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【MS64】1911年 英領カナダ ジョージ5世 セントジョージ 1ソブリン金貨

SOLD OUT
イギリス領カナダ時代のソブリン金貨。
「人気のジョージ5世×上位グレード品!」

近年注目を集めるイギリス自治領コインから
特に状態と市場性の高い金貨のご紹介となります。

■デザイン

表面:ジョージ5世

裏面:竜を退治するセントジョージ
カナダミントを示すCという小さなアルファベットが龍の下に刻印されています。

■状態

MS64

■コイン詳細

【発行年】1911年
【鋳造地】カナダ
【額面】1ソブリン
【NGC鑑定枚数】1477枚
【素材】金
【品位】0.9170
【重量】7.9g
【直径】22mm
【表面】ジョージ5世
【裏面】竜を退治するセントジョージ
【NGC鑑定】MS64

■ポイント

*状態
NGC社第五位鑑定品
この上には15枚しかありません。
素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
ヨーロッパ金貨の値上がりが激しい中、この時代に作られたイギリス自治領コインは全世界のコレクターから大変注目を浴びています。

”非常に人気の高いジョージ5世””×”上位グレード品”という組み合わせのコレクターからも注目の逸品になります。
お手ごろな価格の今のうちに手に入れ、今後の価格推移を楽しんでみてはいかがでしょうか。

▼コインのストーリー

■概要

ジョージ5世即位後まもなくして作られた金貨。
人気のイギリス領コインです。

■カナダの時代背景

1900年頃のカナダは、イギリス連邦の自治領として独立への道を歩んでいました。19世紀に入り、カナダは北アメリカの植民地として発展し、1867年にはカナダ自治領が成立しました。この自治領はイギリス帝国の一部でありながら、自己統治権を有していました。

1900年代には、カナダは先進的な産業国として発展を続けていました。国内の鉄道網は急速に拡大し、工業化も進んでいました。また、世界的な対立の影響であった第一次世界大戦が勃発するまで、カナダは平和な時代を過ごしていました。

しかし、1900年代のカナダ社会には依然として問題がありました。先住民族の権利をめぐる問題は依然として根深く、フランス語圏と英語圏の間には文化的な亀裂が存在していました。

このような中で、1900年代はカナダが国家として成熟していく過程の中での重要な時期でした。自治領としての権限が増え、産業の発展が進む中で、カナダは自らのアイデンティティを見出していくこととなります。

■ジョージ5世とは

ジョージ5世は、グレートブリテン及びアイルランド連合王国(イギリス)ならびに海外自治領の国王、インド皇帝(在位:1910年5月6日 – 1936年1月20日)。ウィンザー朝の初代君主(1917年に王朝名を変更)。

ジョージ5世は、1910年から1936年にかけて、イギリスの国王として統治しました。彼はエドワード7世の息子であり、第一次世界大戦の時期を含むイギリスの歴史的な時期を支配しています。

彼は、政治的な立場をとることを好まず、憲法の原則に従い、王権の象徴としての役割を果たしました。第一次世界大戦中には兵士たちを慰問するための前例を創り、一般市民にも接近することで人気を集めました。
1935年の即位25周年記念式典では、(ナチス・ドイツ、その独裁者アドルフ・ヒトラーを意識して)国民に向けて自らを「ごく平凡な1人の人間に過ぎない」と述べ、この頃からジョージ5世は、国民から広く愛される国王となりました。

ジョージ5世は、国王としての役割において多大な貢献をし、また、家族思いとしても有名でした。彼は、王妃メアリーとの結婚生活が幸福であり、6人の子供たちともとても仲が良かったと言われています。

しかし、彼が統治した時期は、社会的・政治的に不安定な時期でもありました。第一次世界大戦中には、多くの兵士が戦死し、多くの家族が悲しみに包まれました。また、労働者の権利や女性の参政権など、社会的な変革の要求が高まる中、政治的な不満も蓄積されていました。

ジョージ5世は、統治において穏健な姿勢をとり、彼の死後、息子のエドワード8世が即位するものの、わずか11か月で退位し、ジョージ5世の次男であるジョージ6世が王位を継ぎました。

■ソブリン金貨とは

ソブリン金貨(Sovereign)とは、イギリスの1スターリング・ポンドに相当する金貨の名称。Sovereignという金貨は、1489年ヘンリー7世の時代に発行された量目240グレインの金貨が20シリングと等価とされたのが最初である。この金貨はそれまで流通していた天使を描いたエンゼル金貨に対して、玉座に坐る国王が描かれたため、ソブリン(君主)と名づけられた。昔のソブリン金貨は、1604年を最後に鋳造が打ち切られ、1663年にギニー金貨が発行され、以後19世紀初頭まで、金貨はギニー金貨のみとなった。

イギリスが金本位制を採用した1816年貨幣法で新しい本位金貨が制定され、これをソブリンと名づけ1817年から鋳造されています。新しいソブリン金貨は、表は国王の横顔であったが、裏にはセントジョージが竜を退治している図案が描かれ、以後この図案がソブリン金貨の代表的な図案となりました。
 
 

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