【AU58】1703年 神聖ローマ帝国 ドイツ ニュルンベルク ラムダカット 3ダカット金貨
数量
9,064,000円(税込)
入手困難!
歴史的価値と美しさを兼ね備えた、珠玉の逸品!
動物コインの中でも特別な魅力を放つ貴重なラムダカット金貨です。
世界市場で圧倒的な人気を誇るラムダカット金貨の中でも、
特に希少性と市場性に優れた金貨のご紹介となります。
鑑定枚数も少なく市場では滅多に出会うことができないレアコインです!
■デザイン
表面:PAX(平和)の旗を持ち、地球の上に立つ羊(神の子羊)
銘文:PACEM DA NOBIS CHRISTE BENIGNE
裏面:リボンで飾られた中心に3枚の盾
銘文:MONETA AVREA REIP NORIMB GFN
GFN=Georg Friedrich Nürnberg(ニュルンベルクのミントマスターのイニシャル)
ゼウスの神話、黄金の羊伝説「地球上に立つ羊」の図柄から「ラムダカット」と呼ばれています。
表面に描かれている地球の上に立つ羊の頭部には神聖の象徴「光輪」が描かれ、
その羊が持っている旗にはラテン語で平和を意味する“PAX”が記されています。
表裏の至る所に平和をモチーフにしたとても意味深いデザインです。
■状態
AU58
■コイン詳細
【発行年】1703年
【発行国】ドイツ ニュルンベルク
【NGC鑑定枚数】 25枚
【額面】3ダカット
【素材】金
【重量】10.45g
【直径】約35mm
【表面】PAX(平和)の旗を持ち、地球の上に立つ羊(神の子羊)
【裏面】リボンで飾られた中心に3枚の盾
【NGC鑑定】AU58
■ポイント
*希少性
”NGC鑑定枚数25枚”
鑑定済コインも僅かしかなく残存枚数からも希少性が伺えます。
ラムダカット金貨は1ダカット、2ダカットはまれに市場では見かけることができますが、3ダカットは極めて希少で滅多にお目にかかることが出来ません。また、ラムダカット金貨は大変人気が高いため、市場に出てもすぐにその姿を消してしまっています。
*状態
”NGC第4位鑑定”
上位グレードには15枚しかありません。
この時代のコインは良い状態のものが少ない中、大変希少なAU(準未使用品)評価!
約300年前のコインでありながら打刻の鮮明さ、細部に至るまでの美しさはまさに芸術品といえます。
素晴らしい状態を保持しています。
*市場性
ドイツにおけるカトリックとプロテスタントの対立が激化し、ついに勃発した三十年戦争は、ヨーロッパ全土を巻き込む壮絶な宗教戦争となりました。この戦争は、宗教的対立がもたらす悲劇的な結果を如実に示す、歴史に深く刻まれた出来事です。
その戦争の終結を迎え、平和への願いを込めてニュルンベルクで発行されたのがラムダカット金貨です。この金貨に描かれた羊のモチーフは、平和の象徴としてデザインされており、戦争の悲劇を乗り越えた人々の希望の象徴となっています。かつてヨーロッパの交易の中心地として栄えたニュルンベルクは、戦争によって破壊され、住民たちは苦難に喘ぎましたが、ラムダカット金貨はその混乱の中から生まれ、希望の光を放ちました。
美しいデザインと深い歴史的背景を持つラムダカット金貨は、単なる金貨ではなく、平和への願いが込められた芸術作品です。歴史的な出来事と「平和」という普遍的なテーマが見事に融合したそのデザインは、歴史ファンや平和を愛する人々の心を強く引きつけます。コレクターにとって、ラムダカット金貨は投資対象を超え、その時代の物語を感じられる特別な一枚として、絶大な人気を誇っています。
ラムダカット金貨は市場性が非常に高く、近年ますますその価値が上昇しています。アンティークコインを愛するコレクターなら、一枚は手に入れたいと思うほど、日本でも世界でも根強い人気を誇ります。
その人気の高さから市場からすぐに消えてしまうラムダカット金貨!
資産として、投資として、コレクションとして、
どれをとっても申し分のない 末長く所持していたい逸品です!
▼コインのストーリー
■概要
歴史的価値と美しさを兼ね備えた、珠玉の逸品!
