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【Ch AU 5/5 4/5】363年?423年 古代西ローマ帝国 ホノリウス帝 ソリダス金貨

SOLD OUT
古代ローマの芸術遺産!
世界中のコレクターに愛される貴重なソリダス金貨!

1600年の歴史を刻んだ、アンティークコインの中でも抜群の人気を誇る金貨です。
特に状態が良く、市場での評価も高い古代コインのご紹介になります。

■デザイン

表面:右手に槍を持ち、胸甲をつけたホノリウス帝の胸像
銘文:DN HONORI-VS PF AVG

裏面:左手を伸ばして勝利の女神(ギリシャ神話の女神ニケ)を持つコンスタンティノープル
銘文:CONCORDI-A AVGG A CONOB

【女神ニケ】ギリシア神話に登場する勝利の女神。ローマ神話ではウィクトーリア (Victōria) と同一視される。
英語ではナイキ(Nike)と発音され、スポーツ用品メーカー「ナイキ」の社名はこの女神に由来しています。

■状態

Ch AU Strike: 5/5 Surface: 4/5

■コイン詳細

【発行年】363年?423年
【発行国】西ローマ帝国
【額面】 ソリダス
【素材】金
【重量】4.41g
【直径】21mm
【表面】右手に槍を持ち、胸甲をつけたホノリウス帝の胸像
【裏面】左手を伸ばして勝利の女神(ギリシャ神話の女神ニケ)を持つコンスタンティノープル
【NGC鑑定】Ch AU Strike: 5/5 Surface: 4/5

■ポイント

*希少性
この時代のローマ帝国金貨は比較的残存枚数は多いものの、状態が優れているものは少なく、ハイグレード鑑定はとても貴重な金貨となります。
しかも保有されている方が中々手放さないので、市場に出回りづらいコインとしても有名です。

*状態
・Strike(打刻)は満点!最高評価!
・Surface(表面)は、4とこちらも高評価!
・グレード: Ch AU(準未使用品)!
※「Ch」はChoiceの略号で、 AU(準未使用品)グレードの中でも特に状態の良いものに対して付与されます。
さらに古代コインによくあるマイナス評価の鑑定は一切ございません。
素晴らしい状態を保持しています。

MSにこだわる方も多いですが、ここも古代ならではのポイントです!

古代コインでは「Ch AU」のグレードの位置付けは
AU<Ch AU<MS 
となります。

MSでも見た目のバランス(StrikeやSurface)が悪い場合は、
Ch AUでバランスの良いコインの方が高値で取引されております。

*市場性
1600年以上の歴史を持つソリダス金貨は、古代ローマ帝国の栄光を今に伝える貴重な歴史遺産です。その美しいデザインから、古くから多くの人々を魅了してきました。
近年では、その価値がさらに上昇傾向にあり、ますます注目を集める貴重な逸品となっています。

・歴史的価値がある古代コイン
・貴重なハイグレード品
この条件を有したコインは世界中のコレクターから熱烈に愛されます。

抜群の将来性を誇る古代ローマ帝国金貨!
在庫があるタイミングで是非お手元のコレクションに加えていただきたい逸品になります。

▼コインのストーリー

■概要

世界市場で抜群の人気を誇る古代ローマコイン!
世界中のコレクターを魅了し続ける貴重なソリダス金貨です。

■西ローマ帝国とは

西ローマ帝国は、395年のローマ帝国東西分立から476年の滅亡まで、約80年間存在した帝国です。首都はローマ(後にミラノ、ラヴェンナ)に置かれ、イタリア半島を中心に西ヨーロッパの大部分を支配しました。

繁栄期には、古代ローマ帝国の文化や政治制度を受け継ぎ、法整備や都市建設などを通して文明の発展に貢献しました。しかし、ゲルマン民族の侵入や経済的困難などの問題を抱え、次第に弱体化していきます。

4世紀後半からは、ゲルマン民族の侵入が本格化し、西ゴート族、ヴァンダル族、フン族などが西ローマ帝国領内に侵入し、各地を略奪・占領しました。皇帝たちはゲルマン人傭兵を雇って防衛を試みましたが、国土は縮小し、財政は逼迫していきます。

経済的にも、農業生産の減少、商業活動の停滞、インフレなど深刻な問題が続きました。重税に加え、ゲルマン民族への貢納金も負担となり、国民の不満は高まっていました。

476年、ゲルマン人傭兵隊長オドアケルによって幼帝ロムルス・アウグストゥルスが廃位され、西ローマ帝国は滅亡しました。

西ローマ帝国の滅亡は、古代ローマ時代の終焉と中世ヨーロッパの始まりを象徴する出来事となりました。その短い歴史の中で、西ローマ帝国はヨーロッパ社会に大きな影響を与え、その後の文明の発展に礎を築いたと言えるでしょう。

■ホノリウス帝とは

ホノリウス帝(384年? 423年)は、西ローマ帝国の皇帝であり、395年から423年まで統治しました。ホノリウスはテオドシウス1世の息子であり、東ローマ帝国の皇帝アルカディウスの弟です。彼の治世は、ローマ帝国の西半分が急速に衰退し、混乱と外部からの侵略に悩まされた時期でした。

ホノリウスの治世中、最も有名な出来事の一つは、410年に西ゴート族のアラリック1世によるローマ市の略奪です。この出来事は、ローマ帝国の衰退の象徴として広く認識されています。ホノリウス自身は当時、帝国の首都をローマからより安全なラヴェンナに移していました。

ホノリウスは若年で皇帝に即位し、実質的な権力は彼の摂政であったスティリコ将軍に握られていました。スティリコは優れた軍事指導者であり、ホノリウスの治世初期には何度か外敵の侵入を防ぎましたが、408年に陰謀により処刑されました。スティリコの死後、西ローマ帝国の防衛は急速に弱体化し、内部の反乱や外部からの侵略が頻発するようになりました。

ホノリウスの治世は、西ローマ帝国の終焉に向かう過程の一部として重要な時期を象徴しています。彼の統治期間中に帝国は経済的、軍事的、政治的に多くの困難に直面し、それが最終的に西ローマ帝国の滅亡へとつながりました。

■ソリダス金貨とは

ソリダス金貨は、4世紀のローマ皇帝コンスタンティヌス1世の時代にローマ帝国と東ローマ帝国で鋳造された高純度の金貨で、東ローマ帝国では「ノミスマ」と呼ばれました。

11世紀まで高純度を維持し、「中世のドル」として広く流通しました。この貨幣は中世フランスのソル、中世イタリアのソルド、中世スペインのスエルドの由来となり、現在のペルーでもヌエボ・ソルという通貨名に影響を与えています。また、ドル記号$の由来ともされています。

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