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【MS 4/5 4/5】紀元前425年?413年 古代ギリシア シチリア島 メッシーナ テトラドラクマ銀貨

数量
4,996,000(税込)
世界市場で圧倒的な人気を誇る、古代ギリシアのコイン!
紀元前に発行された非常に希少な古代コインで、歴史的な価値はもちろん、その美しさも際立っています。
しかも、最高鑑定を獲得した最上級のレアコインです!

歴史的価値の高い2400年前のギリシアコインであり、奇跡的な保存状態で『MS』グレードが付与されています。
他では間違いなく入手困難な最上級コインのご紹介になります。

■デザイン

表面:右に跳ねる野ウサギ、真下で跳ねるイルカ。
裏面:ニンフ(精霊)のメッシーナが、両手に手綱を持ち、ラバのビガを右にゆっくりと走らせています。手綱の上には女神ニケ。
【女神ニケ】ギリシア神話に登場する勝利の女神。ローマ神話ではヴィクトリア (Victōria) と同一視される。
英語ではナイキ(Nike)と発音され、スポーツ用品メーカー「ナイキ」の社名はこの女神に由来しています。

メッシーナ(シチリア島北東部にある都市)は、紀元前484年または480年の古代オリンピックで、ラバを用いた競技において優勝したと伝えられています。
この貨幣は、その勝利の栄光を称え、野ウサギを図像として刻んで発行されました。
野ウサギは、メッシーナで崇敬されていたパン神に捧げられた動物であり、この貨幣は、神々、競技、都市が深く結びついていた古代社会の姿を物語っています。

■状態

MS Strike: 4/5 Surface: 4/5

■コイン詳細

【発行年】紀元前425年?413年
【発行国】シチリア島 メッシーナ
【額面】テトラドラクマ
【素材】銀
【重量】17.29g
【直径】24mm
【表面】右に跳ねる野ウサギ、真下で跳ねるイルカ
【裏面】ニンフ(精霊)のメッシーナが、両手に手綱を持ち、ラバのビガを右にゆっくりと走らせている。手綱の上には女神ニケ    
【NGC鑑定】MS Strike: 4/5 Surface: 4/5

■ポイント

*希少性
NCC鑑定枚数わずか50枚!
まず残存していることが困難であり、
さらに2400年以上もの時を経て、奇跡ともいえるMS(完全未使用品)評価が付与されています。
この年代でここまで状態の良いコインは、滅多にお目にかかることができません。

*状態
”NGC最高鑑定品”
・Strike(打刻)、Surface(表面)ともに4と高評価!
・グレード:MS(完全未使用品)!最上級グレードのMS評価はわずか2枚しか存在していません。
さらに特筆すべきは古代コインによくあるマイナス評価の鑑定も一切ありません。
2400年もの時を経て、MS(完全未使用品)の状態で保存されていることは奇跡に近いといっても過言ではありません。

*市場性
古代ギリシアのコインは、単なる貨幣でなく、当時の政治、経済、文化を映し出す貴重な歴史資料でもあり、高度な技術が結晶した芸術遺産でもあります。しかし、時を経てもなお輝きを失わないコインは極めて稀であり、多くは失われてしまいました。

その貴重な古代ギリシアコインの中にあって、本品は、貨幣史の中でも最古に近い時代に鋳造されているにも関わらず「MS(完全未使用品)グレード」が付与された、奇跡ともいえる状態を保持しています。
この時代の状態の良いコインは市場に出回ることは極めて稀で、コレクターや投資家はもちろん、歴史愛好家にとっても注目の1枚と言えるでしょう。

・歴史的価値がある希少な古代コイン
・完璧な保存状態を誇る最高鑑定品
この条件を有したコインは世界中の投資家、コレクターがどんどん買いあさり市場からは姿を消してしまっています。

2400年以上前のコインとは思えない美しい輝きを保った歴史的な芸術遺産とも言える古代コイン!
コレクションとしても投資対象としてもお勧めの逸品になります!

タイミング、予算ともに選ばれた人にしか手に取れないコレクション!
是非お手元のコレクションに加えていただきたい逸品になります。

■概要

世界市場で抜群の人気を誇る古代ギリシアコイン!
歴史のロマンと希少性を兼ね備えた最高鑑定を誇るレアコインです。

■シチリア島について

シチリア島は、地中海最大の島で、イタリアの「つま先」のすぐ先に位置するブーツ型の国土の南端に位置します。温暖な気候、豊かな歴史、美しい自然、そして美味しい料理で知られる人気の観光地です。

シチリア島は、古代から様々な文明が栄えた場所として知られています。フェニキア人、ギリシャ人、ローマ人、アラビア人、ノルマン人など様々な文明が栄えた歴史を持ち、その痕跡が島各地に残されています。

■メッシーナとは

シチリア島北東部に位置するメッシーナは、古代から地中海の重要な交通の要衝として栄えてきました。その歴史は紀元前8世紀に遡り、ギリシア人によってザンクレ(自然港湾の形が大鎌(古代ギリシア語: ζάγκλον)に似ているところから付けられた名)として設立されました。

ザンクレは「鎌」という意味で、メッシーナ港の鎌状の地形に由来しています。その後、紀元前5世紀にはサモスの難民がこの地に移住し、都市は「メッシーナ」と改名されました。

メッシーナは常に他国からの侵略を受けており、古代ローマやカルタゴ、ビザンツ帝国、アラブ勢力、ノルマン人など、多くの異民族の支配を経験しました。特に、11世紀のノルマン人征服後は、シチリア王国の一部として統治され、繁栄を迎えます。メッシーナは商業や貿易で栄え、シチリア島の他の都市と同様に、多様な文化と宗教が混在する都市となりました。

また、災害や戦争もこの街を大きく揺るがしました。1783年と1908年の大地震では甚大な被害を受け、1908年の震災では街の90%が破壊され、10万人以上が犠牲となりました。それにもかかわらず、メッシーナの住民はそのたびに街を再建し、今日まで繁栄を続けています。

現在、メッシーナは港湾都市としての役割を果たしながら、観光地としても人気が高まっています。古代遺跡や歴史的建造物、特にメッシーナ大聖堂の美しい鐘楼や天文時計が観光客を魅了しています。歴史の中で幾度も困難に直面しながらも、その都度立ち直り、活気を取り戻したメッシーナは、シチリア島の重要な文化・経済の中心地であり続けています。

■テトラドラクマとは

テトラドラクマは、古代ギリシアやヘレニズム時代に流通していた貨幣の一つで、「4ドラクマ」という意味です。

ドラクマは古代ギリシアの貨幣単位で、銀貨として使用されていました。テトラドラクマは、このドラクマを4つ束ねたもので、銀の重量は約17グラムほどでした。この貨幣は、アレクサンダー大王や彼の後継者たちが発行したもので、その影響力が及んだ地域で広く使用されていました。

テトラドラクマは、世界史上でも最も有名な貨幣の一つで、アレクサンダー大王が広大な帝国を築いた時代の象徴としても知られています。また、当時の東西文化の交流を促す貨幣としても重要な役割を果たしていました。

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