動物コインの中でも特別な魅力を放つ貴重なラムダカット金貨です。
■神聖ローマ帝国とは
神聖ローマ帝国(Holy Roman Empire)は、中世から近世にかけて中欧を中心に存在した政治的な連合体で、現代のドイツ、オーストリア、ベルギー、オランダ、チェコ、スロバキア、スロベニア、ルクセンブルク、スイスなどの地域にまたがり、962年から1806年まで続きました。
神聖ローマ帝国の特徴の一つは、その分散した統治体制でした。帝国の皇帝は、選帝侯(Kurfürsten)と呼ばれる有力な領主たちによる選挙で選ばれていましたが、これらの選帝侯自身も帝国内の領邦を支配していました。このため、中央集権的な統治は困難で、帝国内には多くの独立した領邦や都市国家が存在していました。
各領邦や都市国家は皇帝に対して相対的な自治権を持ち、独自の法律や通貨を使用することもありました。このような制度は、帝国内での多様な文化と地域ごとの発展を促しましたが、同時に統一性の欠如という課題も生み出しました。
宗教面においては、当初カトリック教会が支配的でしたが、宗教改革期にはマルティン・ルター(Martin Luther)をはじめとする改革者たちが登場し、プロテスタント信仰が広まりました。これにより帝国内で宗教的な対立が激化し、三十年戦争(Thirty Years' War)などの宗教戦争が勃発しました。
帝国の終焉は、フランス革命とナポレオン・ボナパルトの台頭によってもたらされました。1806年、フランス皇帝ナポレオンが神聖ローマ皇帝フランツ2世を退位させたことで、神聖ローマ帝国は正式に解体され、歴史の舞台から姿を消しました。
神聖ローマ帝国は、その複雑な政治構造、多様性、宗教的対立、そして豊かな文化的遺産により、ヨーロッパ史上の重要な時代を象徴する存在です。
■三十年戦争とは
三十年戦争(1618年~1648年)は、主にドイツを中心とした神聖ローマ帝国内で展開された一連の宗教的・政治的な紛争の総称です。この戦争は、カトリックとプロテスタントの宗教対立が発端となり、ヨーロッパの多くの国々が巻き込まれる大規模な戦争へと発展しました。当初は宗教的な対立が中心でしたが、次第に領土拡大や王権強化をめぐる政治的な争いへと移行しました。
戦争は、神聖ローマ帝国のハプスブルク家とその支配に抵抗する諸勢力、ならびに周辺の強国(特にフランス、スウェーデン、デンマークなど)が関与しました。戦争は各地で熾烈な戦闘を引き起こし、多くの都市や地域が荒廃し、数百万人の犠牲者が出ました。
1648年に結ばれたウェストファリア条約によって終結し、神聖ローマ帝国の解体に向けた一歩が進み、ヨーロッパの政治地図に大きな影響を与えました。この条約は、国家主権の原則を確立し、宗教的寛容と平和の礎を築いたとされています。
■ニュルンベルクの概要
ニュルンベルクは、ドイツ連邦共和国南部に位置し、バイエルン州のミッテルフランケン行政管区に属する郡独立市。
中世から続く伝統ある、ドイツ史にとって極めて重要な都市。神聖ローマ帝国の帝国会議が最も多く開かれ、歴代の神聖ローマ皇帝が居住・滞在したニュルンベルク城を有し、神聖ローマ皇帝の正当性を証する帝国宝物(「帝国権標」、「戴冠式装束」、「帝国聖遺物」)が保管されています。
「帝国の宝石箱」「帝国都市」と呼ばれるほど文化・芸術をリードする存在となりました。
■ニュルンベルグの歴史
三十年戦争(主にドイツ”神聖ローマ帝国”を舞台として1618年から1648年にかけて戦われた宗教的・政治的諸戦争の総称)の時代、ニュルンベルク周辺の地域は長年続いた陣地戦の戦場となっていました。ニュルンベルク自体が征服されることはなかったものの、周辺地域の荒廃や、経済的な衰弱等甚大な被害が出ていました。戦後は1649年にニュルンベルクで「平和の宴」が催され、敵対していた両陣営がともに何日も祝宴を行い、平和の祝賀ムードを確かめ合った場所でもあります。
■ダカット(Ducat)とは
ダカットは、中世後期から20世紀の後半頃までヨーロッパで使用された硬貨。同時期を通じて、多様な金属で作られた様々なダカットが存在しました。
この硬貨が初めて発行されたのは、シチリア王ルッジェーロ2世統治下のプッリャ公国(公爵領)であったと考えられています。
「ダカット」という単語は中世ラテン語の"ducatus"(「公爵の」や「公爵領の」、又は「公爵の硬貨」の意。)が語源とされています。
歴史的価値と美しさを兼ね備えた、珠玉の逸品!
