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【MS61】1791年 フランス ルイ16世 試作貨幣「ESSAI」エキュ銀貨

SOLD OUT
入荷困難!
NGC鑑定わずか4枚、そして最高鑑定品。

市場に存在や流通がない希少な試鋳貨(Essai)から
高い市場性と最高状態である1枚のご紹介となります。

■デザイン

表面:左向きのルイ16世の胸像
銘文:LOUIS XVI ROI DES FRANCOIS 1791

裏面:左に雄鶏、祭壇の上に置かれたテーブルに「憲法」という言葉を彫刻するモチーフ
銘文:1:「REGNE DE LA LOI」(和訳: 法の統治)、2: Constitution(憲法)、3: 2.D.L.LIB (解放/自由になって2年目)

※本品試作貨幣の特徴は、表面と裏面の外側にある点であり、この点がフランスコインの芸術性の高さをさらに際立たせています。

■状態

MS61

■コイン詳細

【発行年】1791年
【鋳造地】パリ(A)
【額面】エキュ
【NGC鑑定枚数】4枚
【素材】銀
【重量】約31.55g
【直径】約24mm
【表面】ルイ16世
【裏面】左に雄鶏、テーブルに「憲法」という言葉を彫刻するモチーフ
【NGC鑑定】MS61
【専門書】
1: Mazard Nb.84l
2: Ci.2238
3: Dy.1718
4: Dr.901

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数わずか4枚!
通常発行されたコインとは違い、試作貨幣ですので発行枚数はわずか数枚。
驚くべき希少性を誇ります。

*状態
NGC最高鑑定品!
エキュ銀貨は全体的に残存枚数が少なく、かつ状態の良いものは滅多にお目にかかれません。
その中で本品はMS評価(未使用品)!さらに最高鑑定品と200年以上前とは思えない素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
フランスコインは芸術性の高さから世界中のコレクターから非常に人気が高く、市場性も抜群!
さらにエキュ銀貨はフランス全土で発行された銀貨で、その種類の豊富さと希少性から絶大な人気を誇り、また銀貨ならではの重量感が世界中のコレクターを虜にしています。

かつ本品は希少性の高い試作貨幣(Essai)!
試作貨幣は試作貨幣専門のコレクターもいるくらい国内外問わず熱い注目を集めています。

”試作貨幣”×”最高鑑定品”
この組み合わせは、
世界中のコレクターから大いに重宝され、
今後の価格推移も大いに期待できる逸品になります。

試作貨幣となるため、もちろん大量発行はされません。
その極めて限られた枚数から現世に最高状態で残っている。
これはコレクターがうなり、ロマンを感じます。

資産として、投資として、コレクションとして、
どれをとっても申し分のない 末長く所持していたい逸品です!

▼コインのストーリー

■概要

絶大な人気を誇るエキュ銀貨!その中でも特筆すべき希少性を誇る最高鑑定品です。

■フランスの時代背景

本品が鋳造された時代のフランスは、重要な歴史的な時期でした。この時期には、フランスはブルボン朝の支配下にあり、フランス王ルイ16世が統治していました。しかし、国内では社会的な不平等や経済的な困難が増大しており、人々の不満が高まっていました。

1789年にはフランス革命が勃発しました。これはフランス社会の構造的変革を求める運動であり、不平等や特権を持つ身分制度に反対するものでした。革命はバスティーユ監獄の襲撃をきっかけに広まり、国内各地で暴動となりました。

革命は1792年にフランス共和国の成立へと進展しました。国王ルイ16世は処刑され、共和制が宣言されました。この時期、フランスは革命戦争と呼ばれる一連の紛争に巻き込まれ、ヨーロッパ全土との戦いに入りました。

1799年、フランスの政治的な混乱を終わらせるため、ナポレオン・ボナパルトが政権を掌握しました。ナポレオンはフランス統一と強化を目指し、多くの改革を実施しました。彼は軍事的な才能に恵まれ、ナポレオン戦争によってフランスの勢力を拡大しました。

しかし、ナポレオンの野心的な拡張政策は他の国々の反発を招き、1814年には敗北し、エルバ島に追放されました。その後、ナポレオンは一時的に復帰しましたが、1815年のワーテルローの戦いで再び敗北し、セントヘレナ島に追放されました。

この時代のフランスは、革命とナポレオンの台頭という大きな変革期に位置していました。これらの出来事はフランスの政治、社会、そしてヨーロッパの歴史に大きな影響を与えました。

