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【MS62】1802年 ポルトガル領ブラジル マリア1世 4000レイス 金貨

SOLD OUT
世界のコレクターも大注目!
鑑定枚数わずか8枚のレアコイン!

近年注目度の高いポルトガルコインから、
特に希少性と状態に優れた金貨のご紹介になります。

■デザイン

表面:ポルトガル王国の国章
銘文:MARIA . I . D .G . PORTUG . REGINA

裏面:装飾の中心に十字
銘文:ET . BRASILIÆ . DOMINA . ANNO

■状態

MS62

■コイン詳細

【発行年】1802年
【鋳造地】バイーア
【額面】4000レイス
【素材】金
【重量】約8.0g
【直径】約27mm
【表面】ポルトガル王国の国章
【裏面】装飾の中心に十字
【NGC鑑定】MS62

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数8枚!
鑑定済コインも僅かしかなく残存枚数からも特筆すべき希少性が伺えます。

*状態
NGC第3位鑑定
この上にはわずかに2枚しかありません。
約200年以上前のコインでありながら素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
ポルトガルコインは芸術性の高さや希少性も相まって世界のコレクターから非常に高い注目を集めています。
そのため近年の価格上昇も著しく、今後も非常に高い伸びしろ、上昇率が期待されています。

お求めやすい価格でありながら、その価値の成長に期待の膨らむレアコイン!
お手ごろな価格のうちにぜひコレクションしていただきたい1枚です。

▼コインのストーリー

■概要

今大注目のブラジルコイン!
マリア1世統治下のブラジル独立前に作成された希少な1枚です。

■ブラジルの時代背景

この時代のブラジルは、植民地時代から独立への移行期であり、重要な歴史的変化が進行していました。

この時期のブラジルは、ポルトガルの植民地であり、主要な産業はサトウキビの栽培と砂糖生産でした。しかし、この砂糖プランテーションは奴隷制に大きく依存しており、何百万ものアフリカ人奴隷が非人道的な労働条件下に苦しんでいました。

1807年には、ナポレオンの軍隊によってポルトガルが占領され、ポルトガル王室がブラジルに逃れ、リオデジャネイロに移住。これにより、リオデジャネイロの地位が一層高まることになりました。

1815年には、ポルトガルはブラジルを含むリオデジャネイロを中心にブラジル王国を設立しています。これにより、ブラジルは名実共に独立した王国として扱われるようになりましたが、実際にはポルトガルの植民地であることには変わりありませんでした。

しかし、1821年にポルトガルの憲法制定議会がブラジルを再び植民地として扱おうとしたことが、ブラジル独立への動きを加速させました。ブラジルのエリート層や指導者たちはこれに反発し、独立の運動が本格化していきます。

そして、1822年9月7日には、ブラジルの指導者であるドン・ペドロがポルトガルからの完全な独立を宣言し、ブラジル帝国の初代皇帝として即位しました。これにより、ブラジルは事実上独立国家としての地位を確立したのです。

ブラジルの1800年頃は、政治的転換期であり、自立への道を歩み始めた重要な時期でした。その後の時代では、奴隷制度の廃止や社会・経済の変革など、さまざまな変革が行われることとなりました。これらの歴史的変化が、ブラジルが現在の多様で魅力的な国家へと成長する過程に大きく影響を与えました。

■マリア1世とは

マリア1世(在位:1777年 - 1816年)は、ポルトガルとブラジル、アルガルヴェ連合王国の女王。彼女は1757年に生まれ、1777年から1816年までポルトガルとその植民地であるブラジルの女王として統治しました。

マリア1世は、ポルトガル王室の一員として生まれ、幼い頃から教育を受け、芸術と文化への関心が深かったとされています。しかし、彼女の統治時代は家族の内紛や政治的な混乱に見舞われました。

彼女の統治時代の重要な出来事の一つは、アメリカ独立戦争の影響を受けて、ブラジルの植民地が商業や経済の面で重要性を増していったことです。また、フランス革命などのヨーロッパでの出来事も彼女の統治に影響を及ぼしました。

マリア1世は、熱心なカトリック信者であり、カトリック教会の影響力を保護しようとしました。彼女は一方で、啓蒙思想の影響も受け、教育や文化の振興にも努めました。

しかし、彼女の晩年には精神的な不安定さが増し、統治能力が低下していきました。これにより、息子のジョアン6世が摂政として実権を握るようになりました。

1816年、マリア1世は亡くなり、ジョアン6世が正式に王位を継承しました。彼女の死後も、彼女の統治時代の影響はポルトガルとブラジルの歴史に残りました。

マリア1世は、ブラジルの歴史において植民地時代の重要な一節を担った女王であり、彼女の時代はその後の歴史にも大きな影響を与えたと言えます。

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