動物コインの中でも特別な魅力を放つ貴重なラムダカット金貨です。
世界市場で圧倒的な人気を誇るラムダカット金貨の中でも、
特に希少性と市場性に優れた金貨のご紹介となります。
鑑定枚数も少なく市場では滅多に出会うことができないレアコインです!
■デザイン
表面:PAX(平和)の旗を持ち、地球の上に立つ羊(神の子羊)
銘文:PACEM DA NOBIS CHRISTE BENIGNE
裏面:リボンで飾られた中心に3枚の盾
銘文:MONETA AVREA REIP NORIMB GFN
GFN=Georg Friedrich Nürnberg(ニュルンベルクのミントマスターのイニシャル)
ゼウスの神話、黄金の羊伝説「地球上に立つ羊」の図柄から「ラムダカット」と呼ばれています。
表面に描かれている地球の上に立つ羊の頭部には神聖の象徴「光輪」が描かれ、
その羊が持っている旗にはラテン語で平和を意味する“PAX”が記されています。
表裏の至る所に平和をモチーフにしたとても意味深いデザインです。
■状態
AU58
■コイン詳細
【発行年】1703年
【発行国】ドイツ ニュルンベルク
【NGC鑑定枚数】 25枚
【額面】3ダカット
【素材】金
【重量】10.45g
【直径】約35mm
【表面】PAX(平和)の旗を持ち、地球の上に立つ羊(神の子羊)
【裏面】リボンで飾られた中心に3枚の盾
【NGC鑑定】AU58
■ポイント
*希少性
”NGC鑑定枚数25枚”
鑑定済コインも僅かしかなく残存枚数からも希少性が伺えます。
ラムダカット金貨は1ダカット、2ダカットはまれに市場では見かけることができますが、3ダカットは極めて希少で滅多にお目にかかることが出来ません。また、ラムダカット金貨は大変人気が高いため、市場に出てもすぐにその姿を消してしまっています。
*状態
”NGC第4位鑑定”
上位グレードには15枚しかありません。
この時代のコインは良い状態のものが少ない中、大変希少なAU(準未使用品)評価!
約300年前のコインでありながら打刻の鮮明さ、細部に至るまでの美しさはまさに芸術品といえます。
素晴らしい状態を保持しています。
*市場性
ドイツにおけるカトリックとプロテスタントの対立が激化し、ついに勃発した三十年戦争は、ヨーロッパ全土を巻き込む壮絶な宗教戦争となりました。この戦争は、宗教的対立がもたらす悲劇的な結果を如実に示す、歴史に深く刻まれた出来事です。
その戦争の終結を迎え、平和への願いを込めてニュルンベルクで発行されたのがラムダカット金貨です。この金貨に描かれた羊のモチーフは、平和の象徴としてデザインされており、戦争の悲劇を乗り越えた人々の希望の象徴となっています。かつてヨーロッパの交易の中心地として栄えたニュルンベルクは、戦争によって破壊され、住民たちは苦難に喘ぎましたが、ラムダカット金貨はその混乱の中から生まれ、希望の光を放ちました。
美しいデザインと深い歴史的背景を持つラムダカット金貨は、単なる金貨ではなく、平和への願いが込められた芸術作品です。歴史的な出来事と「平和」という普遍的なテーマが見事に融合したそのデザインは、歴史ファンや平和を愛する人々の心を強く引きつけます。コレクターにとって、ラムダカット金貨は投資対象を超え、その時代の物語を感じられる特別な一枚として、絶大な人気を誇っています。
ラムダカット金貨は市場性が非常に高く、近年ますますその価値が上昇しています。アンティークコインを愛するコレクターなら、一枚は手に入れたいと思うほど、日本でも世界でも根強い人気を誇ります。
その人気の高さから市場からすぐに消えてしまうラムダカット金貨!
資産として、投資として、コレクションとして、
どれをとっても申し分のない 末長く所持していたい逸品です!
▼コインのストーリー
■概要
歴史的価値と美しさを兼ね備えた、珠玉の逸品!
