【MS67】1962年 ペルー 女神の坐像 100ソル金貨
ラテンアメリカ黄金期を象徴する歴史的名作!
インカ文明の太陽神を讃える、南米を代表する大人気大型コインです。
世界のコレクターが注目する「南米大型金貨シリーズ」の中でも、
特に人気・希少性・状態の三拍子が揃った貴重な金貨のご紹介になります。
■デザイン
表面:太陽をモチーフにした盾の横に座る女神の坐像
銘文:CIEN SOLOS ORO GRS.42.1264 DE ORO FINO LIBER TAD 1962
裏面:ペルー共和国の国章
銘文:PESOS : GRS. 46.8071 - REPUBLICA PERUANA - NUEVEDECIMOSFINO LIMA
※ペルーの国章:盾の左上には明るい青の地に国を代表する動物であるビクーニャ(リャマ科の動物)を表し、右上には白地に国花であるカンツゥータ、盾の下部には豊穣の角から溢れだす金貨(豊富な地下資源を象徴)が描かれています。
■状態
MS67
■コイン詳細
【発行年】1962年
【鋳造地】ペルー・リマ造幣局
【額面】100ソル
【発行枚数】9,678枚
【素材】金
【重量】約46.8g
【直径】37mm
【表面】太陽をモチーフにした盾の横に座る女神の坐像
【裏面】ペルー共和国の国章
【NGC鑑定】MS67
■ポイント
*希少性
“NGC鑑定枚数192枚”
本シリーズは、戦後ペルー政府が外貨獲得を目的として発行した輸出向けの地金型金貨であり、一般流通を想定していない特別仕様の発行でした。なかでも1962年銘は発行枚数わずか”9,678枚”と、同時期に製造された他国の大型金貨と比べても決して多くはなく、限られた数量のみが鋳造されています。
発行から約60年を経た現在、ハイグレード品の現存数はごく僅かで、市場での流通例も極めて限られています。さらに近年は中南米金貨の現存数が年々減少傾向にあるなか、本シリーズは「南米大型金貨の金字塔」としてグローバル市場で存在感を強めており、実物を目にできる機会そのものが稀少となりつつあります。
*状態
”NGC第4位鑑定”
①MS69:1枚
②MS68:2枚
③MS67+:2枚
④MS67:20枚(本品)
上位グレード品はわずか5枚のみ!
本コインは、未使用品を示すMS(Mint State)グレードの中でも最上位に近い「MS67」と評価されており、約60年前の大型金貨としては傷や摩耗がほとんど見られない、極めて良好な保存状態を誇ります。発行当時の荘厳な美しさを今に留めるこの一枚は、長年にわたり丁寧に保管されてきた証であり、コレクションとしての価値を一層引き立てる逸品です。
*市場性
ペルー政府が外貨獲得を目的に発行した「100ソル金貨」は、精巧な仕上がりを持つ地金型金貨として誕生しました。発行当時のペルーはラテンアメリカ経済が大きく成長していた時期で、国際市場での信用向上と通貨安定が強く求められていました。その中で登場したこの金貨は、国内外で高く評価され、実際に通貨として流通した歴史を持ちます。1950〜1970年に発行されたシリーズの中には、わずか100枚という極端に少ない年号もあり、文化的・歴史的価値を併せ持つ象徴的な存在となっています。発行から60年あまりが過ぎた現在でも、当時の熱気や“ラテンアメリカ黄金期”の息吹を感じさせる逸話性は色褪せません。
表面には力強さと優雅さを備えた女神の坐像、裏面には整然と配置されたペルー国章を刻む精緻なデザインが特徴です。その完成度の高さから「第二の雲上の女神」と称され、世界的に名高い雲上の女神金貨に並ぶ美しさを誇ります。光沢のある表面と立体的なレリーフが生み出す重厚感は圧倒的で、約47グラム・直径37mmという大型サイズが視覚的な存在感をさらに引き立てています。その優美さと希少性は世界中のコレクターや投資家を魅了し続けています。
発行枚数は9,678枚のみ。特にMS以上の高グレード品となると現存数はごくわずかで、年々入手が難しくなっている状況です。芸術性と希少性に加え、大型金貨ならではの重量感は資産価値を押し上げ、近年の金価格上昇も追い風となっています。実際、2020年以降は年代を問わず3〜6倍の価格上昇を記録しており、市場での注目度は高まる一方です。
歴史的背景、美術的完成度、希少性、そして資産価値という四つの魅力を兼ね備えた「ペルー 女神の坐像 100ソル金貨」は、単なるコレクションに留まらず、時代を象徴する価値を宿した特別な一枚です。安全資産としても魅力があり、手にしたときの満足感は計り知れません。
その人気の高さから市場からすぐに消えてしまう希少金貨です!
