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【MS63】1830年 フランス シャルル10世 40フラン金貨

SOLD OUT
入手困難!
世界市場で抜群の人気を誇るフランスコイン。
ブルボン朝最後の国王が描かれた希少な上位鑑定品。

鉄板の人気を誇るフランスコインの中でも、
特に状態と市場性に優れた金貨のご紹介となります。

■デザイン

表面:シャルル10世の右向きの肖像
銘文:CHARLES X ROI DE FRANCE

裏面:オリーブの木に包まれた盾の上に王冠
銘文:40 F 1830 A

■状態

 MS 63

■コイン詳細

【発行年】1830年
【鋳造地】パリ
【NGC鑑定枚数】237枚
【素材】金
【重量】約12.9g
【直径】約26mm
【表面】シャルル10世の右向きの肖像
【裏面】オリーブの木に包まれた盾の上に王冠
【刻印師】Auguste-François Michaut
【NGC鑑定】MS 63

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数237枚!
シャルル10世の在位期間は7年と短く、その為発行年数はわずか6年間のみとなっています。
またこの時代のフランスコインは状態の良いものが極端に少なく、高鑑定品はなかなかお目にかかることはできません。

*状態
NGC第四位鑑定品
この上には8枚しかありません。
約200年前のコインでMS(完全未使用品)評価と抜群の状態を保持しています。

*市場性
フランスコインは芸術性の高さから世界中のコレクターから非常に人気が高く、市場性も抜群!

さらに本品に描かれているシャルル10世はフランス革命やナポレオン時代という激動の時代を生き抜いた国王であり、また在位期間の短さも相まってコレクターから非常に高い人気を誇っています。

”大人気のフランス金貨”×”希少なハイグレード品”
という組み合わせは世界中のコレクターから注目を集める逸品になります。

根強い人気は当然の事、今後の価格推移が大いに期待できる金貨です。
お手ごろな価格のうちにコレクションし今後の値動きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

▼コインのストーリー

■概要

鉄板の人気を誇るフランスコイン!
歴史的背景も魅力的な抜群の状態を誇る希少金貨です。

■フランスの時代背景

この時代のフランスは、フランス革命、ナポレオン時代、そして復古王政期を経て、政治的に不安定な状況にありました。1824年にシャルル10世が国王として即位し、フランスは復古王政期に入りました。彼の統治は保守的な政策を進め、封建制度の回復やカトリック教会の特権の復活を試みましたが、これらの政策は多くの市民に反感を抱かせてしまいました。

1830年7月には、七月革命(July Revolution)が勃発し、市民不満が爆発しました。革命の中心的な要因は、シャルル10世の政策に対する反感と、国内の経済的・社会的不平等に対する不満でした。革命の結果、シャルル10世は退位させられ、甥のルイ・フィリップがフランスの新しい国王として即位し、七月王政(July Monarchy)が始まりました。

この革命によって、フランスは立憲君主制への移行が実現し、市民社会の発展が促進されました。ルイ・フィリップは「ブルジョワの国王」として知られ、立憲的な政治体制を確立し、自由主義的な改革を進めました。しかし、彼もまた市民の期待に応え切れず、1848年の2月革命(February Revolution)で退位し、第二共和政が始まることとなります。

この時期のフランスは、政治的な不安定さと社会的な変革の渦中にあり、さまざまな政治的出来事が続いた激動の時代でした。

■シャルル10世とは

シャルル10世(Charles X)は、フランスのブルボン朝最後の国王。彼は1757年に生まれ、在位期間は1824年から1830年までの短い期間でした。

シャルル10世はフランス国王ルイ16世の弟で、生まれ育った時代はフランス革命の波乱の時代でした。彼は革命とナポレオン時代を生き抜き、ブルボン家の復権を経て、フランス国王に即位しました。彼はブルボン家の伝統に厚い信念を抱いており、フランスの社会的な変革に対して保守的な立場をとりました。

シャルル10世の統治期間は、復古王政期(Restoration)として知られ、彼は封建制度の回復やカトリック教会の特権の復活など、保守的な政策を推進しました。しかし、これらの政策は時代遅れであり、多くのフランス市民、特に中産階級や自由主義者からの反感を買いました。シャルル10世の統治は、政治的な対立と社会的不安定さを引き起こしてしまいました。

1830年には、7月革命が勃発し、シャルル10世は国内の不安定状況に直面しました。最終的に、彼は退位を余儀なくされ、甥のルイ・フィリップが新しい国王となり、七月王政が始まりました。シャルル10世は国外に亡命し、イギリスで余生を過ごしました。

シャルル10世の統治は、フランスの政治的転換の一部として重要な意味を持っていました。

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