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【AU★ 5/5 5/5】紀元前323年〜317年 古代マケドニア アレキサンダー3世 スターテル金貨

SOLD OUT
鉄板の人気を誇るアレキサンダー大王コインの中から、
"世界にわずか数枚"の希少デザイン。

そして、最高の保存状態の1枚が入荷です。

他では間違いなく入手困難の最高峰のアレキサンダー金貨のご紹介になります。

■デザイン

表面:女神アテナ(渦巻き蛇ヘルメット)
裏面:右手に月桂冠を手にし、左手にスタイラス(文字を刻むための棒)を後ろ向きに持っている勝利の女神ニケ
銘文:「ΑΛΞΑΝΔΡΟΥ」
・ミントマーク「ペンタグラム、★、五芒星」
・「ホタテ貝」
・「MΔA」

※裏面の女神ニケは「Flying Nike」と呼ばれる「両足」が勢いよく飛びたちそうなデザインになっています。
※アレキサンダー大王のコインは、大王が生存中に発行されたもの「Lifetime Issue」と、死後に発行されたもの「Posthumous Issue」があります。本品は「early posthumous issue」と、大王の没後まもない時期に鋳造されています。

■状態

 AU★ Strike: 5/5 Surface: 5/5

■コイン詳細

【発行年】紀元前323年〜317年
【発行国】古代ギリシア マケドニア王国
【鋳造地】アビドス「Abydos」
【額面】スターテル
【素材】金
【重量】8.58g
【直径】18mm
【表面】女神アテナ
【裏面】勝利の女神ニケ
【NGC鑑定】AU★ 5/5-5/5
【専門書】Price-1525

■ポイント

*希少性
"博物館所蔵級!世界にわずか数枚の希少性"

今までに知られてる「勝利の女神ニケ」が左手に持つスタイラス(文字を刻むための棒)は、他の1600個以上の鑑定済みコインは「縦」(stylis cradled in left arm)に持たれています。
しかし、本品はそれとは異なり、
「後ろ向き」(stylis over left shoulder)のデザインになります。

実際に、知られている「Price-1525 (カタログナンバー)」に記載されているのは、わずかに20個だけです。
その内、本品にデザインされている「スタイラス後ろ向きタイプ」は数個だけです(博物館コレクション枚数込み)。

オンラインで公表されている博物館の「名コレクション所蔵」には、アドビス「Abydos」ミントのPrice-1525の所蔵数は「7個」。

その中で3個だけが本品同様の「スタイラス後ろ向き」タイプで、その内、
・2個は: British Museum 「大英博物館」コレクション所蔵
・1個は: BNF「フランス国立図書館」コレクション所蔵となります。
※残りの4個は、(合計1640個鑑定中)全種全タイプ同様の「縦スタイラス」タイプとなっています。

本品は極めて数少ない「スタイラス後ろ向きタイプ」の1つになります。

"他では入手困難の希少デザイン!"

更に特筆すべきは、勝利の女神ニケの「足」です。

世界中の9割の「Alexander Stater」は、女神が直立した姿勢で描かれていますが、極わずかのコインに、より芸術的なデザインが存在しています。
それが本品の「Flying Nike」と呼ばれるデザインです。

本品を見ていただくと、その特徴が一目瞭然です。女神の両足が勢いよく飛び上がるように表現されています。
この独特なデザインは、女神ニケに躍動感を与え、芸術的価値をさらに高めています。
世界中のコレクターが羨む希少デザインです!

*状態
・Strike(打刻)、Surface(表面)ともに満点!最高評価!
・グレード: AU(準未使用品)!
・そしてなんと「★」が付与!
※★:状態に特筆すべき美しい評価がある証です。
その他古代コインにありがちなマイナスとなるポイントも一切ありません。

本品は古代エジプトのアドビス「Abydos」で鋳造された「AU ★」グレードになりますが、
博物館で所蔵されている3個以外での一般市場では2023年6月現在おそらく唯一の最高鑑定品になります。

2300年もの時を経て、AU以上の状態で保存されていることは奇跡に近いといっても過言ではありません。

*市場性
アレキサンダー大王は一生涯、軍隊を率いた戦争に敗北したことがなく、歴史上最強の将軍の一人として世界中のコレクターから絶大な人気を誇ります。

”博物館級の歴史遺産”×”大人気!アレキサンダー大王”
の組み合わせは出会えたことが奇跡ともいえるコレクター垂涎の逸品になります。

タイミング、予算ともに選ばれた人にしか手に取れないコレクションです。
ぜひこのチャンスを逃さないでください!