在庫があるタイミングで是非お手元のコレクションに加えていただきたい逸品になります。
▼コインのストーリー
■概要
ラテンアメリカ黄金期を象徴する歴史的名作!
インカ文明の太陽神を讃える、南米を代表する大人気大型金貨です。
■ペルーについて
南米大陸の太平洋側に位置するペルーは、壮大な自然景観と豊かな歴史、そして多様性に富む文化が融合した魅力的な国です。国土は海岸砂漠地帯の「コスタ」、アンデス山脈が縦断する高山地帯の「シエラ」、アマゾン熱帯雨林を含む「セルバ」の三つの地理的地域に大別され、それぞれが独自の生態系とライフスタイルを育んでいます。特に世界遺産に登録されているマチュ・ピチュは、15世紀に栄えたインカ帝国の空中都市遺跡として世界的に有名であり、その精巧な石組みと神秘的な景観は訪れる人々を圧倒します。インカ文明の首都であったクスコもまた、当時の石壁の上にスペイン植民地時代の建築物が融合した独特の景観を持ち、文化的な深さを感じさせます。
ペルーの食文化は世界でもトップクラスと評価されており、海産物を用いたセビチェや、アンデス原産のジャガイモなどの食材を活かした料理が非常に豊富です。多文化の交流を経て独自の進化を遂げた「クレオール料理」は、その独創性から国際的な注目を集めています。
また、アルパカやリャマといった動物が生息するアンデス高地は、色彩豊かな織物や伝統工芸品の産地としても知られています。スペイン語が公用語ですが、ケチュア語やアイマラ語といった先住民の言語も広く話されており、多層的な文化が息づいています。現代のペルーは、経済成長を続けながらも、古代文明の遺産と自然の美しさを大切に守り続けている、南米の至宝とも言える国です。
■ペルーの時代背景
1950年代のペルーは、国内外の複雑な要因が交錯し、社会、経済、政治の各面で大きな転換期を迎えていました。
この時期、ペルーはマヌエル・オドリア大統領(1948-1956年)による軍事政権、通称「オドリア体制」の下にありました。オドリア政権は、政治的な反対勢力を厳しく弾圧する一方で、社会の安定と経済の近代化を推し進めました。特に、鉱業と漁業の分野で外国資本の導入を積極的に行い、輸出主導の経済成長を達成しました。
この経済的繁栄は、首都リマへの人口集中を加速させ、地方からの大規模な国内移住を引き起こしました。アンデス高地や地方の貧しい農村から人々が職を求めて都市へ流入した結果、リマの周辺にはバリオス・アルトス(スラム街)が拡大し、都市における社会問題が顕在化し始めました。
外交面では、冷戦の影響を受け、アメリカ合衆国との関係を強化し、共産主義的な影響力の排除に努めました。社会的には、中産階級の台頭が見られましたが、経済成長の恩恵は限定的であり、貧富の差は拡大する傾向にありました。オドリア政権は、公共事業や社会保障プログラムの実施を通じて大衆的な支持も集めましたが、その権威主義的な統治手法と汚職の噂は、知識人や学生層からの批判の的となりました。
1956年の民主的な選挙による民政移管は一時的な解放感をもたらしましたが、都市化の波と経済格差の拡大という根本的な問題は残されたままであり、後の数十年にわたるペルーの政治的・社会的な不安定さの土壌を形成した時代と言えます。





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