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【AU★ 5/5 4/5 FineStyle】紀元前400年〜323年 古代ギリシア シキオン スターテル銀貨

数量
5,117,500(税込)
世界市場で抜群の人気を誇る古代ギリシアコイン!
デザインも魅力的な歴史的価値の高い銀貨です。

2300年以上前の歴史と背景を誇りつつ、
『★』『FineStyle』が付与された抜群の状態を保持するコインです。
他では間違いなく入手困難な希少価値の高いコインのご紹介になります。

■デザイン

表面:キマイラ (ΣE) 、花輪
裏面:月桂冠に囲まれた「白鳩」(平和の象徴)

キマイラは、ギリシャ神話に登場する怪物。英語ではキメラ、キメイラ、またはカイメラ(Chimera)とも呼ばれています。
ライオンの頭、山羊の胴体、蛇の尻尾を持ち、口から火炎を吐く姿をしています。

元はヒッタイトで神聖視された季節を表す聖獣で、ライオンが春、山羊が夏、蛇が冬を象徴していました。

キマイラは、自然の力強さと恐ろしさを象徴する存在とされ、様々な創作物に登場しています。また、生物学においても、異なる種類の細胞が融合した生物を「キメラ」と呼ばれる語言ともなっています。

■状態

AU★Strike: 5/5 Surface: 4/5 FineStyle

■コイン詳細

【発行年】紀元前400年~323年
【鋳造地】シキオン(Sykion)
【額面】スターテル
【素材】銀
【重量】12.12g
【直径】24mm
【表面】キマイラ (ΣE) 、花輪
【裏面】月桂冠に囲まれた「白鳩」(平和の象徴)
【NGC鑑定】AU★Strike: 5/5 Surface: 4/5 FineStyle
【専門書:】BMC 57、Traité III 776, BCD Peloponnesos 218、HGC 5、201

■ポイント

*希少性
まず残存していることが困難であり、
2300年以上もの時を経て、『★』『FineStyle』が付与された、奇跡ともいえる状態を維持しています。

*状態
・Strike(打刻)は満点!最高評価!
・Surface(表面)は、4とこちらも高評価!
・グレード:AU(準未使用品)!
・そしてなんと『★』『FineStyle』が付与!
※『★』:状態に特筆すべき美しい評価がある証です。
※『Fine Style』:コインの磨耗や打刻・表面の状態といったグレードとは別に、個体差のある古代コインの中で特に芸術性が高いと認められる美しいコインに付けられます。
さらにその他古代コインにありがちなマイナスとなるポイントも一切ありません!

2300年もの時を経て、この状態で保存されていることは奇跡に近いといっても過言ではありません。

*市場性
古代ギリシアのコインは、単なる貨幣ではなく、その時代を映し出す貴重な歴史資料であり、芸術性と歴史性を兼ね備えた、人類にとってかけがえのない歴史遺産です。しかし、時を経てもなお輝きを失わないコインは極めて限られており、現代においてその多くは失われてしまいました。

今回ご紹介するコインは、まさにそんな希少価値の高い逸品の一つです。数あるギリシアコインの中でも、抜群のグレード評価を受けており、市場に出回ることは滅多にありません。コレクターや投資家はもちろん、歴史愛好家にとっても垂涎の的と言えます。

そして、本品のスラブには、知る人ぞ知る「WINGS」のゴールドシールが貼られています。
WINGS(World Identification and Numismatic Grading Service)は、2008年に設立された世界のコイン、トークン、メダル、古代貨幣の鑑定会社です。

鑑定されたコインは同じグレードでも状態には差があるという理念により、PCGS、NGC、ICG、ANACS、またはICCSの各鑑定会社によって鑑定されたコインをさらに審査し、「最高品質:Premium Quality」または「グレード相応品質:Solid for the Grade」であるかどうかを判断しています。

シルバーシールが付与された場合は、鑑定結果が正しかったことの証であり、「グレード相応」の品質であることを意味します。
ゴールドシールが付与された場合は、同じグレードの鑑定をされたコインの中でも「過小評価」されており、同じグレード内でも最高の品質を保持しているということを意味しています。

「WINGS」のゴールドシールが貼られたコインは、その信頼性と品質の高さが認められた、希少価値の高いプレミアムコインとして扱われています。

・歴史的価値がある古代ギリシアコイン
・貴重なハイグレード品
この条件を有したコインは世界中のコレクターから熱烈に愛されます。

美しさと芸術性があふれたこの銀貨は市場性と希少性を兼ね備えた今後の価格推移も大いに期待できるコインです。

資産として、投資として、コレクションとして、
どれをとっても申し分のない 末長く所持していたい逸品です!

▼コインのストーリー

■概要

世界市場で抜群の人気を誇る古代ギリシアコイン!
市場では滅多に見ることのできない貴重なハイグレード品です。

■シキオンとは

シキオン(Σικυών, Sicyon)とは、ギリシアのペロポネソス半島北東部コリンティア県にある地名。
ギリシャ語の発音はシキュオーン。「シキュオン」とも呼ばれています。

コリントスとアカイアの間に位置するシキオンは、古代ギリシア時代の栄光と変遷をその身に刻んだ都市国家です。現在も残る遺跡は、古代ギリシアの歴史を紐解く貴重な鍵となっています。

ミケーネ時代から続く王家による統治を経て、アルカイック期から古典期にかけては僭主たちの時代を迎えました。紀元前4世紀には、シキオンの絵画学校が名声を博し、巨匠パンフィロスやアペレスを輩出するなど、芸術の中心地として繁栄を極めました。彫刻家リュシッポスもシキオン出身であり、その作品はギリシア彫刻の頂点にまで達しました。

しかし、紀元前3世紀に入ると、シキオンはアカイア同盟の拠点となり、その指導者となったアラトスは同盟を拡大し、スパルタに対抗するなど、政治的にも重要な役割を果たしました。

しかし、栄光は永遠ではありません。紀元前146年、シキオンはローマ帝国に併合され、コリントスやパトラエなどの都市に押され、徐々に衰退していきます。さらに、紀元前153年と紀元前141年には壊滅的な地震に見舞われ、ローマ時代の内戦では略奪されるなど、苦難の時代を余儀なくされました。

紀元2世紀の旅行家パウサニアスがシキオンを訪れた際には、すでに荒廃していたと記されています。

シキオンの歴史は、古代ギリシアの芸術と政治、そして栄枯盛衰を象徴するものです。絵画や彫刻などの芸術で大きく貢献し、アカイア同盟の指導者として重要な役割を果たしたシキオンは、古代ギリシア史において重要な位置を占めています。

現在も残る遺跡は、当時の繁栄を偲ばせる貴重な資料であり、古代ギリシアの歴史を学ぶ上で欠かせないものとなっています。

■スターテルとは

スターテルは、古代ギリシアの一部の都市国家で使用されていた古代硬貨の一種です。スターテルとは、ギリシア語で「重さ」を意味します。この硬貨は、重量が一定であったため、交易において信頼され、幅広く使用されました。

スターテル貨幣は、リディア王国が最初に鋳造した金属貨幣であるエレクトロン硬貨(紀元前7世紀)から発展しました。最初のスターテル貨幣は、リディアやペルシャ帝国などの地域でも鋳造されましたが、その後、ギリシア本土や周辺地域で広く使用されるようになりました。

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