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【SP63】1860年 フランス ナポレオン3世 試鋳貨 1フラン銀貨

SOLD OUT
絶大な人気を誇るナポレオン3世×世界に数枚のレアコイン!

世界のコレクターから大人気のナポレオン3世のコインから
最高峰の希少度を誇る試鋳貨(Essai)のご紹介となります。

これは間違いない今後今後入手困難な1枚です。

■デザイン

表面:ナポレオン3世の左向き肖像、下部に彫刻家BARREの刻印
「NAPOLEON III - EMPEREUR (ミントマーク:錨)」

裏面:ナポレオン皇帝の紋章
「EMPIRE FRANÇAIS// 1 - F// (錨) 1860.」

*実力派彫刻士によるデザイン
刻印師はパリ造幣局第18総監師: Désiré-Albert BARRE
同タイプのコインの内、
無冠タイプのものを父親のジャック=ジャン・バールが、
有冠タイプのものを息子のアルベール・デジレ・バールが刻印しました。

コイン彫刻家といえば、イギリスのウィリアム・ワイオンが非常に有名ですが、
ワイオンに並ぶフランスのコイン彫刻家としてバール親子は有名です。

フランスコインの中には「BARRE」の名が多く彫刻されていますが、
中でも一番有名なコインがこのナポレオン3世をモチーフにしたコインで、
世界中で絶大な人気を誇ります。

■状態

SP63

■コイン詳細

【発行国】フランス
【鋳造地】パリ
【額面】 1フラン
【発行数】数枚
【素材】 銀
【銀品位】 835/1000
【重量】 5g
【表面】ナポレオン3世の左向き肖像
【裏面】ナポレオン皇帝の紋章
【刻印師】パリ造幣局第18総監師: Désiré-Albert BARRE
【PCGS鑑定】SP63
【専門書】Ref: Maz.1668  - VG.3559  - G.463

■ポイント

*コイン概要
1861年「有冠タイプ」は1861年〜1870年前迄鋳造された最も美しく最も人気のある金貨タイプで知られています。
本品は「1フラン銀貨-有冠タイプ」1866年から公式的鋳造される前の試鋳貨です。
当デザインが使われたのは1861年から鋳造/流通が始まった、かの有名な「20フラン有冠金貨」になります。

総監師「A.D.Barre氏」の「試作貨幣」タイプは「5つ」。
5種の内4種がEssaiの「E」マーク刻印があるタイプです。

残り1種である本品の試作貨幣だけが金貨の公式タイプと同じ。
唯一1861年〜1870年の原型になったEssai(試鋳貨)です。

*希少性
PCGS唯一鑑定品
通常発行されたコインとは違い、試鋳貨ですので発行枚数はわずか数枚。
上述の通り同タイプのエセーでもかなりレアなモデルです。

*状態
今まで、知られているオークションなどに出た1860年Essaiは全部、非常に黒く「酸化」しています。
NGCでは、もう一枚が知られていますが、残念なことに「酸化」しすぎて、辛うじてしか詳細のデザインが分からないぐらいです。
本品だけが美しい!特筆すべき状態を保持しています。

*市場性
歴史的に有名なナポレオン3世のコインは、国内外問わず、コレクターや投資家から熱烈な人気を誇ります。

絶大な人気を誇るナポレオン3世がモデルの本品は、
ナポレオン&試鋳貨コレクターも垂涎の的!

資産として、投資として、コレクションとして、
どれをとっても申し分のない 末長く所持していたい逸品です!

▼コインのストーリー

■概要

絶大な人気を誇るナポレオン3世が描かれたコイン。
特筆すべき希少性を誇る試鋳貨になります。

■フランスの歴史

本品鋳造時のフランスは、1852年にナポレオン3世がクーデターを起こし、フランス第二帝政の皇帝として即位した時期です。
ナポレオン3世の治世では、経済発展と都市改造を進める一方で、軍事力を背景に領土の拡張や植民地政策を進め、また、教育、交通、医療、文化に関しても改革を行い、現代化を進めました。

第二帝政下では、フランス経済は急速に成長し、鉄道、港湾、道路、運河の建設が進み、都市計画による改革も進められました。また、フランスはアフリカや東南アジアなどで植民地を拡大し、帝国主義的な政策も推進しています。

一方で、第二帝政は、政治的不安定も伴いました。統治は強い皇帝の中央集権的な手法によって行われ、野党は弾圧され、自由主義者や社会主義者による反対運動も起きました。普仏戦争に敗北し、皇帝が捕虜となると、第二帝政は終焉を迎えました。

第二帝政は、フランスにおいて近代化と帝国主義を推進した政権であり、経済的な発展をもたらしました。しかし、政治的な不安定さも同時に伴い、野党や労働者階級の反発を招き、最終的には敗北と崩壊を迎えることになりました。

■ナポレオン3世とは

ナポレオン3世(Napoléon III, 1808年4月20日 - 1873年1月9日)は、フランス第二共和政の大統領(在任:1848年 - 1852年)、のちフランス第二帝政の皇帝(在位:1852年 - 1870年)。

ナポレオン3世は、フランス皇帝ナポレオン1世の甥であり、1852年から1870年までフランス皇帝を務めています。彼は、フランスを近代化させ、領土の拡大や植民地化に尽力しています。

ナポレオン3世はクリミア戦争での勝利によってフランスの軍事力を高め、都市改造によってパリ市内の美化と近代化を進め、新しい公共施設や道路を建設しました。また、イタリア統一戦争でサルデーニャ王国とともにオーストリアを破り、イタリアの統一に貢献、さらに、海外領土の拡大も進め、アルジェリアやセネガルなどを植民地化しました。

彼は、フランスの最後の皇帝でもあり、第二帝政を創始し、クリミア戦争、イタリア統一戦争、メキシコ出兵など、軍事的な功績でも知られています。

また、強いリーダーシップや現代化を進める姿勢によって、パリの都市改造やオペラ座の建設など、文化的な発展にも貢献し、さらに教育、医療、文化などの改革も行い、フランスを近代化させました。

■試鋳貨(試作貨幣)とは

試鋳貨幣(試作貨幣)とは、新しい貨幣を製造する前に、その貨幣のデザイン、サイズ、重さ、材質などを試すために鋳造される試作品のことを指します。試鋳貨幣は、通常、実際に流通させるわけではなく、テストや評価のために使用されます。そのため通常は数枚~数十枚程度しか鋳造されず、市場に出回ることは稀になります。

試鋳貨幣の特徴

①発行枚数が僅かしかないため圧倒的な希少性を誇る。
②発行枚数が僅かなため、市場に出回ることがなく高額な値がつきやすい。試鋳貨専門のコレクターも存在します。

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