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【MS 64】1350年~1364年 フランス ジャン2世 金の羊 ムートンドール金貨

SOLD OUT
入手困難!
”中世フランスの大人気コイン”×”ハイグレード品”

中世フランスの大人気コイン、ムートンドール金貨から
特に状態に優れたコインのご紹介です。

■デザイン

表面:黄金の羊と旗
裏面:十字架に王室の紋章、ユリの花

当時の精巧な技術が打刻されている、素晴らしい状態のハンマーコイン(1枚1枚、手製で打って造っている)となります。

『ムートン』とは羊を意味し、表面に羊が描かれていることから「ムートンドール」と呼ばれる所以となっております。
昔から羊を「資産」として考える発想から、コインにもデザインされたのではないかと言われています。

■状態

MS64

■コイン詳細

【発行年】1350年~1364年
【鋳造地】フランス
【額面】1ムートンドール
【NGC鑑定枚数】120枚
【素材】金
【重量】約4.66g
【直径】約30mm
【表面】黄金の羊と旗
【裏面】十字架に王室の紋章、ユリの花
【NGC鑑定】MS64

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数わずか120枚!
ムートンドール金貨は残存枚数も少なく、鑑定枚数からも希少性が伺えます。

*状態
NGC第3位鑑定品、この上には2枚しかありません。
600年以上も前とは思えないすばらしい状態を保持しています。

*市場性
ムートンドール金貨は当時の職人が一枚一枚ハンマーで作っており、中世フランスの歴史を感じさせる芸術品として非常に人気の高いコインです。

さらに残存枚数の少なさも相まって、本品のような状態の良いコインは市場で見かけることは滅多になく、出てきてもコレクターや投資家の取り合いになり市場からすぐに姿を消してしまいます。

”大人気のムートンドール金貨”×”ハイグレード品”
という組み合わせは世界中のコレクターから注目を集める逸品になります。

希少性・市場性・状態全てを押さえた今後の価格推移が大いに期待できる金貨です。
美しい輝きと芸術性あふれる作品をこの機会にぜひその手でお確かめください。

▼コインのストーリー

■概要

ジャンヌダルクでも有名な100年戦争中に作成された中世フランスハンマーコイン!
大人気のムートンドール金貨、ハイグレード品になります。

■100年戦争とは

100年戦争は、1337年から1453年まで続いたイングランドとフランスの間の長期にわたる戦争を指します。この戦争は、イングランドの王位継承問題とフランスの領土拡大の闘争が原因で勃発しました。

戦争の初期には、イングランド王国はジョン・オブ・ゴーントやエドワード黒太子の指導の下、フランス領内で複数の勝利を収めました。しかし、ジャンヌ・ダルクの登場により、フランス側は反撃を始めました。ジャンヌ・ダルクはフランス軍の指導者となり、オルレアン包囲戦での勝利などでフランスの士気を高めました。

戦争は長期化し、激しい戦闘や領土の奪い合いが続きました。両国はさまざまな同盟を組んだり、外国の支援を受けたりしました。最終的に、フランス王国はジャンヌ・ダルクの活躍や統一を果たし、勝利を収めました。

100年戦争は、両国の領土や権力の争いだけでなく、戦争技術や戦術の進歩、国家意識の形成など、さまざまな影響をもたらしました。また、戦争の間に起きたペストの流行や経済的な混乱など、社会全体にも大きな影響を与えました。

この長期にわたる戦争は、その名が示す通り100年以上にわたりましたが、最終的にフランスが勝利を収めたことで終結しました。この戦争は、フランスとイングランドの関係を大きく変え、それぞれの国の歴史に深い影響を与えた重要な出来事となりました。

■ジャン2世とは

ジャン2世はフランス・ヴァロワ朝の第2代国王(在位:1350年 - 1364年)。14世紀後半から15世紀初頭にかけてフランスを統治した国王でした。「善良王」として知られ、フランス史上でも重要な人物の一人です。

ジャン2世は、父親であるフィリップ6世の後を継いで国王に即位しました。彼の統治時代は、フランスにとって困難な時期であり、当時、イングランドとの間で百年戦争が続いており、フランスは領土や権力の喪失を経験していました。

ジャン2世は、戦争の中でフランス軍を指導しましたが、戦況は非常に苦しいものでした。彼は戦闘で捕虜になり、イングランドの捕虜として約9年間を過ごしました。この期間、フランスは内部の混乱や戦争の継続に直面しました。

ジャン2世は捕虜としての期間を通じて、自由の喪失や国家の危機を経験しました。しかし、彼は決して折れず、捕虜としての身分を貫きました。そして、1360年のブレティニー条約によって解放され、フランスに帰国しました。

帰国後、ジャン2世はフランスの再建に取り組みました。彼は国内の統一を促進し、国内の不平等や財政的な問題に対処しました。また、彼は王権の強化にも努め、王権の象徴であるフルール・ド・リス(百合の花)の使用を普及させました。

ジャン2世はフランスの歴史において、国家の危機や捕虜としての苦難を経験した王として称えられています。

■ハンマーコインとは

ハンマーコインは、一枚一枚手作業で打ち出されるハンマーによって作られました。

ハンマーコインは、銀や金などの貴金属を使用しており、一般的に円形や楕円形の形状をしています。コインの材料はまず平らな円盤状に切り出され、その後、職人がハンマーでコインの表と裏を叩いて作り上げました。このため、ハンマーコインには表面に凹凸や不規則な形状が見られることがあります。

その製造方法から一つ一つが独特の個性を持っており、同じデザインのコインでも微妙な差異が存在します。また、コインの表面には君主の肖像や紋章、銘文などが刻まれており、時代や地域によってデザインが異なります。

ハンマーコインは、貨幣の流通や経済活動の一環として使用されましたが、製造方法の手間や精度の限界から、均一な重さや形状を持つことが難しく、そのため、同じ価値を持つコインでも重さや大きさが異なっています。

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