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【MS61】1813年 イギリス ジョージ3世 ミリタリーギニー金貨

SOLD OUT

英国金貨史を締めくくる歴史的至宝!
「最後のギニー」として知られる特別な軍用発行金貨!
高鑑定品の現存数はごくわずかであり、歴史的にもコレクター的にも大変貴重な逸品です。

 

絶大な人気を誇るイギリスコインから、
特に希少性と市場性に優れた金貨のご紹介となります。

 

■デザイン
表面:ジョージ3世の肖像
銘文:GEORGIVS III DEI GRATIA(訳:神の恩寵によるジョージ3世)

 

裏面:王冠を頂いた四分割の英国王室紋章
銘文:BRITANNIARUM REX FIDEI DEFENSOR(訳:ブリタニアの王、信仰の擁護者)、HONI SOIT QUI MAL Y PENSE(訳:悪意を抱く者に災いあれ「イギリスのガーター勲章のモットー」)

 

■状態


MS61

 

■コイン詳細


【発行年】1813年
【発行国】イギリス
【額面】1ギニー
【発行枚数】約36万1473枚(戦費用に特別供給された約8万枚を含む)
【素材】金
【重量】約8.4g
【直径】約24mm
【表面】ジョージ3世の肖像
【裏面】王冠を頂いた四分割の英国王室紋章
【NGC鑑定】MS61
 

■ポイント


*希少性
”NGC鑑定枚数100枚”
1813年、ナポレオン戦争の戦費調達という特殊な目的でのみ鋳造されたこの「軍用ギニー」は、英国貨幣史においてきわめて特異な位置を占めています。この発行を最後に、約150年続いたギニー金貨の歴史は幕を閉じました。発行枚数そのものが少なかったうえ、大半が大陸へ渡って実際に流通・消費されたため、英国国内に良好な状態で残されたものはごくわずかしか存在しません。とりわけ未使用に分類されるMSグレードは、世界的にも出現例がきわめて稀であり、コレクターにとって“最後のギニー”を象徴する特別な存在といえます。その歴史的意義と希少性の高さから、現存する一枚一枚が「歴史資料としても重要な価値」を備えている逸品です。

 

*状態
”NGC第6位鑑定品”
200年以上の歳月を経た金貨でありながら、**世界的鑑定機関NGC社よりMS61(完全未使用品)**の評価を受けています。通常、この時代のコインは流通や保管の過程で摩耗や傷を免れることは稀であり、未使用品グレードに到達する個体はごく限られています。

 

本品は打刻の鮮明さに優れ、ジョージ3世の肖像は髪の毛や衣装のディテールまで力強く残され、裏面の王家の紋章も深くシャープに表現されています。また、フィールド(余白部分)には艶やかな輝きが残存しており、当時の鋳造技術の高さを今に伝えるものとなっています。

 

歴史的意義と芸術的美しさを兼ね備えた本品は、単なる収集品にとどまらず、18〜19世紀英国の歴史を映し出す「生きた証言」としても大きな価値を持つ一枚です。

 

*市場性
1813年、ナポレオン戦争の最終盤。ヨーロッパ大陸では、イギリス軍と連合軍がフランス軍と激戦を繰り広げていました。その戦費をまかなうために特別に鋳造されたのがこの「ミリタリーギニー」です。当時、現地では紙幣の信用が低く、兵士や同盟軍への支払いには金貨が不可欠でした。イギリス政府は急遽、14年ぶりに1ギニー金貨の製造を決定し、ロンドン塔の新造幣局で短期間に約36万枚を鋳造します。

 

製造を指揮したのは王立造幣局長ウィリアム・ウェルズリー=ポール卿、そして新たに導入された蒸気式プレス機は大量生産を可能にしました。この金貨は本国での流通を目的とせず、主に半島戦争の軍資金としてヨーロッパ大陸へ渡り、戦場で消費されていきます。結果として、イギリス国内に残されたものはごくわずかであり、この「ミリタリーギニー」は約150年続いたギニー金貨史の掉尾を飾る特別な発行物となりました。また、イギリス金貨コレクションにおいては 「最後のギニー」 として知られるギニーシリーズ最終年号のコインにあたり、特別視される存在です。

 

その意匠もまた魅力的です。表面には「老王」ジョージ3世の肖像が堂々と刻まれ、裏面には王家の紋章が力強く打ち出されています。蒸気機械による鋳造でありながら、ディテールは深く鮮明で、18世紀後半のスペード・ギニーから一新されたデザインは新時代を告げるかのような気品を湛えています。現存する未使用品グレードでは、肖像の髪筋や紋章の細部まで見事に残り、単なる貨幣を超えて芸術作品としての美しさを感じさせます。

 

こうした背景から、この金貨は市場においても際立った市場性を誇ります。総鋳造枚数は約36万枚とされるものの、大半は大陸で流通・消費されたため、イギリス国内に残った個体は極めて限られています。特に未使用に分類されるMSグレードは出現例が稀で、コレクターにとっては“最後のギニー”を象徴する特別な存在です。英国貨幣史において象徴的でありながら、市場ではほとんど姿を見せないことから、希少性は年を追うごとに高まり、資産的価値の面でも注目を集めています。

