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【MS61】1815A フランス ナポレオン1世 20フラン 金貨

SOLD OUT
絶大な人気を誇るナポレオンコイン!
歴史的背景も魅力な1815年(百日天下)発行。

保存状態も非常に良く、
残存枚数も少ない希少な1枚のご紹介です。

■デザイン

表面:月桂冠を冠した皇帝ナポレオン一世
銘文:NAPOLEON EMPEREUR.

裏面:花輪の中に20フラン
銘文:EMPIRE FRANÇAIS.1815

■状態

MS61

■コイン詳細

【発行年】1815年
【鋳造地】パリ
【額面】 20フラン
【発行枚数】436,000枚
【素材】金
【直径】約21mm
【重量】約6.4g
【表面】月桂冠を冠した皇帝ナポレオン一世
【裏面】花輪の中に20フランの記載
【NGC鑑定】MS61

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数113枚。
発行枚数は多いものの、状態が優れているものは極めて少なく、ハイグレード鑑定はとても希少な金貨となります。

*状態
この年代のフランスコインは状態の良いコインが少ない中、MS(未使用品)グレード!
この上には僅かに22枚しかありません。
150年以上前でありながら素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
フランスコインは芸術性の高さから世界中のコレクターから非常に人気が高く、市場性も抜群!
その中でもナポレオン金貨は、知名度の高さからコレクターの中でも絶大な人気を誇るコインです。

さらに本品の発行年は「百日天下」が行われた1815年!
ナポレオンが支配していた最後の年でもあり、歴史的背景を感じるコインとして非常に人気があります。

ナポレオン金貨は根強い人気は当然の事、今後の価格推移が大いに期待できる金貨です。
お手ごろな価格のうちにぜひコレクションしていただきたい1枚になります。

▼コインのストーリー

■概要

絶大な人気を誇るナポレオンコイン!
歴史的背景も魅力な抜群の市場性を誇る金貨です。

■ナポレオン1世とは

ナポレオン1世(1769年-1821年)は、フランス革命後の混乱を収拾し、その後のヨーロッパの歴史に大きな影響を与えた偉大な指導者。彼は軍事的才能と政治的洞察力を兼ね備え、フランスの混乱を収拾し、国家の安定と栄光を追求しました。

ナポレオンは革命戦争の英雄としての名声を得、1799年にブリュメールのクーデターでフランスの実権を掌握し、初代統領となりました。翌1804年にはフランス皇帝として戴冠し、ナポレオン1世と名乗っています。彼の統治はナポレオン法典の制定などで知られ、近代法の基盤を築きました。

ナポレオンは軍事的な天才としても評価されており、数々の戦役で勝利を収め、フランス帝国の領土を拡大しました。彼のもとでの軍事改革は戦術や戦略の革新をもたらし、彼の指導のもとで多くの戦闘で成功を収めました。

しかし、ナポレオンの野心はその勢いを保つことが難しく、彼の拡張主義政策はヨーロッパの他の国々との対立を引き起こしました。結果として、ナポレオン戦争が勃発し、彼の帝国は次第に縮小していきました。1814年にはエルバ島に追放され、後に脱出してワーテルローの戦いで敗北し、再度の流刑が待っていました。

ナポレオンはセントヘレナ島で最期を迎えたが、彼の政治的・法律的遺産は多くの国で受け継がれ、彼の戦術や戦略は軍事教育の基盤となりました。

■百日天下とは

百日天下(ひゃくにちてんか)は、ナポレオン1世の帝国崩壊後の間、1815年に起きた重要な出来事を指します。この期間は、ナポレオンがエルバ島から脱出し、再びフランスの支配者として戻り、わずか100日間で複雑な政治・軍事的展開が繰り広げられた時期です。

ナポレオンは1814年に退位し、エルバ島に追放されましたが、彼の影響力と人気は依然としてフランス国内で根強いものがありました。1815年3月、ナポレオンはエルバ島から脱出し、フランスに上陸。彼の帰還は「百日の帰還」とも呼ばれ、即座に支持者たちの歓迎を受け、ブルボン王政を揺るがす動きとなりました。

ナポレオンは「百日天下」の間、急速に政治・軍事的な行動を展開しました。彼は軍の指揮を執り、連合国との交渉を試みたが、対立は避けられず、結局ワーテルローの戦いで連合国に敗れる結果となりました。この戦闘が彼の復活の試みを終わらせ、再びエルバ島に追放されることとなっています。

百日天下の出来事はフランスの政治的景色にも大きな影響を与えました。この出来事により、ブルボン家の復権が短命に終わり、ルイ18世が再び王位につくものの、ナポレオンの人気は揺るがず、彼の存在はフランス政治に大きな影響を与えました。百日天下はまた、ウィーン体制下で確立された平和秩序を再び崩すきっかけとなり、後の国際的な政治的変化にも影響を与えています。

短期間であった百日天下は、その影響はフランス国内外に長く残り、ナポレオンの人物像とその時代の複雑な政治的状況を理解する鍵となる出来事となっています。

■ナポレオン金貨概要

ナポレオン金貨とは、狭義には1852年から1870年にかけて発行された、ナポレオン3世の肖像を描いた20フラン金貨のこと指す場合が多いが、海外ではナポレオン1世を指すことが多く総称してナポレオン金貨と呼ばれています。
広義の解釈としては、フランスの20フラン金貨全てを指して言う場合もあります。

ナポレオン1世は1801年第一執政時代に金貨を発行しており、以降1804年~1814年にリースなしの金貨、リースありの金貨を発行しています。1814年に皇帝退位後、エルバ島に追放されますが、1815年に脱出し帝位を取り戻した際(1815年:百日天下)にも金貨を発行しています。

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