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【MS62】1887年 イギリス ヴィクトリア女王 ジュビリーヘッド 2ポンド金貨

SOLD OUT
世界中のコレクターを魅了してやまないヴィクトリア金貨!

永遠の鉄板コインとして絶大な人気を誇るヴィクトリアコインから
2ポンド金貨通称「ジュビリーヘッド」のご紹介となります。

■デザイン

表面:ビクトリア女王(ジュビリーヘッド)肖像
裏面:セントジョージの龍退治

きらびやかな王冠、装飾が美しいローブ、品と自信に満ち溢れた横顔は、
この時代の栄華を極めたイギリスに相応しいデザインとなっています。
 
裏の龍退治の図柄は英国のソブリン金貨でよく見ることができます。
ソブリン金貨では1817年から伝統的にこの図柄が描かれています。
 
ソブリン金貨の特徴として、表にイギリスの国王が描かれており、
これがソブリン(君主)という呼称の由来にもなっています。

■状態

MS62

■コイン詳細

【発行年】1887年
【鋳造地】イギリス
【額面】2ポンド=2ソブリン
【発行枚数】91000枚
【素材】金
【直径】約28.4mm
【重量】約15.97 g
【表面】ヴィクトリア女王
【裏面】聖ジョージの竜退治
【NGC鑑定】MS62

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数979枚。
発行枚数は多いものの、世界中のコレクターや投資家たちの奪い合いになり市場に出てもすぐ姿を消してしまいます。

*状態
NGC第10位鑑定
約150年前でありながらMS(完全未使用品)評価と素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
アンティークコインでは王道のイギリスコイン!
近年の著しい値上がりをみてもイギリスコインの人気の高さは一目瞭然です!

そのイギリスコインの代表格でもあり、国内外共に人気が色褪せないのがこのヴィクトリア金貨です。
 
大英帝国ビクトリア女王(在位1837-1901年)をレリーフにしたこの金貨は、
"ジュビリーヘッド"と呼ばれ昔から非常に人気がある銘柄のひとつです。
 
「ジュビリー」とは「記念祭」などの祝祭の意味で、
即位50周年を記念して1887年の1年間のみ発行された貴重性ある金貨です。

アンティークコインコレクターであれば一枚は所有したい世界中でも日本でも絶大な人気を誇る金貨です。
在庫があるタイミングで是非コレクションに加えていただきたい逸品になります。

▼コインのストーリー

■概要

世界中のコレクターを魅了してやまないヴィクトリア金貨!
絶大な人気を誇るジュビリーヘッドの2ポンド金貨になります。

■時代背景

ジョージ3世の60年にわたった長い統治が1820年に終わり、その後ジョージ4世(在位1820~30)・ウィリアム4世(在位1830~37)が続きましたが、この二人の素行上の問題からイギリス君主制は存続の危機を迎えてしまいます。しかし1837年、そこに登場した18歳のかわいらしいヴィクトリア女王の登場は、国民の王室離れをとどめる効果がありました。

18世紀60年代以降に本格化したイギリスの産業革命によって、他に先駆けて工業化を達成し、特に1830年代から70年代には、イギリスは世界の工場と言われる程、高い競争力を誇っていました。特に1837~1901年のヴィクトリア女王の時代、ヴィクトリア朝は経済の繁栄と広大な海外植民地を誇り、イギリスの第一帝国(1763~1783年、第一次植民地帝国)に続く繁栄の時期で第二帝国とも言われています。

このヴィクトリア時代にはイギリスの繁栄を象徴する出来事として、1851年にロンドン万国博覧会が開催されています。

■ヴィクトリア女王とは

ヴィクトリアは、イギリス・ハノーヴァー朝第6代女王(在位:1837年6月20日 - 1901年1月22日)。
2022年9月8日までイギリス女王であったエリザベス2世の高祖母にあたる。

ヴィクトリア女王は、19世紀のイギリス女王であり、世界史において重要な役割を果たしています。彼女は1837年に18歳で即位し、63年にわたって在位しました。この長期間の統治は、イギリスの国際的な地位を強化し、国内外での産業革命の進展を支援し、社会的な変革をもたらすなど、多くの歴史的な出来事を生み出しました。

19世紀初頭において、女性が政治的地位を占めることが稀であった時代に女性の権利を推進し、一般的な教育や、女性の選挙権拡大を支援しました。
彼女の統治期間は、文化的にも隆盛期であり、英国文学や音楽の黄金時代とされ、彼女の名前が冠せられた時代を「ヴィクトリア朝」とも呼ばれています。

また、ヴィクトリア女王は、世界中に植民地を拡大し、イギリス帝国を最大にしました。帝国の拡大により、商業的な利益や政治的影響力を獲得しています。

彼女は、夫のアルバート公との幸せな結婚生活で知られており、彼女が夫の死により強い悲しみに陥った後、彼女は社交活動から引きこもり、厳格な服装と行動規範で知られる「喪の期間」を過ごしました。これが、19世紀のモラルコードやファッションの変化を引き起こし、黒色の服装が一般的な悲しみの象徴となりました。

彼女は1901年に亡くなり、その長期にわたる統治期間は、英国史上でも際立っており、繁栄を極めた大英帝国を象徴する女王として知られています。

■ヴィクトリア女王ゴールデンジュビリーとは

イギリス女王ヴィクトリアが即位50周年を迎えた1887年に行われた祝典です。

この祝典では、各地で様々な行事や催し物が行われ、国民や世界中から多くの人々が集まりました。特に、6月21日にはロンドンで盛大なパレードが行われ、女王陛下自らも装飾された馬車に乗ってパレードに参加しました。

パレードには、各地から集められた軍隊や警察、消防隊、学校の生徒たちなどが参加し、豪華な衣装や装飾が施された馬車や馬に乗って行進しました。また、パレードルートには観客席が設置され、多くの人々がパレードを見物しました。

その他にも、多くの祝賀行事が行われました。例えば、エプソム競馬場で開催されたゴールデンジュビリーステークス等のスポーツ競技や、国会議事堂での祝宴などがありました。

このゴールデンジュビリーは、女王陛下が長く君臨する中での重要な節目となり、国民の祝福と尊敬を集めた記念すべき祝典となりました。

■ソブリン金貨とは

ソブリン金貨(Sovereign)とは、イギリスの1スターリング・ポンドに相当する金貨の名称。Sovereignという金貨は、1489年ヘンリー7世の時代に発行された量目240グレインの金貨が20シリングと等価とされたのが最初である。この金貨はそれまで流通していた天使を描いたエンゼル金貨に対して、玉座に坐る国王が描かれたため、ソブリン(君主)と名づけられた。昔のソブリン金貨は、1604年を最後に鋳造が打ち切られ、1663年にギニー金貨が発行され、以後19世紀初頭まで、金貨はギニー金貨のみとなった。

イギリスが金本位制を採用した1816年貨幣法で新しい本位金貨が制定され、これをソブリンと名づけ1817年から鋳造されています。新しいソブリン金貨は、表は国王の横顔であったが、裏にはセントジョージが竜を退治している図案が描かれ、以後この図案がソブリン金貨の代表的な図案となりました。

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