動物コインの中でも特別な魅力を放つ貴重なラムダカット金貨です。
■神聖ローマ帝国とは
神聖ローマ帝国(Holy Roman Empire)は、中世から近世にかけて中欧を中心に存在した政治的な連合体で、現代のドイツ、オーストリア、ベルギー、オランダ、チェコ、スロバキア、スロベニア、ルクセンブルク、スイスなどの地域にまたがり、962年から1806年まで続きました。
神聖ローマ帝国の特徴の一つは、その分散した統治体制でした。帝国の皇帝は、選帝侯(Kurfürsten)と呼ばれる有力な領主たちによる選挙で選ばれていましたが、これらの選帝侯自身も帝国内の領邦を支配していました。このため、中央集権的な統治は困難で、帝国内には多くの独立した領邦や都市国家が存在していました。
各領邦や都市国家は皇帝に対して相対的な自治権を持ち、独自の法律や通貨を使用することもありました。このような制度は、帝国内での多様な文化と地域ごとの発展を促しましたが、同時に統一性の欠如という課題も生み出しました。
宗教面においては、当初カトリック教会が支配的でしたが、宗教改革期にはマルティン・ルター(Martin Luther)をはじめとする改革者たちが登場し、プロテスタント信仰が広まりました。これにより帝国内で宗教的な対立が激化し、三十年戦争(Thirty Years' War)などの宗教戦争が勃発しました。
帝国の終焉は、フランス革命とナポレオン・ボナパルトの台頭によってもたらされました。1806年、フランス皇帝ナポレオンが神聖ローマ皇帝フランツ2世を退位させたことで、神聖ローマ帝国は正式に解体され、歴史の舞台から姿を消しました。
神聖ローマ帝国は、その複雑な政治構造、多様性、宗教的対立、そして豊かな文化的遺産により、ヨーロッパ史上の重要な時代を象徴する存在です。
■三十年戦争とは
三十年戦争(1618年~1648年)は、主にドイツを中心とした神聖ローマ帝国内で展開された一連の宗教的・政治的な紛争の総称です。この戦争は、カトリックとプロテスタントの宗教対立が発端となり、ヨーロッパの多くの国々が巻き込まれる大規模な戦争へと発展しました。当初は宗教的な対立が中心でしたが、次第に領土拡大や王権強化をめぐる政治的な争いへと移行しました。
戦争は、神聖ローマ帝国のハプスブルク家とその支配に抵抗する諸勢力、ならびに周辺の強国(特にフランス、スウェーデン、デンマークなど)が関与しました。戦争は各地で熾烈な戦闘を引き起こし、多くの都市や地域が荒廃し、数百万人の犠牲者が出ました。
1648年に結ばれたウェストファリア条約によって終結し、神聖ローマ帝国の解体に向けた一歩が進み、ヨーロッパの政治地図に大きな影響を与えました。この条約は、国家主権の原則を確立し、宗教的寛容と平和の礎を築いたとされています。
■ニュルンベルクの概要
ニュルンベルクは、ドイツ連邦共和国南部に位置し、バイエルン州のミッテルフランケン行政管区に属する郡独立市。
中世から続く伝統ある、ドイツ史にとって極めて重要な都市。神聖ローマ帝国の帝国会議が最も多く開かれ、歴代の神聖ローマ皇帝が居住・滞在したニュルンベルク城を有し、神聖ローマ皇帝の正当性を証する帝国宝物(「帝国権標」、「戴冠式装束」、「帝国聖遺物」)が保管されています。
「帝国の宝石箱」「帝国都市」と呼ばれるほど文化・芸術をリードする存在となりました。
■ニュルンベルグの歴史
三十年戦争(主にドイツ”神聖ローマ帝国”を舞台として1618年から1648年にかけて戦われた宗教的・政治的諸戦争の総称)の時代、ニュルンベルク周辺の地域は長年続いた陣地戦の戦場となっていました。ニュルンベルク自体が征服されることはなかったものの、周辺地域の荒廃や、経済的な衰弱等甚大な被害が出ていました。戦後は1649年にニュルンベルクで「平和の宴」が催され、敵対していた両陣営がともに何日も祝宴を行い、平和の祝賀ムードを確かめ合った場所でもあります。
■ダカット(Ducat)とは
ダカットは、中世後期から20世紀の後半頃までヨーロッパで使用された硬貨。同時期を通じて、多様な金属で作られた様々なダカットが存在しました。
この硬貨が初めて発行されたのは、シチリア王ルッジェーロ2世統治下のプッリャ公国(公爵領)であったと考えられています。
「ダカット」という単語は中世ラテン語の"ducatus"(「公爵の」や「公爵領の」、又は「公爵の硬貨」の意。)が語源とされています。