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【MS62】1732年 ロシア 1ルーブル銀貨

SOLD OUT
入荷困難!
”希少性抜群”×”大人気!インペラートルが描かれたコイン”

近年注目を集めるロシアコインから
特に状態と市場性に優れた希少銀貨のご紹介となります。

■デザイン

表面:アンナ皇后の胸像
裏面:ロシア帝国の紋章である双頭の鷲

■状態

MS 62

■コイン詳細

【発行年】1732年
【鋳造地】カダシェフスキー造幣局
【額面】1ルーブル
【素材】銀
【重量】約26g
【直径】約40mm
【表面】アンナ皇后の肖像
【裏面】ロシア帝国の紋章
【NGC鑑定】MS 62

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数わずか138枚!
鑑定済コインも少なく、残存枚数からも希少性が伺えます。
ロシアコインは市場に出回ることが少なく、状態が良いものは滅多にお目にかかりません。

*状態
NGC第5位鑑定
この上には6枚しかありません。
約300年前のコインでMS(未使用品)評価という素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
ロシアコインは、大きく分けてロシア帝国・ソビエト連邦・ロシア連邦の3つの時代に分けられます。
その中でもコレクターの間で注目されているのはロシア帝国時代(1721年~1917年)のコインであり、特にインペラートル(君主)が描かれたコインは世界中のコレクターから非常に高い人気を誇っています。

かつ他の銀貨とは一線を画す大型銀貨です。
大型銀貨はコレクター、投資家からの人気も高く世界中で高値で取引されています、例外なくロシア銀貨も近年のオークションでは高額な落札額となるケースが相次いでいます。

コレクションとしても、投資対象としても申し分のない1枚です。
美しい輝きと芸術性あふれる作品をこの機会にぜひその手でお確かめください。

▼コインのストーリー

■概要

ロシア帝国時代に鋳造された大型コイン!アンナ皇后が描かれた希少銀貨になります。

■ロシア帝国とは

ロシア帝国は、18世紀から20世紀初頭にかけて存在した国家。この帝国は、ヨーロッパとアジアの広大な領土を統治し、世界で最も広大な帝国の一つとされています。ロシア帝国の歴史は、ピョートル大帝による近代化から始まりました。

ロシア帝国は、帝国主義的な拡大政策を進め、領土を大幅に拡張しました。その拡張によってシベリア、中央アジア、カフカス地域など多くの地域を支配下におきました。また、バルト海沿岸やポーランドなども統治下においたため、ヨーロッパにも影響力を持つようになりました。

ロシア帝国は、絶対君主制を採用し、皇帝が国家の最高権力を握っていました。この時期には、貴族階級や官僚制度が発展し、国内の政治・経済・社会制度が形成されました。また、正教会が国教とされ、宗教も帝国の一体感を形成する要素となりました。

一方で、ロシア帝国は多様な民族と宗教を抱える多民族国家でもありました。この多様性は、帝国内での統一を難しくし、一部の地域では反乱や抵抗運動も起きました。

ロシア帝国は、第一次世界大戦の後、ロシア革命によって崩壊しました。これにより、ソビエト連邦が成立し、社会主義国家へと移行しました。

ロシア帝国は、その広大な領土と長い歴史を通じて、世界史において重要な役割を果たしました。その遺産は、現代のロシア連邦においても継承されています。

■アンナ皇后とは

アンナ・イヴァノヴナは、ロシア皇帝ピョートル1世の姪であり、1730年から1740年までロシア帝国の皇帝として在位しました。彼女はクールラント公フリードリヒ・ヴィルヘルムと結婚し、未亡人となった後もクールラント公国の主権者として暮らしました。

ピョートル2世の死後、最高枢密院の保守派大貴族がピョートル1世の直系を避け、アンナを後継者に選びました。彼らは彼女を傀儡とし、君主権を制約する「条件」を課そうとしましたが、アンナはこれに反対し、即位後に最高枢密院を廃止して専制政治を復活させました。

アンナは政治にはあまり関心を持たず、政務をビロンやオステルマン、ミュンニヒ元帥に任せました。彼らはドイツ人であり、アンナの政府はドイツ人の支配と見なされることもありましたが、彼らはドイツ人による支配を企てたわけではありませんでした。

外交面では、オーストリアとの親密な関係を保ち、ポーランド継承戦争ではオーストリア支持のアウグスト3世を支援しました。また、ペルシャとの条約やオスマン帝国との戦争など、領土や同盟に関する外交政策も展開しました。

内政面では、首都をサンクトペテルブルクに移し、消防隊や郵便網の設置、貴族への特権緩和、陸軍幼年学校の創設などの改革を行いました。しかし、凶作や疫病に悩まされ、厳しい税制が導入されたため、彼女の治世は批判を浴びることもありました。

1740年10月28日、アンナ・イヴァノヴナは突然の死を遂げました。彼女の死後、エリザヴェータ・ペトロヴナがロシア皇帝に即位し、ロマノフ朝の継続を確保しました。アンナ・イヴァノヴナの治世は短く、その統治は賛否が分かれるものでしたが、彼女はロシア史において重要な役割を果たした女性皇帝の一人として記憶されています。

■ルーブルとは

ルーブルは、ロシアの通貨史において長い歴史を持つ通貨単位です。最初のロシアのルーブルは、16世紀後半に導入されました。その後、歴代のロシア皇帝や政府によって異なる通貨改革が行われました。現在のルーブルは1998年に導入されたものです。

ルーブルは本来「それなりの価値を持つ銀塊」という意味のロシア語であり、中世ロシアでは銀塊が高額通貨代わりに用いられていたことに由来しています。

現在のロシアのルーブルは、通貨コードとして「RUB」と表記され、補助通貨単位として「コペイカ」と呼ばれるものがあり、1ルーブルは100コペイカに相当します。

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