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【Ch VF 5/5 3/5】紀元前500年?450年 古代ギリシア ミュシア ランプサコス スターテル金貨

SOLD OUT
歴史的な芸術遺産!
古代コインコレクターを魅了してやまない人気デザインです。

抜群の人気を誇る古代ギリシアコインの中でも、
特に状態と市場性に優れた金貨のご紹介です。

■デザイン

表面:ペガサス
裏面:インキューズ(刻印)

※裏面の穴は表面デザインを浮かせるため、
銀製の土台に抑えて製造する際に施されたインキューズというもので 
「 偽造防止目的の極印 」
 とも言われており、当時の貴重な技術を、このコインから見る事ができます。

■状態
Ch VF Strike: 5/5 Surface: 3/5

■コイン詳細

【発行年】紀元前500年?450年
【発行国】ランプサコス(Lampsacus)
【額面】 スターテル
【素材】EL(エレクトラム:自然合金)
【重量】15.24g
【直径】約20mm
【表面】ペガサス
【裏面】インキューズ(刻印)
【NGC鑑定】 Ch VF Strike: 5/5 Surface: 3/5

■ポイント

*希少性
”奇跡的な状態維持”
2500年もの時を経てまず残存していることが困難であり、
状態の良いものを探すことはとても困難となっています。
本品のようなハイグレードのコインは極めて貴重で、市場では滅多にお目にかかることはありません。

*状態
・Strike(打刻)は満点!最高評価!
・Surface(表面)は、3とこちらも申し分ありません。
・グレード:CH VF(美品)
※「Ch」はChoiceの略号で、 VF(美品) グレードの中でも特に状態の良いものに対して付与されます。
2500年も前とは思えない奇跡ともいえる状態を保持しています。

*市場性
古代ギリシアのコインは、単なる貨幣ではなく、時代を映す貴重な歴史資料であり、芸術性と歴史性を兼ね備えた人類の財産として高く評価されています。

その貴重な古代ギリシアコインの中にあって本品は、貨幣史の中でも最古に近い時代に鋳造されたにもかかわらず、打刻の鮮明さ、表面の光沢、細部に至るまでの美しさが鮮明に残されており、まさに歴史的価値の高い芸術品と言えます。

また古代ミュシアで作成されたコインは、ライオンや羊など多種多様なデザインが存在し、バラエティーの豊富さと希少性から世界中のコレクターから絶大な人気を誇っています。中でも、本品のペガサスのデザインは、その希少性と芸術性の高さから、特に評価と人気が高く、コレクター垂涎のコインと言えるでしょう。

・歴史的価値がある古代コイン
・奇跡の保存状態
この条件を有したコインは世界中のコレクターから熱烈に愛されます。

2500年前のコインとは思えない美しい輝きを保った芸術遺産とも言える古代コイン!
コレクションとしても、投資対象としても申し分のない逸品です。

▼コインのストーリー

■概要

歴史的な芸術遺産!
絶大な人気を誇る古代ギリシアコイン!奇跡の状態を保持する希少金貨です。

■ミュシアとは

ミュシアは古代の小アジア北西部の地域であり、プロポンティス海の南に位置していました。ミュシアにはミュシア人、フリギア人、アイオリス人、ギリシャ人などが住んでいました。地理的には、ミュシアの山々にはオリンポス山とイダ山があり、アドラミュティオン湾付近のテムノス山がミュシアとリディアを分けていました。主な河川にはマケストス川とリュンダコス川がありました。ミュシアにはペルガモンやキジコスなどの重要な都市がありました。

神話的には、ミュシアはギリシア神話のトロイア戦争に関連して登場し、ミュシア王テレポスやミュシア軍が描かれています。ホメーロスの叙事詩『イーリアス』でもミュシアが言及されていますが、具体的な位置については言及されていません。

■ランプサコスとは

ランプサクス(Lampsakos)は、古代ギリシャの都市であり、ミュシア地方に位置していました。ランプサクスはプロポンティス海(現在のマルマラ海)の沿岸にあり、重要な港湾都市として栄えました。その名前は、ギリシャ語の「λαμπάς」(灯り)と「σάκος」(袋)に由来し、都市の灯台にちなんで名付けられました。

ランプサクスは、ギリシャ人によって建設され、その後、周辺地域の重要な都市となりました。特に、商業や海事交易において栄えました。ランプサクスは、穀物や魚介類などの農産物や海産物を輸出し、ギリシャや他の地中海地域との交易で繁栄しました。

この都市は、ギリシャ神話においても重要な役割を果たしました。神話によれば、ランプサクスはトロイア戦争中にギリシャ艦隊の拠点となり、アカイア人やその他のギリシャの英雄たちが集まる場所でした。また、有名な哲学者であるアナクサゴラスやデモクリトスなど、知識人や思想家もランプサクスから出てきました。

ランプサクスは、都市としての繁栄を長い期間にわたって維持しましたが、古代の時代には様々な支配者の支配を受けました。アケメネス朝ペルシャ帝国、マケドニア王国、セレウコス朝、ローマ帝国などがランプサクスを支配しました。これにより、都市は異なる文化や影響を受けながらも、その重要性を保ち続けました。

現代では、古代遺跡や考古学的な遺産が残っており、観光地として訪れる人々を魅力しています。また、マルマラ海の美しい景観と組み合わさった風光明媚な場所でもあります。ランプサクスは、古代ギリシャの歴史や文化を追求する人々にとって、興味深い場所となっています。

■エレクトラムとは

エレクトロン貨(Electrum)は、紀元前670年頃にアナトリア半島のリュディアで発明された、世界最古の鋳造貨幣。
エレクトロン(elektron )とはギリシャ語で琥珀を意味し、金銀合金はその淡黄色が琥珀を連想させるものであることから、琥珀金すなわちエレクトラム(electrum )と呼ばれました。

リディアのエレクトロン貨はバクトーロス川の河床から得られた砂金、即ち自然金の塊の片面に、動物や重量などの極印を刻印していました。

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