▼コインのストーリー

■概要

紀元前323年~317年に古代マケドニアで作成された金貨。
博物館級の希少性と芸術性をもつ歴史遺産ともいえるコインです。

■マケドニア王国とは

マケドニア王国は、古代ギリシャの北部に位置する王国で、紀元前4世紀にはギリシャを含む周辺地域に勢力を持ち、アレクサンダー大王によって拡大されました。

マケドニア王国は、ギリシャ本土の北部に位置し、山脈に囲まれた地形を有していました。そのため、ギリシャ本土の他の都市国家とは独自の文化・言語を持ち、アレクサンダー大王も彼ら自身を「マケドニア人」と見なしていました。

マケドニア王国は、フィリップ2世によって統一され、強力な軍事力を持ちました。彼は、ピクシス(槍)を主力武器とし、ファランクス(密集陣形)戦術を採用し、ギリシャの他の都市国家を征服しました。

その後、フィリップ2世の後を継いだ息子のアレクサンダー大王によって、マケドニア王国は拡大し、エジプト、ペルシャ、インドなど広大な領域を征服しました。アレクサンダー大王の死後、マケドニア王国は分裂し、紀元前148年に共和政ローマに征服されました。

マケドニア王国は、古代ギリシャの中でも強力な国家であり、ギリシャ世界において多大な影響力を持ちました。特に、アレクサンダー大王による征服によって、ギリシャ文化が東方に広まり、東西文化の交流を促しました。

■アレキサンダー3世とは

マケドニア王国国王(在位前336年~前323年)。
フィリッポス2世の子。通称アレキサンダー大王とも呼ばれています。

アレキサンダー大王は、マケドニア王国の国王であり、前336年から前323年まで在位しました。彼はフィリッポス2世の子であり、通称としてアレキサンダー大王とも呼ばれていました。彼は生涯を通じて戦争を指導し、一度も敗北することがありませんでした。彼は歴史上最強の将軍の一人として知られています。

古代マケドニア王国の王子として生まれ、父であるフィリッポス2世の後を継いで紀元前336年にマケドニア王位につきました。彼は若いうちから戦闘の才能を示し、父王の軍事教育を受けて将軍としての能力を磨きました。紀元前20歳で軍の指揮官に任命され、紀元前334年にアジアへの侵攻を開始し、10年間にわたってギリシャ、エジプト、ペルシャ、インドなどの広大な領土を征服しました。

またアレキサンダー大王は軍事的な才能に加えて、知識欲と文化的な関心も深く持っていました。彼の征服により、西洋と東洋の文化が交流する契機ともなりました。彼はアリストテレスによって教育を受け、多言語を話し、ギリシャ神話、文学、哲学に造詣が深かったため、彼の治世は「ヘレニズム文化」の形成に寄与しました。

アレキサンダー大王の軍事的な成功は、彼の指導力と創意工夫によってもたらされました。彼は戦術的に優れた新しい兵器を開発し、常に戦闘の最前線に立ち、部下たちに自らの姿勢を見せて勇気づけました。また、彼は敵国の文化や宗教に対して尊重を示し、征服した国々において政治的な統合を追求しました。

紀元前323年、アレキサンダー大王は33歳で急死しましたが、彼の征服は西洋の歴史に大きな影響を与えました。その業績は数多くの文学、芸術、映画、テレビドラマなどで描かれ、今日まで世界を征服した歴史上最も有名な人物として人々の関心を引き続けています。

■アビドス「Abydos」とは

アビドスは古代エジプトのエジプト神話におけるオシリス神復活の地であり、エジプト古王国時代から聖地とされていました。現在でも、セティ1世とラムセス2世の遺跡がアビドスに残っています。

この場所は冥府の神オシリス信仰の中心地であり、ナイル川の西岸の砂漠に位置しています。アビドスは、オシリス信仰の興隆と共にオシリスと同一視され、オシリス信仰の総本山となりました。ティニスの墓地としても知られており、第5王朝以降にはオシリス神の祭儀の中心地となりました。

アビドス神殿は多くのファラオによって建設され、セティ1世の神殿は一部が保存され、彩色浮彫や「アビドス王名表」などが見られます。また、アビドス周辺にはプトレマイオス朝から古代ローマ時代までの様々な時代の墓地が存在し、エジプト考古学において非常に重要な場所とされています。現在でも、考古学者による発掘が続けられています。

■五芒星とは

五芒星(pentagram)は、5つの角を持つ星型の図形であり、中心に五角形が現れます。歴史的には、紀元前3000年頃のメソポタミアの書物で最も古い用法が確認されています。シュメール人はこれを「UB(ウブ)」と呼んでいました。また、下向きの五芒星は「角・小さな空間・穴」といった意味を表す絵文字としても使用されました。

エジプトでは、子宮を表す象徴とされ、性的な意味合いを持つとも言われています。バビロニアでは、図形の各側面に木星・水星・火星・土星といった惑星を割り当て、最上部には地母神イシュタルの象徴である金星を配置しました。このように五芒星に惑星を対応させる考え方は、後のヨーロッパでも見られます。

さらに、五芒星は火・水・風・土の四大元素に霊を加えた5つのエレメントにも対応させられており、現代でも魔法などのシンボリズムに使用されています。各頂点がそれぞれの要素を象徴し、バランスや力の統合を表現しています。五芒星は、スピリチュアリティや魔術の実践者にとって重要なシンボルであり、魔術の呪文や儀式において使用されることもあります。

また、五芒星はキリスト教の歴史でも重要な役割を果たしています。中世のキリスト教では、五芒星は五つの傷を持つキリストの体を象徴し、受難と苦しみを表現するシンボルとされました

五芒星はその美しい形状や象徴的な意味合いから、芸術やデザイン、ジュエリーなどでも広く使用されています。また、オカルトや異教の信仰体系においても頻繁に見られるシンボルであり、人々の興味と関心を引く存在です。

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