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【Ch AU 5/5 4/5】紀元前4世紀初期~中期 古代ギリシア コリントス スターテル銀貨

数量
773,000(税込)
世界中のコレクターから熱い注目を集める、古代ギリシアコイン!
紀元前に発行された、非常に貴重な歴史的価値の高いコインで、まさに時を超えて語り継がれる逸品です。
さらに、最高グレードの評価を得た、トップクラスのレアコインという点も見逃せません!

歴史的価値の高い2400年前のギリシアコインであり、奇跡的な保存状態で『CH AU』グレードが付与されています。
他では間違いなく入手困難な最上級コインのご紹介になります。

■デザイン

表面:左向きに飛ぶペガサス
裏面:コリント式のヘルメットをかぶった左向きのアテナ、左上部に三叉槍

【三叉槍(さんさそう)、三叉戟(さんさげき)】3つの穂を持つ独特な形状の槍、「戟」。その用途は多岐にわたり、戦闘はもちろん、漁業にも用いられました。ギリシア神話やローマ神話では海神ポセイドンやトリートーン、インド神話ではシヴァ神が戟を象徴的な武器として扱っており、神話の物語を彩る重要な道具の一つです。

■状態

Ch AU Strike: 5/5 Surface: 4/5

■コイン詳細

【発行年】紀元前4世紀初期~中期
【鋳造地】コリントス(古代ギリシア)
【額面】スターテル(スタテル)
【素材】銀
【重量】8.69g
【直径】24mm
【表面】左向きに飛ぶペガサス
【裏面】コリント式のヘルメットをかぶった左向きのアテナ、左上部に三叉槍
【NGC鑑定】Ch AU Strike: 5/5 Surface: 4/5

■ポイント

*希少性
”NGC鑑定枚数112枚”
まず残存していることが困難であり、鑑定枚数からも希少性が伺えます。
さらに2400年以上もの時を経て、『CH AU』グレードが付与された奇跡ともいえる状態を維持しています。この時代のハイグレード品は極めて貴重です。

又、ペガサスとアテナが描かれた古代コリントスのスターテル銀貨は複数発見されていますが、ペガサスの向きやデザイン、裏面に描かれるモチーフがそれぞれ異なることが多く、同じものが二つとして見つからないことも、このコインの希少性を高めています。

*状態
“NGC最高グレード”
・Strike(打刻)は満点!最高評価!
・Surface(表面)は、4とこちらも高評価!
・グレード: CH AU(準未使用品)!この上のグレードは存在していませんので最高グレードになります。
※「Ch」はChoiceの略号で、 AU(準未使用品)グレードの中でも特に状態の良いものに対して付与されます。
さらに古代コインによくあるマイナス評価の鑑定も一切ありません。

2400年もの時を経て、この状態で保存されていることは奇跡に近いといっても過言ではありません。

*市場性
古代ギリシアのコインは、紀元前の歴史的な出来事や文化を伝える貴重な遺産です。その精巧なデザインと優れた制作技術は高く評価されており、現存する枚数が限られているため、希少性も際立っています。これらの要因が価格を押し上げ、長期的な価値の安定が期待されることから、コレクターや歴史愛好家だけでなく、投資家からも注目を集めています。

ペガサスと女神アテナが描かれたこのスターテル銀貨は、その種類と個性的なデザインで、多くのコレクターを魅了しています。当時の鋳造技術では、全く同じコインを作ることが難しく、刻印の位置や細部が微妙に異なるため、一枚一枚が唯一無二の存在です。このため、さらに複数のコインを手に入れたいと願うコレクターが多いのも特徴です。

そして貴重な古代ギリシアコインの中にあって、本品は、2400年以上も前に鋳造されながらも、『CH AU』の最高グレードを獲得した大変貴重な一枚です。
この時代の状態の良いコインは市場に出回ることは極めて稀で、コレクターや投資家はもちろん、歴史愛好家にとっても注目の1枚といえます。

2400年前のコインとは思えない美しい輝きを保った芸術遺産とも言える古代ギリシアコイン!
根強い人気は当然の事、今後の価格推移も大いに期待できるレアコインです。
在庫があるタイミングで是非お手元のコレクションに加えていただきたい逸品になります。

▼コインのストーリー

■概要

世界中のコレクターから熱い注目を集める、古代ギリシアコイン!
最高グレードの評価を得た、大変貴重なレアコインです。

■ペガサスと女神アテナとは

アテナは、ギリシア神話に登場する女神です。当コインは古代ギリシアの主要都市のひとつ、コリントスのものですが、アテナはさまざまな主要都市において、守護神となる存在でした。コリントスだけでなく、アテーナイやミュケーナイなどのアテナを守護神とする都市の中心地には女神の神殿があったそうです。

ペガサスはポセイドンとメドゥーサの間に生まれた非常に気性の荒い生物で、アテナが馬具をつけたことによりコントロールができるようになったと伝えられています。神話によると、コリントスの王子ベレロポンテスはアテナからペガサスをさずかり、怪物であるキマイラを退治したとされています。

その後、ベレロポンテスはペガサスに乗ったまま天界へ行こうとしたところゼウスによって落とされ、ペガサスはそのまま天界でペガサス座として空に輝くようになりました。

■コリントスとは

コリントスは、古代ギリシアを代表する都市国家の一つであり、ペロポネソス半島に位置する交通・交易の要衝として栄えました。アテネやスパルタと並ぶ主要なポリスであり、その歴史は多岐にわたり、非常に深いものです。

紀元前9世紀、ドーリア人によって建設されて以来、コリントスは商業都市として繁栄し、女神アフロディーテが崇拝される中心地でもありました。神話では、創設者はシーシュポスとされ、また、イアーソーンとメーデイアの物語とも密接に関連しています。ペロポネソス戦争ではスパルタ側に立ち、アテナイと対立しましたが、紀元前146年にローマ軍によって破壊され、その繁栄は一度途絶えました。

コリントスはその地理的な優位性から交通の要所として機能し、ギリシア世界において大きな経済的影響力を持っていました。また、コリントス式建築として知られる建築様式を発展させ、文化的にも重要な貢献を果たしています。さらに、キリスト教の普及に伴い、パウロ書簡の宛先としても知られるようになり、宗教的にも歴史的に重要な都市となりました。

幾度も破壊と再建を繰り返したコリントスの現在の市街地は、19世紀半ばに新たに建設されたものです。今日、古代コリントスの栄光を今に伝える遺跡は、歴史と文化を物語る貴重な遺産として世界中の観光客を魅了し続けています。

■スターテル銀貨とは

スターテルとは、貨幣の価値のひとつでもあり、古代ギリシア語で「重さ」を意味する言葉です。スターテルという基準が生まれた当初の紀元前8世紀ごろは、インゴットに使用されていることが確認できるため、最初は重さの単位として誕生し、のちに貨幣に使用されるようになったと考えられます。

スターテルが貨幣として確認されている最古のものは、紀元前およそ650年前にアイギナ島で発行されたものです。
スターテルは、ごくまれに、金貨でも発行されています。しかし、スターテル金貨はそのほとんどが一般流通用のものでなく、政治利用されるための硬貨だったと言われています。

古代コインでよくみられるドラクマ銀貨は、4ドラクマ(テトラドラクマ)で1スターテルに相当します。また、土地によっては2ドラクマが1スターテルに相当する場合もありました。このように、スターテルは、非常に古い歴史を持った通貨の単位なのです。

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