターであれば一枚は所有したい世界中でも日本でも絶大な人気を誇る金貨です。
在庫があるタイミングで是非コレクションに加えていただきたい逸品になります。

▼コインのストーリー

■概要

コレクターを魅了する天才彫刻家デザイン!
世界中のコレクターを魅了してやまないヴィクトリア女王が描かれた金貨です。

■イギリスの時代背景

ジョージ3世の60年にわたった長い統治が1820年に終わり、その後ジョージ4世(在位1820~30)・ウィリアム4世(在位1830~37)が続きましたが、この二人の素行上の問題からイギリス君主制は存続の危機を迎えてしまいます。しかし1837年、そこに登場した18歳のかわいらしいヴィクトリア女王の登場は、国民の王室離れをとどめる効果がありました。

18世紀60年代以降に本格化したイギリスの産業革命によって、他に先駆けて工業化を達成し、特に1830年代から70年代には、イギリスは世界の工場と言われる程、高い競争力を誇っていました。特に1837~1901年のヴィクトリア女王の時代、ヴィクトリア朝は経済の繁栄と広大な海外植民地を誇り、イギリスの第一帝国(1763~1783年、第一次植民地帝国)に続く繁栄の時期で第二帝国とも言われています。

このヴィクトリア時代にはイギリスの繁栄を象徴する出来事として、1851年にロンドン万国博覧会が開催されています。

■ヴィクトリア女王とは

ヴィクトリアは、イギリス・ハノーヴァー朝第6代女王(在位:1837年6月20日 - 1901年1月22日)。
2022年9月8日までイギリス女王であったエリザベス2世の高祖母にあたる。

ヴィクトリア女王は、19世紀のイギリス女王であり、世界史において重要な役割を果たしています。彼女は1837年に18歳で即位し、63年にわたって在位しました。この長期間の統治は、イギリスの国際的な地位を強化し、国内外での産業革命の進展を支援し、社会的な変革をもたらすなど、多くの歴史的な出来事を生み出しました。

19世紀初頭において、女性が政治的地位を占めることが稀であった時代に女性の権利を推進し、一般的な教育や、女性の選挙権拡大を支援しました。
彼女の統治期間は、文化的にも隆盛期であり、英国文学や音楽の黄金時代とされ、彼女の名前が冠せられた時代を「ヴィクトリア朝」とも呼ばれています。

また、ヴィクトリア女王は、世界中に植民地を拡大し、イギリス帝国を最大にしました。帝国の拡大により、商業的な利益や政治的影響力を獲得しています。

彼女は、夫のアルバート公との幸せな結婚生活で知られており、彼女が夫の死により強い悲しみに陥った後、彼女は社交活動から引きこもり、厳格な服装と行動規範で知られる「喪の期間」を過ごしました。これが、19世紀のモラルコードやファッションの変化を引き起こし、黒色の服装が一般的な悲しみの象徴となりました。

彼女は1901年に亡くなり、その長期にわたる統治期間は、英国史上でも際立っており、繁栄を極めた大英帝国を象徴する女王として知られています。

■ソブリン金貨とは

ソブリン金貨(Sovereign)とは、イギリスの1スターリング・ポンドに相当する金貨の名称。Sovereignという金貨は、1489年ヘンリー7世の時代に発行された量目240グレインの金貨が20シリングと等価とされたのが最初である。この金貨はそれまで流通していた天使を描いたエンゼル金貨に対して、玉座に坐る国王が描かれたため、ソブリン(君主)と名づけられた。昔のソブリン金貨は、1604年を最後に鋳造が打ち切られ、1663年にギニー金貨が発行され、以後19世紀初頭まで、金貨はギニー金貨のみとなりました。

イギリスが金本位制を採用した1816年貨幣法で新しい本位金貨が制定され、これをソブリンと名づけ1817年から鋳造されています。新しいソブリン金貨は、表は国王の横顔であったが、裏にはセントジョージが竜を退治している図案が描かれ、以後この図案がソブリン金貨の代表的な図案となりました。

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