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【MS62】803/4年(ヒジュラ暦188年)イスラム王朝アッバース朝 アッラシード ディナール金貨

SOLD OUT
”歴史的著名人時代の作品”×”レアコイン”

近年注目度の高いイスラムコインから、
歴史的著名人の時代に鋳造された希少金貨のご紹介となります。

■デザイン

表面:アラビア語碑文
碑文翻訳:ムハンマドは神の使徒である。神は導きを与え、真理の宗教をあらゆる宗教に打ち勝たせるために彼を遣わした

裏面:アラビア語碑文、底部に総督であり財務長官であったムーサの名が刻まれている
碑文翻訳:ムハンマドは神の使徒である。 神の名において、このディナールは188年に鋳造された

■状態

MS62

■コイン詳細

【発行国】イスラム帝国
【発行年】803/804年
【額面】ディナール
【素材】金
【重量】約4.24g
【NGC鑑定】MS 62
【NGC鑑定枚数】35枚

■ポイント

*希少性
NGC社鑑定枚数39枚。
PCGS社鑑定品無し。
鑑定済みの現存コインがわずか39枚です!
一目でわかる抜群の希少性と言えるでしょう。

*状態
NGC社第3位鑑定品
この上には9枚しかありません。
この時代のイスラムコインは鑑定枚数も少なく状態の良いものを探すことはとても困難となっているなか本品はMS評価!
鋳造からなんと1200年以上経過しておりますが素晴らしい保存状態を維持しています。

*市場性
ハールーン・アッ=ラシードは、アッバース朝の最盛期にあたり、『千夜一夜物語』などで全盛期のアッバース朝に君臨した偉大なる帝王として語り継がれています。ドラえもん映画にも『 のび太のドラビアンナイト』ハールーン・アル・ラシードとして登場しています。

”歴史的著名人時代に作成”×”レアコイン”
という本品は世界中のコレクターから注目を集める逸品になります。

イスラムコインは近年上昇が著しく、
今後ますます注目をされていくコインとなります!
そのため、非常に高い伸びしろ、上昇率が期待されます。

この価格で入手できるのも時間の問題となることでしょう。
ぜひこのチャンスをお見逃しなく!

▼コインのストーリー

■概要

近年注目度の高いイスラムコイン!
歴史的著名人の時代に鋳造された希少金貨です。

■イスラム王朝とは

イスラム王朝とは、ムスリム(イスラム教徒)の皇帝や国王が支配する国家の総称です。
ムハンマドの指導によりムスリムたちがイスラム教の教えの下に結束して、アラビア地域をはじめとする
西アジア周辺のオリエント全域にアラブ人たちが興した国が最初で、分裂したり、新たに建国されたり、征服活動や貿易活動などにより
やがて様々な地域のアラブ人以外の人種にもイスラム教が伝播し、北アフリカ、東アフリカ、西アフリカ、中央アジア(トルキスタン)
スペイン、インド、マレーシア、インドネシアにもイスラム王朝が誕生しました。
それぞれの王朝ごとに1人の君主を置き君主制を敷いています。
現在もムスリムが支配する王朝が存在しています。
ただし君主国が自国名を王朝名で名乗らないことがほとんどで、例外がサウジアラビア(サウード王家のアラビア国)です。

■アッバース朝とは

アッバース朝は、中東地域を支配したイスラム帝国第2のイスラム王朝(750年–1258年)です。
ウマイヤ朝に代わり成立しました。王朝名は一族の名称となった父祖アッバース・イブン・アブドゥルムッタリブ(預言者ムハンマドの叔父)の名前が由来です。
アッバース・イブン・アブドゥルムッタリブの子孫をカリフ(預言者ムハンマド亡き後のイスラーム共同体、イスラーム国家の指導者、最高権威者の称号)とし
最盛期にはその支配は西はイベリア半島から東は中央アジアまで及びました。
アッバース朝ではアラブ人の特権は否定され、すべてのムスリムに平等な権利が認められ、イスラム黄金時代を築きました。

■ハールーン・アッ=ラシードとは

ハールーン・アッ=ラシード(763年3月17日 - 809年3月24日)は、アッバース朝第5代カリフ(在位:786年 - 809年)
ファーストネームのハールーンはイスラームにおける預言者の名前で、聖書のアロン(アーロン)に相当します。
その治世はアッバース朝の最盛期にあたり、『千夜一夜物語』などで全盛期のアッバース朝に君臨した偉大なる帝王として語り継がれています。

古典文学

『千夜一夜物語』(夜な夜なバグダードに繰り出す風流な君主として登場する)

アニメ映画

ドラえもん のび太のドラビアンナイト(ハールーン・アル・ラシードとして登場)

■ディナールとは

ディナールは、アラブ地域などの多くの国で使われている通貨です。ディナールの名称は、ローマ帝国の銀貨、デナリウスに由来します。
693年、ウマイヤ朝のカリフであるアブドゥルマリクがダマスカスでイスラーム帝国初の金貨を打刻させ、これがディナールの起源となります。
イスラム世界の硬貨はこの時以来、近代になって初めて鋳造硬貨が製造されるまで打刻硬貨でして。
当初はディンナールと呼ばれ、主に旧東ローマ帝国領で流通しました(それまでは、東ローマ帝国が鋳造したノミスマ金貨が流通していた)。
8世紀半ばに成立したアッバース朝の時代になるとディルハム銀貨による銀経済であった旧サーサーン朝ペルシア領でもディナールが流通するようになり
9世紀には金銀二本位制へと移行しました。
金の産出地としては、サハラ砂漠の南のガーナ王国や、エジプトの南のヌビア(現在のスーダン)などが挙げられます。

ガーナ王国の金を、ムスリム商人が岩塩と交換するサハラ交易が行われました。
ディナールとディルハムの法定換算比率は1ディナール=20ディルハムでしたが時代や地域とともに変化していきアッバース朝5代のハールーン・アッ=ラシード時代には
1ディナール:22ディルハム、時代により1ディナール=30ディルハムの比率も発生しました。

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