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【MS63】1787/88年(ヒジュラ暦1202年) インド ベンガル保護領 1モハール金貨

SOLD OUT
注目度も高いインドコイン!
希少な中世インドコイン上位グレード品入荷です。

近年注目を集めるインドコインから
特に状態と希少性の高いコインのご紹介となります。

■デザイン

表面:ペルシャ語
裏面:ペルシャ語

■状態

MS63

■コイン詳細

【発行年】1787年?1788年(ヒジュラ暦1202年)
【鋳造地】ムルシダーバード
【額面】1モハール
【NGC鑑定枚数】235枚
【素材】:金
【重量】:約12.36g
【直径」:約26mm
【表面】:ペルシャ語
【裏面】:ペルシャ語
【NGC鑑定】MS63

■ポイント

*希少性
NGC社鑑定枚数235枚。
中世インドのコインはイギリス 新貨鋳造のため、ほとんどが鋳潰されてしまい、状態の良いコインは大変希少となります。

*状態
NGC社第5位鑑定品
200年前とは思えない素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
インドコインは希少性、芸術性を感じるデザインから、近年コレクターの熱も高くなってきており、ここ数年インドコインの価格上昇も顕著です。

コイン投資の3つのポイントをしっかりと押さえているコインです。
ご予算を押さえてコイン投資をスタートさせたい方に特におススメです!

▼コインのストーリー

■概要

イギリス東インド会社の統治下で作成された金貨。
イギリス領インド帝国統治前のコインです。

■インドの時代背景

16世紀、中央アジアでティムール帝国が滅亡すると、ティムールの一族であるバーブルが北インドへ南下し、最後のデリー・スルターン朝であるローディー朝の君主イブラーヒーム・ローディーをパーニーパットの戦い(1526年)で破ってデリー入城を果たし、ムガル帝国を樹立。

17世紀後半になると、6代皇帝のアウラングゼーブは、従来の宗教的寛容策を改めて厳格なイスラーム教スンナ派に基づく統治を行い、ジズヤ(人頭税)を復活したためにヒンドゥー教徒の支持を失い、デカン高原のマラーター族もシヴァージーを中心に1674年にマラーター王国を形成したのをはじめ、各地で反乱が勃発してしまいます。

18世紀後半、イギリスは七年戦争の帰趨を定めた1763年のパリ条約によってフランス勢力をインドから駆逐すると、1765年にベンガル地方の徴税権(ディーワーニー)を獲得したことを皮切りにイギリス東インド会社主導の植民地化が進み、マイソール戦争・マラーター戦争・シク戦争などを経てインド支配を確立することとなります。

■イギリス東インド会社とは

イギリス東インド会社は、アジア貿易を目的に設立された、イギリスの勅許会社。アジア貿易の独占権を認められ、イングランド銀行から貸付を受けながら、17世紀から19世紀半ばにかけてアジア各地の植民地経営や交易に従事しました。

当初は香辛料貿易を主業務としていましたが、次第にインドに行政組織を構築し、徴税や通貨発行を行い、法律を作成して施行し、軍隊を保有して反乱鎮圧や他国との戦争を行う、インドの植民地統治機関へと変貌していきました。セポイの乱(インド大反乱)の後、インドの統治権をイギリス王室に譲渡し、1858年に解散しています。

1765年、イギリス東インド会社は皇帝シャー・アーラム2世からベンガル、オリッサ、ビハールのディーワーニー(州財務長官の職務・権限)を授けられ、財務長官に就任することとになりました。イギリスは太守の職を得たわけではなかったが、この3州の収租権を得たということはこの三州における「太守」になり、領有権を得たも同然の状態になっています。

■モハール金貨とは

モハール金貨は、かつてインドやパキスタン地域で用いられた、非常に価値の高い金貨の一種です。17世紀にムガル帝国の皇帝ジャハーンギールによって発行されたのが最初とされており、その後も時代や地域によって様々な形態で発行されました。
モハール金貨は、純金の含有量が非常に高く、また美しく精巧な装飾が施されていることが特徴です。

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