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【MS66】1926年-R アルバニア 20フランガ・アリ金貨

SOLD OUT
"最高鑑定品"
入荷です!

■デザイン

表面:スカンデルベグ
スカンデルベグは中世アルバニアの君主であり、オスマン帝国に抵抗した民族的英雄

裏面:翼のあるライオン

■状態

MS66
PCGS社最高鑑定品

■コイン詳細

【発行年】1926年
【鋳造地】ウィーン
【額面】20フランガ アリ
【発行枚数】 不明
【素材】:金
【重量】:約6.4g
【直径】:約20mm
【表面】:スカンデルベグ
【裏面】:翼のあるライオン
【PCGS鑑定】MS66

■ポイント

*希少性
発行枚数はわずか5900枚、
PCGS鑑定枚数は21枚。
発行枚数、鑑定枚数ともに非常に少なく、希少性抜群です。

*状態
PCGS社最高鑑定品!
約100年前のコインでMS66評価。
素晴らしいほどの状態です。

この発行枚数、鑑定枚数でこの状態の最高鑑定品を手に入れるのは、
困難を極めます。
世界中のコレクターが欲する1品になるので、安心してお手元における1枚かと思います。

▼コインのストーリー

■概要

ゾグ1世がアルバニア共和国の大統領時代に作成されたとても芸術性の高い金貨となります。

フランガ・アリは、アルバニアの通貨の単位であり、
1925年から1939年にイタリアに占領されるまで使用されていた通貨。

■アルバニア王国とその時代背景

アルバニア王国は南東ヨーロッパ、バルカン半島南西部に位置する共和国。南北340キロメートル、東西の最大幅150キロメートルの細長い国です。
現在のアルバニアの領土は、7世紀以降はビザンティン帝国、ブルガリア帝国、ラテン帝国、セルビア帝国の支配を受け、15世紀からはオスマン帝国の支配下に入りました。

19世紀から、オスマン帝国内の被支配民族に自治の要求が高まる中、アルバニアでもアルバニア国民連盟が結成され、トルコ軍と衝突。1912年、第一次バルカン戦争におけるトルコの敗退に際し、独立を宣言、1913年にアルバニア王国の独立が承認されました。しかしアルバニア人居住の多いコソヴォはセルビア領とされたため、その後も問題(コソヴォ問題)が残ってしまいます。

バルカン半島の民族対立から第一次世界大戦が起こると、アルバニアもイタリアからの介入が強まり、大戦後はイタリアの委任統治となりました。1920年、再独立を果たし、政治の混乱から登場したゾグがイタリアと結んで権力をにぎり、1926年にイタリアの保護国となり、その保護のもと、1928年にはゾグ1世として即位しています。

イタリアは1939年3月にヒトラーがチェコスロヴァキア解体に踏み切ったと同時に、1993年4月、アルバニアに侵攻。アルバニアはムッソリーニのイタリア軍に占領され、イタリアに武力併合されました。同年5月、アルバニア国王ゾグは国外に亡命し、独立を喪失しています。

■ゾグ1世とは

ゾグ1世は、アルバニア共和国の大統領(1925年 - 1928年)、後にアルバニア王国の国王(1928年 - 1939年)
「ゾグ」はアルバニア語で「鳥」を意味する。ゾグ家はオスマン帝国のマティ総督を世襲で勤めた家系であり、アフメト・ゾグはマティ族の族長で、地主層に属する家柄の出身であった。

1920年に成立したスレイマン・デルヴィナ政権で内相を務め、1922年に首相兼内相となると、自らの氏族の出身者を憲兵隊などに多く送り込み、政府の実権を掌握した。
1928年9月1日、憲法を改正して王位に就いた。この時にアフメトというトルコ語由来のムスリムの男性名を名乗るのを止め、ゾグだけを名前とした。即位した後は権威主義体制を敷く一方で、民法や刑法の導入などの近代化政策を推し進めました。

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