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【MS62】1876年 イギリス領インド ヴィクトリア女王 1ルピー銀貨

SOLD OUT
イギリス領インド帝国のルピー銀貨。
希少な上位グレード品入荷です!

■デザイン

表面:ヴィクトリア女王
裏面:花輪で囲まれた中央に碑文(ONE  RUPEE INDIA 1876)

東インド会社がムガル皇帝を退位させ、社を解散させた後の1876年より、ヴィクトリア女王が「インド女帝」に推戴され、翌1877年に即位が発表されました。
即位後、表面の「VICTORIA QUEEN」の刻印が「VICTORIA EMPRESS」に変わりました。本品は1876年銘のため、「QUEEN」刻印になります。

■状態

MS62
NGC社第二位鑑定品

■コイン詳細

【発行年】1876年
【鋳造地】ボンベイ
【額面】1ルピー
【NGC鑑定枚数】39枚
【素材】:銀
【重量】:11.66g
【直径】:30.78mm
【表面】:ヴィクトリア女王
【裏面】:花輪で囲まれた中央に碑文(ONE  RUPEE INDIA 1876)
【NGC鑑定】MS62

■ポイント

*希少性
NGC社鑑定枚数39枚。
鑑定済コインも僅かしかなく残存枚数からも希少性を伺えます。
希少性◎

*状態
NGC社第二位鑑定品
上にはMS63の1枚しかありません。
素晴らしい状態です。

*市場性
ヨーロッパ金貨の値上がりが激しい中、この時代に作られたヴィクトリア女王が描かれたコインは全世界のコレクターから人気があり、大変注目を浴びています。

相場から見ても割安な今のうちに手に入れ、是非コレクションの一枚に加えてみてはいかがでしょうか。

▼コインのストーリー


■概要

栄華を極めたイギリス、ヴィクトリア朝時代に作成されたイギリス領インド銀貨。
人気のヴィクトリア女王が描かれています。

■インドの時代背景

イギリスは1857年にインド大反乱(1857年から1858年の間にインドで起きたイギリスの植民地支配に対する民族的抵抗運動、反乱のこと)を鎮圧してから、イギリス国王がインド皇帝を兼ねるインド帝国として、インドを直接統治するようになります。

イギリスはインド統治に際して分割統治の手法をとっていました。1885年にはインド人知識人層を懐柔するための諮問機関としてインド国民会議を設け、円滑な統治の安全弁としてこれを活用していましたが、この会議は1905年のベンガル分割令に対する反対運動から、イギリスの思惑を超えて反英闘争の中心組織に転化、四大綱領(英貨排斥、民族独立、国産品愛用、民族教育)をその闘争の理念として民族運動をひきおこしました。

後の第一次世界大戦においては、イギリス本国は英領インド帝国から2個師団100万人以上の兵力を西部戦線に動員し、食糧はじめ軍事物資や戦費の一部も負担させました。この頃から、英領インド帝国の植民地的財政負担は頂点に達し財政状態は窮迫していきます。1919年、インド統治法によって財政改革を行い、植民地制度のもとで部分的地方自治制は承認されましたが、州政府は財政困難に陥り、これより反英闘争が発展し、独立運動が本格化していくことになります。

■ヴィクトリア女王とは

ヴィクトリアは、イギリス・ハノーヴァー朝第6代女王(在位:1837年6月20日 - 1901年1月22日)。
2022年9月8日までイギリス女王であったエリザベス2世の高祖母にあたる。

世界各地を植民地化・半植民地化して繁栄を極めた大英帝国を象徴する女王として知られ、その治世は「ヴィクトリア朝」と呼ばれ、政治・経済のみならず、文化・技術面でも優れた成果を上げました。在位は63年7か月にも及び、歴代イギリス国王の中ではエリザベス2世に次いで2番目の長さでした。

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