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【MS65+★】1575年 神聖ローマ帝国 オーストリア フェルディナンド1世 ターラー銀貨

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入手困難!
世界市場で抜群の人気を誇るターラー銀貨。
鑑定枚数僅か1枚のレアコインです。

・大変希少な16世紀のターラー銀貨
・奇跡の状態を保持する最高鑑定品

といった素晴らしい条件が揃っています。
ぜひ下記詳細をご覧ください。

■デザイン
表面:左手に剣を持ったフェルディナンド1世の肖像
銘文:FERDINANDVS D (60) G ARCHID AVSTRIE

裏面:紋章が入った盾
銘文:DVX BVRGVNDIE // COMES TIROLIS HA

■状態

MS65+★

■コイン詳細

【発行年】1575年
【発行国】オーストリア ハル
【額面】1ターラー
【NGC鑑定枚数】1枚
【素材】銀
【表面】左手に剣を持ったフェルディナンド1世の肖像
【裏面】紋章が入った盾
【NGC鑑定】MS65+★

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数わずか1枚!
16世紀のターラー銀貨は状態の良いものが極めて少なく且つ、残存枚数も多くはありません、
鑑定枚数の少なさからも特筆すべき希少性が伺えます。

*状態
NGC最高鑑定品
この時代のターラー銀貨は良い状態のものが極めて少ない中、驚きのMS評価(完全未使用品)!
しかも「+」表記は状態に優れ、限りなく上位のグレードに近いことを意味します。
そしてなんと『★』が付与!
※★:状態に特筆すべき美しい評価がある証です。

16世紀鋳造のターラー銀貨では滅多に見かけることが無い奇跡のような状態を保持しています。

*市場性
ハプスブルク家、オーストリア皇帝が描かれたコインは歴史的にも有名で非常に高い人気を誇っており、
さらに近世ターラー銀貨は状態の良いものが極めて少なく、残存枚数の少なさも相まって世界中のコレクターから根強い人気があります。

また本品のような状態の良いコインは市場で見かけることは滅多になく、出てきてもコレクターや投資家の取り合いになり市場からすぐに姿を消してしまっています。

・希少な近世ターラー銀貨
・奇跡の状態を保持する最高鑑定品
という本品は世界中のコレクターから注目を集める逸品になります。

美しさと芸術性があふれたこのターラー銀貨は市場性と希少性を兼ね備えた今後の価格推移も大いに期待できる銀貨です。
コレクションとしても、投資対象としても申し分のない逸品です。

▼コインのストーリー

■概要

世界市場で抜群の人気を誇る希少なターラー銀貨。
鑑定枚数僅か1枚のレアコインです。

■神聖ローマ帝国とは

神聖ローマ帝国は、中世から近世にかけて中欧地域に広がる政治的な連合体で、現代のドイツ、オーストリア、ベルギー、オランダ、チェコ、スロバキア、スロベニア、ルクセンブルク、スイスなどにまたがり、962年から1806年までの長い歴史を有していました。

この帝国は、ローマ帝国の後継国を自称し、神聖ローマ皇帝によって支配されました。神聖ローマ皇帝は、神聖ローマ教会の支持を受け、神の選択によって統治されたとされました。帝国の成立は、フランク王国の皇帝カール大帝の死後、東フランク王オットー1世がイタリアを征服し、962年に教皇ヨハネス12世によって皇帝に戴冠されたことに始まります。その後、神聖ローマ帝国は分権的な政治体制を確立し、諸侯が領土を支配し、皇帝は主に外交や司法を担当する役割を果たしました。

帝国はドイツを中心に中欧に広がり、領土は時折変動しました。領土は選帝侯、帝国直轄領、自由都市などに分かれ、地域ごとに異なる政治や社会制度が存在しました。

神聖ローマ帝国は中世ヨーロッパの政治・文化・宗教史に大きな影響を与え、帝国内の諸侯や都市国家は相互に競い合いつつ、文化や技術の発展を促進し、キリスト教文化の拠点として機能しました。宗教改革時には、皇帝やカトリック教会との対立が起き、帝国内で宗教分派の対立が深まりました。

18世紀に入ると、神聖ローマ帝国は国際政治での影響力を喪失し、プロイセン王国やオーストリア帝国などに取って代わられました。1806年には、ナポレオン・ボナパルトによって解体され、神聖ローマ皇帝フランツ2世は皇帝の地位を廃止し、帝国の歴史は幕を閉じました。

■フェルディナンド1世について

フェルディナント1世は、神聖ローマ帝国の皇帝で、16世紀半ばから17世紀初頭にかけてその在位を誇示した重要な君主の一人です。彼はオーストリア出身で、1503年に生まれ、神聖ローマ帝国の在位は1556年から1564年までという比較的短い期間でしたが、その間に帝国の安定と経済的な繁栄を追求しました。

フェルディナント1世は、神聖ローマ皇帝カール5世の弟であり、彼の退位後に帝位を継承しました。彼は帝国内の宗教的な対立や領土の分割に直面しましたが、巧妙な外交手腕と宗教的対話によってこれらの問題を解決することに成功しました。特に、彼の宗教平和令(アウグスブルグの和議)は、カトリック教徒とプロテスタント教徒との共存を試み、帝国内の宗教的不安を和らげる役割を果たしました。

彼はまた、ハプスブルク家の伝統に則り、領土を効果的に統治し、経済的な発展を奨励しました。また、帝国の法制度の改革にも尽力し、その結果、フェルディナント1世の統治下で神聖ローマ帝国は安定期に入り、経済的にも文化的にも発展しました。

フェルディナント1世は1564年に亡くなりましたが、その統治は帝国の歴史において重要な時期であり、帝国の平和的な発展に寄与した君主として記憶されています。

■ターラー (通貨)とは

ターラー(ターレル、Thaler、Talerとも)は、16世紀以来数百年にわたりヨーロッパ中で使われていた大型銀貨です。その名残は、現在もアメリカ合衆国ドルをはじめとするドル(dollar)や、2007年までスロベニアで使われていたトラール(tolar)などの通貨名にも残されています。

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