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【MS66】1925年 イギリス ジョージ5世 1ソブリン金貨

SOLD OUT
世界市場で抜群の人気を誇るイギリス金貨!
人気のジョージ5世が描かれた貴重なハイグレード品です。

絶大な人気を誇るイギリスコインから、
特に状態と市場性に優れた金貨のご紹介となります。

■デザイン

表面:ジョージ 5世の肖像画
銘文:GEORGIVS V D.G.BRITT:OMN:REX F.D.IND:IMP:B.M.

裏面:セントジョージの龍退治
銘文:1925 B.P.

セントジョージの龍退治はキリスト教の聖人である聖ゲオルギオス(セントジョージ)が、邪悪な龍を退治する物語を視覚的に表現しています。特に、イギリスのソブリン金貨の裏面デザインとして長く使用されており、世界中で広く知られるようになりました。

■状態

MS66

■コイン詳細

【発行年】1925年
【発行国】イギリス
【額面】1ソブリン(1ポンド)
【発行枚数】4,406,000枚
【素材】金
【重量】7.9881g
【直径】22.05mm
【NGC鑑定】MS66

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数1,735枚
鑑定枚数は比較的多いものの、イギリスコインは世界的なコレクターからの需要が高いため、状態のいいものは市場に出回るとすぐに売れてしまい、入手が困難です。

*状態
NGC第4位鑑定品
アンティークコインでMS66のグレーディング評価はなかなか市場には出てきません。
打刻の鮮明さ、表面の光沢、細部に至るまでの美しさは非常に素晴らしく、約100年前のコインでありながら抜群の状態を保持しています。

*市場性
アンティークコインでは王道のイギリスコイン!
近年の著しい値上がりをみてもイギリスコインの人気の高さは一目瞭然です!

そして本品に描かれているジョージ5世は王妃メアリーと幸せな結婚生活を過ごし家族思いとしても有名でした。また穏やかな人柄と、困難な状況下でも国民を一つにまとめようとしたリーダーシップによって、国民から深く愛された国王として有名です。
そのジョージ5世が描かれたコインは、世界中のコレクターから大変人気を集めています。

人気が高いジョージ5世のコインは世界中のオークションでも注目され、出品されると入札も多く集まり、高値で取引がされています。

アンティークコインコレクターであれば一枚は所有したい世界でも日本でも絶大な人気を誇るイギリス金貨!
在庫があるタイミングで是非コレクションに加えていただきたい逸品になります。

▼コインのストーリー

■概要

世界市場で抜群の人気を誇るイギリス金貨!
人気のジョージ5世が描かれた希少な上位鑑定品です。

■イギリスの時代背景

1900年代初頭は、ヴィクトリア女王の統治下で栄えたヴィクトリア朝が終わり、エドワード7世が国王に即位しました。エドワード朝は、社交的な活動や文化の発展を特徴とし、この時代には、労働者運動が力をつけ、労働法改革が進み、労働者の権利が強化されました。また、女性の選挙権運動も盛んになり、女性参政権の実現に向けて闘争が続きました。

第一次世界大戦(1914-1918)は、イギリスにとって重要な転換点でした。数百万の兵士が動員され、多くの人々が犠牲になりました。戦後、多くの社会的変化があり、イギリスの帝国的地位は影響を受けました。ヴェルサイユ講和会議において、新しい国際秩序が形成され、国際連盟が設立されました。また、ロンドン経済会議により、国際通貨体制が確立されました。

1920年代は「黄金の20年代」として知られ、経済的な繁栄や文化的な発展がありました。ジャズ、映画、ラジオなどの新しい文化が興り、ロンドンは世界的な都市として栄えました。しかし、この時期にはもう一つの世界的な事件である大恐慌も発生し、多くの人々が失業し、経済的困難が訪れました。

1930年代には、ナチス・ドイツの台頭とヨーロッパでの緊張が高まり、第二次世界大戦(1939-1945)へとつながりました。イギリスは戦争に参加し、バトル・オブ・ブリテンなどの重要な戦闘が行われました。ウィンストン・チャーチルが首相として指導し、イギリスはドイツに対する抵抗を続けました。戦争の結果、イギリスは帝国の損失を経験し、アメリカとソ連と共に連合国として勝利しました。

この時期のイギリスの歴史は、帝国の終焉、戦争と復興、社会的変革、国際的な関係の変化など、多くの重要な出来事と変動があった時代でした。

■ジョージ5世とは

ジョージ5世は、グレートブリテン及びアイルランド連合王国(イギリス)ならびに海外自治領の国王、インド皇帝(在位:1910年5月6日 – 1936年1月20日)。ウィンザー朝の初代君主(1917年に王朝名を変更)。

ジョージ5世は、1910年から1936年にかけて、イギリスの国王として統治しました。彼はエドワード7世の息子であり、第一次世界大戦の時期を含むイギリスの歴史的な時期を支配しています。

彼は、政治的な立場をとることを好まず、憲法の原則に従い、王権の象徴としての役割を果たしました。第一次世界大戦中には兵士たちを慰問するための前例を創り、一般市民にも接近することで人気を集めていました。
1935年の即位25周年記念式典では、(ナチス・ドイツ、その独裁者アドルフ・ヒトラーを意識して)国民に向けて自らを「ごく平凡な1人の人間に過ぎない」と述べ、この頃からジョージ5世は、国民から広く愛される国王となりました。

ジョージ5世は、国王としての役割においても多大な貢献をしましたが、また、家族思いとしても有名でした。彼は、王妃メアリーとの結婚生活が幸福であり、6人の子供たちともとても仲が良かったと言われています。

しかし、彼が統治した時期は、社会的・政治的に不安定な時期でもありました。第一次世界大戦中には、多くの兵士が戦死し、多くの家族が悲しみに包まれました。また、労働者の権利や女性の参政権など、社会的な変革の要求が高まる中、政治的な不満も蓄積されていました。

ジョージ5世は1936年に亡くなり、その後、長男のエドワード8世が国王となりました。ジョージ5世はその穏やかな人柄とリーダーシップによって、イギリスの歴史において重要な役割を果たし、国民から愛された君主の一人として称えられています。

■ソブリン金貨とは

ソブリン金貨(Sovereign)とは、イギリスの1スターリング・ポンドに相当する金貨の名称です。その歴史は古く、1489年、ヘンリー7世の時代に発行された量目240グレインの金貨が20シリングと等価とされたのが最初です。

この金貨は、それまで流通していた天使を描いたエンゼル金貨に対して、玉座に坐る国王が描かれたことから、「ソブリン」(君主)と名付けられました。
しかし、1604年を最後に鋳造が打ち切られ、その後はギニー金貨が主要な金貨として使用されました。

イギリスが金本位制を採用した1816年、新しい本位金貨が制定され、再びソブリン金貨が発行されることになります。この新しいソブリン金貨は、表に国王の横顔、裏にセントジョージが竜を退治する図案が描かれ、以後この図案がソブリン金貨の代表的なものとなりました。

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