■ルイ16世とは

ルイ16世は、(1754年8月23日 ~1793年1月21日)は、ブルボン朝第5代のフランス国王(在位:1774年5月10日 ~ 1792年8月10日)。ナバラ国王としてはルイス5世。ルイ15世の孫。王妃は神聖ローマ皇帝フランツ1世と皇后マリア・テレジアの娘マリー・アントワネット。

ルイ16世はフランス王国の最後の君主であり、在位期間は1774年から1792年まででした。フランス革命の勃発とその後の出来事によってその統治は終わりを告げました。

ルイ16世は即位時には若く経験不足であり、当初は人々から期待されていましたが、彼が統治を始めた頃には、フランスは経済的な危機に直面しており、徐々に不平等や不満が高まってしまいまいました。

彼の統治の最初の数年間は、改革を試みましたが、多くの障害に直面しました。彼は経済改革や財政改革を進めようとしましたが、既得権益を持つ貴族や聖職者の抵抗に遭いました。また、彼の統治には決定力や指導力に欠けるという批判もありました。

さらに、フランスはアメリカ独立戦争に介入し、莫大な負債を抱えることになりました。この財政的な困難は、ルイ16世の統治をさらに困難にしました。「アメリカ建国の父」たちにはルイ16世に崇敬の念を抱く者が多かったものの、フランス革命で窮地に陥った国王一族を助ける動きにまでは至りませんでした。

1789年にフランス革命が勃発すると、ルイ16世は革命の初期段階で一定の妥協を試みましたが、革命勢力との対立は深まりました。国内の不満や暴動はエスカレートし、1789年にバスティーユ監獄が襲撃されると、ルイ16世は革命の力に抗えず、次第に権力を失っていきました。

1792年にフランス共和国が成立すると、ルイ16世は国家反逆罪で告発され、裁判にかけられました。彼は有罪とされ、1793年にギロチンで処刑されました。彼の処刑はフランス革命の象徴的な出来事であり、ブルボン朝の終焉を意味しました。

ルイ16世は、フランス革命前後の重要な時期に君臨した王であり、その統治は国内外の情勢に翻弄されました。彼の統治は、フランス革命の原因の一部となり、フランスの政治的・社会的な変革を促す契機となりました。

■フランス革命とは

フランス革命は、1789年から1799年までの間に起きた、フランス社会の激しい政治的・社会的転換を指す争いです。この革命はフランス王国内での不平等や経済的な困難、そして政治的な不満が高まった結果として勃発しました。

革命のきっかけは、1789年の7月14日にバスティーユ監獄が襲撃された事件です。この出来事は国内の不満を象徴し、国民の反乱の火をつけました。革命の旗印となったスローガン「自由・平等・博愛」は、人々が不平等や特権を持つ身分制度に対抗することを表していました。

革命の進展とともに、ブルジョワジー(中産階級)を中心にした立憲君主制を求める勢力と、共和制やより急進的な変革を主張する勢力が対立しました。1792年にフランス共和国が宣言され、王政は終わりを告げました。

革命は国内外で激しい戦争をもたらしました。フランスは革命戦争と呼ばれる一連の戦闘に巻き込まれ、周辺国やヨーロッパの各国と戦いました。これによってフランスの影響力は拡大し、ナポレオン・ボナパルトの台頭を促しました。

1799年、ナポレオンが政権を掌握し、フランス革命時代は終わりました。彼はフランス統一と改革を推し進め、ナポレオン戦争によってフランスの勢力を拡大しました。しかし、1815年のワーテルローの戦いで敗北し、フランス革命の遺産も一時的に後退しました。

フランス革命は、封建制度の崩壊、人権の宣言、近代的な国民国家の形成など、政治や社会の構造に大きな変革をもたらしました。また、フランス革命は他の国々にも影響を与え、民主主義や平等の概念が広まるきっかけとなりました。そのため、フランス革命は世界史上でも重要な出来事の一つとされています。

■試鋳貨(試作貨幣)とは

試鋳貨幣(試作貨幣)とは、新しい貨幣を製造する前に、その貨幣のデザイン、サイズ、重さ、材質などを試すために鋳造される試作品のことを指します。試鋳貨幣は、通常、実際に流通させるわけではなく、テストや評価のために使用されます。そのため通常は数枚~数十枚程度しか鋳造されず、市場に出回ることは極めて稀になります。

・試鋳貨幣の特徴

①発行枚数が僅かしかないため圧倒的な希少性を誇る。
②発行枚数が僅かなため、市場に出回ることがなく高額な値がつきやすい。試鋳貨専門のコレクターも存在します。

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