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【Ch MS 5/5 5/5 Fine Style】161年~169年 古代ローマ帝国 ルキウス・ウェルス帝 アウレウス金貨

数量
9,430,000(税込)
世界市場で抜群の人気を誇る古代ローマ帝国コイン!
世界に僅かしか存在しない貴重な上位グレード品です。

1800年以上前の歴史と背景を誇りつつ、
『FineStyle』が付与された奇跡の状態を保持するコインです。
他では間違いなく入手困難の貴重なローマ帝国コインのご紹介になります。

■デザイン

表面:ルキウス・ウェルス帝の肖像
銘文:L • VERVS AVG-ARMENIACVS

裏面:勝利の女神ヴィクトリアが勝利と栄光を象徴する盾を持っているモチーフ
銘文:TR P IIII • IMP II COS II (VIC/AVG. RIC III

■状態

Ch MS Strike: 5/5 Surface: 5/5 FineStyle

■コイン詳細

【発行年】紀元前161年~169年
【発行国】ローマ
【額面】アウレウス
【素材】金
【重量】7.3g
【直径】18mm
【表面】ルキウス・ウェルス帝の肖像
【裏面】勝利の女神ヴィクトリアが勝利と栄光を象徴する盾を持っているモチーフ
【NGC鑑定】Ch MS Strike: 5/5 Surface: 5/5 FineStyle 
【専門書:】Calico Nb:2174

■ポイント

*希少性
鑑定枚数わずか141枚!
上位グレードである「GEM MS」は更に少なく、25枚しか存在しません。

さらに特筆すべきは、この金貨がローマ帝国東方の大国パルティアを打ち破り、アルメニア王国を奪還したことを記念して発行されたものであることです。記念金貨であるがゆえに発行枚数も少なく、鑑定枚数からも極めて高い希少性が伺えます。

しかも、ルキウス・ウェルス帝が描かれた金貨のうち、8割以上が月桂冠を戴いた「有冠」タイプであるのに対し、本品は圧倒的な希少性を誇る「無冠」タイプとなります。 まさに皇帝の威厳をそのまま体現した、極めて貴重なコインです。

希少性の高い高品質のアウレウス金貨は、歴史上数えるほどしか存在しない奇跡ともいえるコインです。コレクターも手放すことが無いため市場に出回ることは稀で、まさに幻の逸品と言えます。

*状態
・Strike(打刻)、Surface(表面)ともに満点!最高評価!
・グレード:CH MS(完全未使用品)
※「Ch」はChoiceの略号で、 MS(完全未使用品)グレードの中でも特に状態の良いものに対して付与されます。
・そしてなんと『FineStyle』が付与!
※『Fine Style』:コインの磨耗や打刻・表面の状態といったグレードとは別に、個体差のある古代コインの中で特に芸術性が高いと認められる美しいコインに付けられます。
さらにその他古代コインにありがちなマイナスとなるポイントも一切ありません!

1800年以上もの時を経て、この状態で保存されていることは奇跡に近いといっても過言ではありません。

*市場性
古代ローマ帝国のコインは、単なる貨幣を超えて、その歴史と文化を刻む貴重な資料であり、歴史的な芸術遺産としても高い評価を得ています。

表面に描かれたルキウス・ウェルス帝は、マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝と共同で統治した皇帝です。この時代は「五賢帝時代」と呼ばれ、ローマ帝国は最大版図を誇り、最盛期を迎えたことで知られています。ルキウス・ウェルス帝は、マルクス・アウレリウス帝とともに、名君として現在でも称賛され、コレクターや歴史愛好家からも人気の高い皇帝です。

そして数あるローマ帝国コインの中でも、本品は奇跡ともいえる「CH MS」評価、さらに『FineStyle』が付与されており、
市場には滅多に出回ることのない、コレクターや投資家のみならず、歴史愛好家にとっても垂涎の逸品と言えます。

・歴史的価値がある貴重な古代コイン
・世界に僅かしかないハイグレード品
この条件を有したコインは世界中のコレクターから熱烈に愛されます。

『タイミング』『ご予算』
ともに選ばれた人にしか手に取れないコレクションです。
ぜひこのチャンスを逃さないでください!

▼コインのストーリー

■概要

絶大な人気を誇る古代ローマ帝国金貨!
極めて希少なハイグレードのローマ帝国コインです。

■ローマ帝国とは

ローマ帝国は、古代ローマの共和制の時代以降を指す言葉である。この時代、古代ローマはイタリア半島に誕生した都市国家から、地中海にまたがる領域国家へと発展していきました。
紀元前27年に最初の皇帝アウグストゥスが即位し、西暦476年まで続きました。

ローマ帝国は、その領土を広げながら、法制度、行政組織、道路網、都市建設などの革新を行い、地中海統一と繁栄をもたらしました。その経済は農業と貿易に依存しところもあり、奴隷制度が根底にありました。ローマの軍事力は恐るべきもので、征服戦争を通じて領土を拡大し、多様な文化や宗教を取り込んでいきました。

しかし、政治的な混乱、内部の腐敗、外敵の圧力などが次第に帝国の衰退を招き、最終的には分裂して滅亡しました。ローマ帝国は、その影響力と文化遺産により、西洋文明の形成に大きな影響を与えました。

■ルキウス・ウェルス帝とは

ルキウス・ウェルスは、161年から169年までマルクス・アウレリウスと共にローマ帝国を統治した共同皇帝です。ハドリアヌス帝の血縁者として生まれ、マルクス・アウレリウスの養子となったウェルスは、恵まれた環境で育ちました。

若い頃から優れた知性と弁論術を発揮し、154年には史上最年少で執政官に就任します。161年、アントニヌス・ピウス帝の死後、マルクス・アウレリウスと共に皇帝に即位しました。

共同皇帝として、ウェルスは161年から166年にかけてパルティアとの第六次パルティア戦争に従事しました。卓越した指揮官ぶりとカリスマ性で兵士を鼓舞し、見事な勝利を収めました。特に、アルメニア王国の奪還と、パルティアの首都クテシフォン占領は、大きな戦果として讃えられました。

168年、ゲルマン民族の襲来により、マルコマンニ戦争が勃発します。ウェルスは出陣し、戦いに挑みますが、169年1月、帰途中に病死してしまいます。死因については、食中毒説やマルクス・アウレリウスによる毒殺説など諸説があります。

ウェルスは死後、神として祀られ、「神君ウェルス」の称号を与えられました。一方で、マルクス・アウレリウスはウェルスを批判的な言葉で評しており、二人の関係は複雑だったようです。

ルキウス・ウェルスは、文武両道の才能を持ちながらも、享楽的な生活を好んだ皇帝として知られています。短い生涯ながら、パルティア遠征での勝利という大きな功績を残しました。彼の死は、マルクス・アウレリウス治世の転換点となったと言えるでしょう。

■アウレウス金貨とは

ラテン語で「金」を意味しております。
紀元前1世紀から紀元4世紀初頭まで定期的に造幣されていましたが、
その後ソリドゥス金貨に取って代わられました。

アウレウスとデナリウスは同じ大きさですが、
金の方が密度が高いので重いのが特徴です。

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