 

近代イギリス金貨の中でも「絶対に押さえておきたい名品」と評されるギニー金貨は、英国や英連邦諸国のコレクターだけでなく、世界中の愛好家から常に熱い視線が注がれています。高グレードのものは、欧米の主要オークションでも常に注目の的となり、活発な入札合戦が繰り広げられます。この稀代の金貨は、単なる収集品ではなく、英国王室の栄華と歴史のロマンを今に伝える、まさに「小さな美術品」と言えるでしょう。

 

その人気の高さから市場からすぐに消えてしまうギニー金貨!
今後の価格推移も大いに期待できる逸品です。
在庫があるタイミングで是非お手元のコレクションに加えていただきたい1枚になります。

 

▼コインのストーリー
 

■概要

 

英国金貨史を締めくくる歴史的至宝!

「最後のギニー」として知られる特別な軍用発行金貨!

高鑑定品の現存数はごくわずかであり、歴史的にもコレクター的にも大変貴重な逸品です。


■ジョージ3世とは

 

ジョージ3世は、ハノーヴァー朝第3代のイギリス国王として、1760年から1820年まで実に60年もの長きにわたって君臨しました。彼の治世は、イギリス史上でも類を見ないほど激動の時代でした。まず、即位直後にはヨーロッパの覇権を巡る七年戦争(フレンチ・インディアン戦争)の勝利を収め、広大な海外植民地を獲得し、大英帝国の基盤を固めました。しかし、その後はアメリカ独立戦争で植民地を失うという屈辱を経験します。さらに、フランス革命とその後のナポレオン戦争という、ヨーロッパ全体を揺るがす大動乱に直面し、フランスとの長きにわたる戦争を指揮しました。国内では、織物産業を中心に産業革命が本格的に進展し、社会と経済の構造が大きく変化していく様子を目の当たりにしています。


彼は農政改革に熱心で「ファーマー・ジョージ」の愛称で国民に親しまれましたが、晩年には精神疾患を患い、1811年からは皇太子が摂政として国政を代行しました。この1813年銘の軍用ギニーが鋳造されたのも、彼がすでに病に伏し、摂政統治下にあった時期です。コインに描かれた晩年の肖像は、彼の長い治世と、その時代の困難を乗り越えてきた威厳を物語っています。彼の死後、ギニー金貨は廃止され、イギリスの通貨システムは近代的なものへと移行していきました。ジョージ3世は、近代イギリスの礎を築いた偉大な君主の一人として、今もなお歴史にその名を残しています。


■ナポレオン戦争とは

 

ナポレオン戦争は、1803年から1815年にかけて、フランス皇帝ナポレオン1世率いるフランス帝国と、イギリスを中心とするヨーロッパ諸国の間で繰り広げられた一連の大規模な戦争です。これは、フランス革命によってヨーロッパの旧体制が揺らぎ始めたことに端を発し、旧来の王政国家と、革命後の新興大国フランスとの間で、政治的、経済的、軍事的覇権を争う壮大な戦いとなりました。


戦争は、アウステルリッツの戦いやイエナの戦いなど、ナポレオンの天才的な軍事指揮によってフランスが初期の勝利を収め、ヨーロッパ大陸のほとんどを支配下に置きました。しかし、イギリスは強大な海軍力を背景に海上封鎖を行い、ナポレオンの通商破壊政策(大陸封鎖令)に抵抗し続けました。スペインとポルトガルでの半島戦争も、フランス軍を疲弊させる要因となりました。そして、1812年のロシア遠征の失敗がナポレオンの没落を決定づけます。


この戦争は、単なる国家間の紛争にとどまらず、国民国家意識の高まりや、新たな軍事技術の発展、さらには経済システムの変革を促しました。イギリスでは、戦争遂行のために巨額の戦費が必要となり、金貨の価値が変動したり、紙幣の発行が急増したりしました。今回取り上げている1813年銘の「軍用ギニー」金貨も、このナポレオン戦争の最中、イギリス軍の現地調達費用として特別に発行されたものです。最終的に、ナポレオンは1815年のワーテルローの戦いで敗北し、戦争は終結しました。この結果、イギリスは世界最大の海洋帝国としての地位を確立し、19世紀の「パクス・ブリタニカ(イギリスの平和)」時代を迎えることになります。ナポレオン戦争は、近代ヨーロッパの政治地図を大きく塗り替え、その後の世界史の展開に決定的な影響を与えたのです。


■ギニー金貨とは

 

ギニー金貨(Guinea coin)は、17世紀から18世紀にかけてイギリスで使用された金貨です。ギニーは元々、西アフリカのギニア地域から輸入される金の名称であり、その金を用い鋳造されたことに由来しています。


最初のギニー金貨は、1663年にチャールズ2世の統治下で発行されました。この金貨は、当時のイギリスの通貨であるポンド(pound)の20分の1の価値を持ち、純金で作られていました。ギニー金貨は、豊かな商人や上流階級の人々によってよく使われ、取引や貿易の際に重要な役割を果たしました。

 

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